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プラ素材

プラ素材(プラそざい)とはプラスチックでつくられた模型用素材の総称。

概要

プラ素材はプラモデルと同じポリスチレン製の棒状または薄板状の工作用素材で、アクリル樹脂や塩化ビニールと異なり、プラモデル用の接着剤で簡単に接着でき、切削加工も容易なのが特徴である。日本国内では、模型メーカーのタミヤがプラモデルの改造用に発売したプラ板とプラ棒が一般的であるが、断面の形状やサイズの種類が豊富なアメリカのエバーグリーンおよびプラストラクト製のものや、プラ板が加熱により収縮することを利用したプラ板遊び用の商品も入手が可能である。

プラモデルが一般化するに従って、モデラーは実物に更に近づけたり、モデル化されていないタイプを作るためにプラモデルの改造を行なうようになった。当初は使用できる素材は限られており、小さな部品はプラモデル製作で余剰となるランナーを加工して作ることができたが、大きな部品に使用できるのは木材だけだった。しかし、木材はプラスチックと全く異なる表面仕上げを必要とし、プラスチックとの接着も難しかったため、木材を用いてプラモデルの改造を行うには高い技術と経験を必要とした。そこで、より手軽に改造を行えるようにするため、当時多くの戦車キットを発売し、情報誌上で改造記事を連載していたタミヤが発売したのがプラ板とプラ棒である。これらはプラモデルと同じ素材で作られていたため接着や塗装も容易であり、以後プラモデルの改造やスクラッチビルドを行う際の必需品となった。販売が長期にわたるにつれプラ板を模型以外に用いることも増え、近年では手軽に入手できる工作用素材として使用されている。エバーグリーンやプラストラクトの製品はタミヤ製ほど入手は容易ではないが、断面形状やサイズの種類が多く、実物の形状を忠実に再現できるため建築模型や鉄道模型でも広く使用されている。

商品

・プラ板:素材はスチロール樹脂(ポリスチレン)。タミヤの商品名はプラバン。白色と透明があり数種類の厚さがある。タミヤのものはB4判が主だが、エバーグリーンのものは厚さと幅で多種に分かれており、筋彫りが施されたものもある。またタミヤは情景用の底板などに用いるスチレンボードも販売している。タミヤから発売されているものは以下のとおり。またかつては0.14mm及び0.27mmのプラペーパーなる商品も存在した。
・プラバン
白色 各B4判 0.3mm 0.5mm 1.0mm 1.2mm 1.5mm 2.0mm
透明 各B4判 0.2mm 0.4mm 1.7mm
・プラボード
白色 各B4判 2mm 3mm
・スチレンボード
白色 各B4判 3mm 5mm
・プラ棒:プラスチックの棒。白色であり数種類の太さがある。タミヤのものは5mmが上限。丸棒と角棒がある。
プラパイプ:プラスチックのパイプ。透明であり数種類の太さがある。前述のプラ棒の太さに内径が合わせてあるので、組み合わせることが可能。
・その他:エバーグリーンやプラストラクトには角パイプや断面がL字形、H字形など形鋼を模した形状のものもある。タミヤも2011年後半に断面がH形、L形、コ形のプラ材を発売した。タミヤのものは板厚が1mmに統一されているのが特徴で、形鋼とはプロポーションが異なっている。

活用法

模型そのものの改造や破損部品の修理、情景用のテクスチュア製作などに用いる。組み立てキットが販売されていないアイテムを製作するスクラッチビルドの素材ともなる。プラ板のみでアクセサリーをつくる、透明プラ板で模型の窓を再現する、など活用法は数多い。

また、これら素材は熱加工が容易であり、POPやファンシーグッズなどを自作するための素材として使われる事もある。プラ板遊びは子供たちの間で定番の遊びとなっており、専用のプラ板セットも売られている。また、過去において模型改造が多くの子供達に親しまれていた点と単に素材として使う需要のために、タミヤのプラ板やプラ棒は文房具店で販売される事も多い。
[Wikipediaから引用]