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デコイNo22

デコイNo22は、1991年〜2006年にアホウドリ増殖事業の一環として伊豆諸島の鳥島(東京都)の初寝崎に設置された雌のアホウドリの模型(デコイ)。バードカービングの第一人者である内山春雄が木型を作り、京都の西尾製作所で作成された100体あまりのデコイの1つ。

概要

特定のアホウドリがこのデコイに対して9年間愛の巣作りと求愛ダンスを繰り返していた事で知られる。この個体はデコイに求愛していたことから「デコちゃん」と名付けられた。雌のアホウドリのデコイは他にも92体存在したが、デコちゃんが選ぶのは常にデコイNo22だった。また、別の雄アホウドリがデコイNo22に近付いて求愛ダンスした時には威嚇することもあったという。デコちゃんは,抜け落ちた羽根のDNA鑑定から,鳥島生まれではなく,尖閣諸島生まれの個体であることが分かっている.

デコイによる新繁殖地形成計画が成功裏に終わったため、2006年秋シーズンからはすべてのデコイの設置を中止することになり,デコイNo22を含むデコイが撤去された。アホウドリは一夫一婦制で、一度つがいになると死ぬまで相手を替えないため、「連れ合い」を失ったデコちゃんが今後どのような行動を取るのか、興味がもたれた。

2006年11月から12月に行われた繁殖状況調査にてデコちゃんが雌アホウドリとつがいになっているのが確認された。その様子は2007年4月19日「午後は○○おもいッきりテレビ」にて放送された。その後、そのメスとの間でツガイ形成、ヒナ誕生、給餌行動等が確認された(2008年2月)。

今後、鳥島に設置されていたデコイの一部は、小笠原群島の聟島で行われるアホウドリの「コロニー誘導事業」で再利用される予定だが、デコイNo22が選ばれるかどうかは不明。

[Wikipediaから引用]