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番外 パッチワーク技法による塗装詳細

2014/03/20 20:54

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  ブラボーとは

以前に「仏帝国親衛敵弾歩兵第一連隊兵士」の製作において紹介しましたが、詳細な塗装の行い方を書いた積りが充分に記していなかった様で質問が御座いましたので詳細を再記したいと思います。
今読み返して見ますと慥に肌色の作り方に就いては細かく記していましたが、実際の塗装についてはパッチワークの様につないでゆく程度の内容しか書いておりませんでした。
実際の塗り方について顔のイラストを利用してどのように塗って行くのか解説したいと思います。

1.透過性の高い油絵具を使用しますので、ベースカラー(下地)としてアクリルのフラットフレッシュ(仲間内ではタミヤ)を塗装します。
2.ベースカラーが乾いたら先ず髪の生え際に沿ってバーントアンバーでラインを引き、境目部分のみをブレンディングしてゆきます。
3.ブレンディングが終わったら例として鼻筋、額等のハイライト部分の塗装を行う場合は、ハイライトに当る部分にライン状にハイライト用のフレッシュを塗ります。
4.ハイライト部分にライン状に塗った後ラインの境目をブレンディングして置きます。
5.ハイライト部分が終わったら基本色の部分にライン状にベースフレッシュを塗り、塗った部分の境目をブレンディングします。
6.ベースフレッシュを塗った隣が目の下などのやや暗い部分であれば、ライン状にダークフレッシュを塗りベースフレッシュとの境目をブレンディングします。
7.上記の様にしてある面と面の境目のみをブレンディングしてゆく方法を仲間内で「パッチワーク技法」と呼んでいますが、アメリカでは一般的に何と呼ばれているのかは確認していませんでしたので不明です。
8.以上の作業を繰り返して顔全体に化粧を施してゆきますが、基本は塗料と塗料の境目のみをブレンディングすることです。
この方法を使用すれば塗装面が平らになりますので再塗装が可能な方法です。
油絵具以外でも同様の塗装が可能かは実験していませんので何とも言えません。

写真はパッチワーク技法を施す前キットの状態と思ってください。
各イラストは手書きとフォトショップで加工しています。

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  ブラボーとは

写真は一応タミヤ水性アクリルのフレッシュの下地を施したところと思ってください。

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  ブラボーとは

写真は最明部に最明部用フレッシュを置いた状態と思ってください。

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  ブラボーとは

写真は更に最明部色に基本色を施した状態と思ってください。

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  ブラボーとは

写真は更に暗部及び明部の部分に各々暗部用フレッシュ及明部用フレッシュを施した状態と思ってください。

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  ブラボーとは

写真は最明部分と基本色を施した部分にブレンディングを行う場所を図示したものと思ってください。

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  ブラボーとは

写真は暗部と明部の部分でブレンディングを行う場所を図示したもの更に諸注意を追記したものと思ってください。

実際の塗装に付きましては、「独国防軍兵士の製作日誌」の中で順番にアップしてゆきたいと思います。


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コメント6件

西大津ング

西大津ング
これはありがたいです!「米兵制作日誌」ともども「独国防軍兵士の製作日誌」も楽しみにしております^^

03月22日 10:39このコメントを違反報告する

ロマン・スミルノフ

ロマン・スミルノフ
西大津ングさん
コメントありがとうございます。
本文にも書きましたように油絵の具以外では行った事がございませんので同じような結果が出るのかはわかりませんが、従来の塗り重ねとは相違しますので慣れるまでは時間がかかるかと思います。
ただ平面的に仕上がりますので、再塗装も可能です。
例としまして「フェイス」のみ紹介しましたが、この方法はフィギュア全体に使用できますので、一度マスターすればよい結果を出すことが出来ると思います。
それと「ウォームブラック」と「コールドブラック」をマスターしますと黒い革製品の微妙な温度差を表現することが可能になりますので、お時間がございましたら「仏帝国新鋭擲弾歩兵第一連隊兵士の製作」に混色の方法を記してあり一読伊熱田だけ増したらと思います。

03月23日 11:00このコメントを違反報告する

陸奥守

陸奥守
大変分かり易いご説明ありがとうございます!
一つ質問なのですが、各色が隣り合わない場所(目の周りや、額と頬の間など)は、ベース色(タミヤ)へグラデーションをかけるように薄く伸ばしていく感じなのでしょうか?
それとも、ベース色がむき出しにならないように、全ての箇所に油絵の具が均等に乗っているイメージなのでしょうか?
お手数ですがご教示をお願いします!

03月23日 22:47このコメントを違反報告する

ロマン・スミルノフ

ロマン・スミルノフ
陸奥守さん
コメントありがとうございます。
ご質問についてですが、最終的には全体に油絵の具が載っているようにしてゆきます。
極論にもなりますがラインを引いて隣と接している部分のみをブレンドするイメージです。たとえば目の周りですが、まつげに接する部分はブレンドせずそのままで反対側をブレンドします。
更にその外側(頬)には明部用肌色か肌色のベース色が塗られている筈ですのでこの間をブレンドします。パッチワークと同様に端に当たる部分は糸止めする様に普通に塗っておきます。
参考になりましたでしょうか。

03月24日 00:18このコメントを違反報告する

嵐

大変参考になりました(^^)
今週末に発注してた筆が入荷されますので、油絵の具も一緒に購入して参ります。

07月29日 19:25このコメントを違反報告する

ロマン・スミルノフ

ロマン・スミルノフ
あらっささん
コメント有難うございます。
元々は200ミリスケールのバストモデルの顔を想定しておりますので、1/35位になりますと全てを行うのは難しいかもしれませんね。(-_-;)
ただ、1/35でも応用は可能かと思いますので、トライしてみてください。

07月29日 20:50このコメントを違反報告する


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