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豊臣秀吉の差料の製作(組立・改修Ⅳ)

2013/10/05 21:04

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  ブラボーとは

縁・頭の金具の塗装が乾燥したら柄に嵌めて接続具合を確認し、問題が無ければ柄巻にかかります。
捲き始めは挿し表から始めるようにして、左右の紐を捻るようにして捲いてゆきますが、真剣の柄の場合は捻って捲いたときに出来る三角の下に揉み和紙を畳んで三角に切ったものを挟み込んでゆきますがこのサイズでは手間がかかりますので必要は無いかと思います。
又柄糸にはクスネ(松脂)を塗って糸が滑らないようにしていますが、模型の場合は所々で接着すると奇麗な菱の状態を保つことが出来ます。
今回は10年ぶりなので全てに流し込み接着剤を入れて弛まないように留めてあります。
柄巻を行う際には左右の糸を交互にして捻って捲く事が重要です。(写真3,4)
柄巻自体10年ぶりに行いましたのと、左手の後遺症のためか奇麗には菱形が揃いませんでしたが、何とか最後まで柄巻が出来ましたので一応完成とします。
巻留も奇麗に出来ませんでしたが、実物同じように巻留を行いました。
時間も以前なら10分もあれば出来ましたが、後遺症もあって数時間もかかってしまいました。
次に脇差の柄も同様に組立・改修を行います。
脇差の柄は更に寸法も短く、幅など全体的に小さくなりますので時間もかかる事でしょう。
今回は出来るだけ実物に近づけることを目標にしましたが、近づいたでしょうか。
打刀の柄は縁頭の金具を塗装すれば完成となります。

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写真2:キットの柄で柄巻と指裏の巻留の様子

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写真3:キットの箱絵にある打刀の柄です。

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写真4:使い込んだ脇差(刃渡り1尺9寸)の柄で柄巻と指表の巻留の様子

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写真5:使い込んだ脇差(刃渡り1尺9寸)の柄で柄巻と指裏の巻留の様子


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コメント4件

modeller田村

modeller田村
上手く柄巻きを仕上げられましたね!!!
使い込んだ柄の資料が有るという事はそういう仕上がりに成るということでしょうか
完成楽しみにしています。

10月05日 21:17このコメントを違反報告する

ロマン・スミルノフ

ロマン・スミルノフ
modeller田村さん
コメント有り難う御座います。
秀吉の指料は浅野家に下げ渡されたものですから、柄に使い込んだ様な後は御座いません。
使い込んだ柄自体ではなく柄巻の状態(柄糸が左側が下のとき右側は上、次の菱を作るときは反対に巻くという事、最後の留が同じである事)等を見ていただくための単なる資料ですが、使い込んだとリップサービスが誤解を生んだようですね。
実際に使用している柄と同じように奇麗ではありませんが、実際のものと同じにとめてある事を見ていただきたかっただけなので、最終形が使い込んだ状態になるということではございません。

10月05日 22:29このコメントを違反報告する

陸奥守

陸奥守
一段落着いた感じですね!
お疲れ様でした。
柄糸同士の隙間はわずかにありますが、菱形の並びや留めも上手く仕上げられていると思います。
箱絵のサンプルは菱形の位置が凸凹ですので、ロマン・スミルノフさんが製作された柄の方が格段に見栄えがします。
目釘穴も開けられておりますので、一見すると実物のように見えますね^^

10月06日 00:21このコメントを違反報告する

ロマン・スミルノフ

ロマン・スミルノフ
陸奥守さん
コメント有り難う御座います。
実は脇差の方が小さく短い分もっと厄介なのです。
ただ、打刀で苦労しました分多少は奇麗に出来るかなと云ったところです。
留も10年ぶりでしたのですっかりと順番を忘れていて資料としてアップしました脇差の柄を見ながら巻きましたが奇麗に丸める事が出来ず一応形だけ担ってしまいました。
縁は止めていませんので良くポロ!と外れます。頭金具は柄糸で締められていますので外れません。

10月06日 01:08このコメントを違反報告する


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