模型付きマガジン・特選商品を買うなら、ホビー好きが集まる、ホビコム by デアゴスティーニ

ワイルドワン (タミヤ)

ワイルドワンは、田宮模型(現・タミヤ)が生産していた1/10スケールの電動ラジコンバギー。発売は1985年、当時のキット価格は13,800円。

概要

アタックバギーのコンポーネンツをベースとしながら、競技用途を意識したアップデートがなされており、シャーシを黒色、ロールケージ部分を赤色の成型色としたABS樹脂とし、ボディカウルおよびルーフパネルをポリカーボネート製に、サスペンションは前後ともフルトレーリングアーム独立懸架ながらこれに本格的なコイルオーバースプリングを持つオイルダンパーを装備(但しフロントにはホーネット、リアにはマイティフロッグ(厳密には外観が異なるが、構造はほぼ同一)に用いられていた物を流用)していた。タイヤは大径かつロープロファイルで、フロントにリブパターン、リアにはホットショットの後輪で、これを1ピース構造のホイールに組み合わせていた。駆動方式はモーターを車体最後部に配し後輪を駆動するRR方式とされた。

このように本格的なオイルダンパーを採用していたものの、前後サスペンションはフロントのトー角を除いて一切アライメントの調整が出来ず、またオイルダンパーも設計の古さからセッティング範囲が狭く、リアのドライブシャフトも耐久性に乏し(マイティフロッグの物をそのまま流用していた)かったりといささか熟成不足な感は否めず、直後に登場したフォックスに一座を明け渡す形となった。なお、パイプフレーム構造のボディ、および前後トレーリングアーム独立懸架のサスペンションを持つ最後のモデルでもあった。

メカニズム

全備重量: ‐(コントロール装置、バッテリーを含む)
シャシ:ABS樹脂製バスタブモノコック構造
フロントサスペンション:フルトレーリングアーム独立懸架、オイルダンパー(コイルオーバー)装備
リヤサスペンション:フルトレーリングアーム独立懸架、オイルダンパー(コイルオーバー)装備
フロントタイヤ/ホイール:中空ラバー、リブパターン/1ピース構造
リアタイヤ/ホイール:中空ラバー、スタッドブロックパターン/1ピース構造
駆動方式:2WD、後輪駆動
モーター:付属マブチ製RS-540S搭載
ギアレシオ:‐
デファレンシャルギア:3べベルタイプ
搭載バッテリー(別売り):タミヤカドニカ7.2V(通称ラクダ型)、6Vも使用可、搭載方向:横置き
ボディ:ポリカーボネート製、ピアノ線クリップ1点/フック固定式、インナーボディ装備、トラス構造フレーム

備考

前後サスペンションにオイルダンパーを配したのはバギーチャンプが最初であるが、単純な構造ゆえ信頼性が低かった(後の復刻版では改良版を搭載)。
そのリアリティある造形から当時所持していたユーザーやスケール志向派のマニアに根強い人気がある。
2012年7月に「ワイルドワンオフローダー」として復刻が決定した。ベース車のアタックバギー同様ESC専用モデルとなる。

[Wikipediaから引用]