バンノックバーンのスコットランド騎士の製作(塗装Ⅰ)
2013/07/04 11:48
※:UnderCoatの塗装(1)
接着剤が充分強度を発する時間が経過しましたら下塗を施しますが、メタルの場合は直接下塗を行いますと乾燥後にポロ!と言う事になりますので、剥がれ防止に「メタル・プライマー」と呼ばれるものを下塗の下地として全体に塗ります。
メタル・プライマーにはメーカーによって色も違えば種類にも違いが有りますが、色で言えば「クリアー」「グレー」「赤鉄色」の3種で、グンゼの「Mr METAL PRIMER」は「クリアー」、フローキュルのメタルプライマーは「グレー」、ポーリSは「赤鉄色」をしています。
グンゼの「クリアー」は透明のために実際に塗り乾燥すると未済・既済が良く判らず正直余りお勧めできません。
又、ポーリSの「赤鉄色」は茶色の勝った赤で、薄い色の下塗の場合にプライマーの色を消す事が出来ませんので之もお勧めできません。
一番のお勧めは「グレー」ですが、フローキュルは個人輸入でしか入手できないと思いますので、グンゼの「サフェサー1000」をお勧めします。又、サフェサー・ホワイトを使用するのもお勧めです。
今回は鎧を着用していますので、メタルは磨くとシルバーに光る特性を活かして兜・刀身・膝頭甲等は塗装せずにニードルで磨いて光沢を出す方法を使用して金属感を出したいと思います。
ただし、ゴールド部分は塗装により表現しますので、メタルプライマーをかけておきます。
又、プライマーには「アクリル系」「水性系」の2種類がありますが、グンゼはアクリル系、フローキュル、ポーリSは「水性」です。
サーフェサー1000をプライマー代わりに磨き仕上げを行う部分以外を塗装しましたら、充分に乾燥させて下塗を行う準備をします。
今回は塗装説明書に沿って塗装しますので塗装説明書の指定色で下塗(アクリル樹脂を使用)を行いますが、自分なりに塗装したい場合は下塗もそれに沿って下塗を行います。
メタルフィギュアは90ミリ位が一般的なスケールですが、120ミリはかなりの大きさが有りますから下塗を行う場合に出来るだけムラが出ないように注意します。
下塗が完成しましたらいよいよ油絵具で仕上げ塗装に入る準備が完了となります。
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コメント2件
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papa7159 様
いつも高評価のコメント有り難う御座います。
2年ほどコンピュータの専門学校で教壇に立っていましたのと、歴史原稿を書いていますことから説明不十分は理解不足を招きますので、追々細かな事まで書きすぎまして文字数オーバーになる事が多く確認画面で文字オーバーが出る困ったちゃんです。
なにか記述方法を変える必要があるかも知れません。
07月04日 13:09 | このコメントを違反報告する
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