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メタルキャストキット(Metalcastkit)

概要

ホワイトメタルと呼ばれる、錫や鉛、アンチモン、ビスマスを主体とした低融点の合金を、耐熱性シリコーンゴム型などに注型(鋳造)して生産されるキット。硬化時間が短く、レジンキャストとは違い、鋳込みに失敗した材料を再利用できる。発泡は少なく、複雑な形状でも、単純な遠心成形で欠損のない成形品が得られ易い。レジンキャストと同様、ゴム型は熱により消耗し大量生産には向かない。金属を材料としているため、接着と塗装は多少難しい。金属の鋳造法には石膏型を用いるロストワックスや、金型を用いるダイカストなどもある。ロストワックスはホワイトメタルより強度の高い真鍮などによる精密鋳造が可能で、強度と精密さが必要な部品などに使用される。ダイカストは大量生産に向いた方法であり、ミニカーなどの玩具に用いられることが多い。

欧米では古い時代から、いわゆる「鉛の兵隊」としてホワイトメタル製の兵隊人形が作られていた。また、ウォーゲームのコマとして各種フィギュアのほか、1/1200ないし1/1250の艦船や1/285の軍用車両等の小型の模型が作られていた。より大型のホワイトメタル製フルモデルとして、1/43の自動車や1/76の軍用車両、1/700の艦船などのキットも作られている。ファンタジー系のゲーム用にドラゴンやロボット、宇宙船なども作られている。連結式のキャタピラなどのディテールアップ用パーツもある。メタルフィギュアは個人や家内工業的な小メーカーで作られるケースも多く、文字通りガレージで生産すること可能で、ガレージキットのルーツの一つと言える。日本ではダイカスト製の玩具は作られていたが、ホワイトメタル製のフィギュアなどは殆ど作られていなかったため、ホワイトメタル製のガレージキットも多くはない。ガレージキット黎明期にゼネラルプロダクツなどからキットが発売されていた後は、ツクダホビーから一時期出ていたスターウォーズ関連などのキットや、トキホビーなどの1/144航空機、ピットロードなどの1/700キットやパーツなどが主なものである。ただし、鉄道模型や船舶模型の分野では、ホワイトメタルや、ロストワックスによるアクセサリーパーツなどが、ガレージキットという言葉が生まれる以前から日本でも盛んに作られている。
[Wikipediaから引用]