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ズベズダ 侍弓兵の作成(下塗)

2014/04/24 12:03

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  ブラボーとは

騎馬弓兵の弓に使用する弦の材料(髪の毛程度か夫より細いものが必要)が思いつかず、又乾燥を待つ間に「侍弓兵」の下塗を開始しました。
何に使用したのか記憶がないのですが、サーフェーサーの缶スプレーが出てきましたので、侍弓兵に練習のため吹いてから下塗を行ってみました。
サーフェーサーの効果で塗料の擦れ剥げが少なくなれば良いなと思っています。
侍3体の右端は金陀美具足を表現してみました。マツダのブロンズパウダーをマツダックで溶いており金箔張りに透き漆を懸けた雰囲気が出ていれば成功なのですが。

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  ブラボーとは

具足以外も下塗を施してみました。
武者の下散は素懸威を表現しており、胴は横矧の縫延を表現しています。又、指料が半太刀らしいものを表現しているのもあります。

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  ブラボーとは

武者3体のアップ

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  ブラボーとは

武者2体のアップ

参考:具足の種類
 戦国期の具足は当世具足と称されるが、当世とは今将に自分が生きている時代という事である。
当世具足は集団による戦闘となり、乱闘の中で防禦や活動的なものを求めた結果生じたもので、西洋甲冑の影響も受け様々な形式(好みにもよる)が現れた。
その中で一見して当世具足と以前の腹巻・胴丸と区別できる特徴がある。
Ⅰ、当世具足の特徴
 1.胴の立挙、長側の段数が多い。
   立挙はヨロイの胴で脇板の線より上の前後の部分を示し胸板、押付板より下で長側より上の部分で前立挙、後立挙と称する。ヨロイ、腹巻、胴丸は前立挙が二段であるが、当世具足は三段となって居る。
   又後立挙はヨロイ、腹巻が二段、当世具足は四段、胴丸は二段である。
   形は違うが臑当で膝頭を護る部分も立挙という。
 2.草摺の枚数が多い。
   草摺(当世具足は下散という)は当世具足の場合5間から7間が一般的である。
Ⅱ、札や形式等による分類
 本小札 丸胴:小さい板に威孔をあけた物を本小札といい、左側の蝶番のないもの
 本小札二枚胴:本小札で構成し左側に蝶番をつけたもの
 切付小札二枚胴:切付小札は鉄板の上部を小札頭状に刻み本小札に見せたものの二枚胴
 毛引威具足:威糸を蜜に威した従来の手法のもの
 素懸威具足:威糸を荒く所々に威した手法のもの
 伊予札胴:伊予札という形式の札を用いたもの
 縫延胴:伊予札の札板の崩れを防ぐために表に薄い馬革を貼って木目込で漆で固めた手法のもの
 段替胴:胴の立挙か長側等の段によって替えたもの
 最上胴:板札を四ヶ所を蝶番で構成したもの
 樋側胴:板物を威さず鋲でカラクリ留めしたもの(横矧と立矧の二種類がある)
 革綴桶側胴:横矧桶側胴の中で鋲留の代わりに韋綴にしたもの

 仏 胴:胴に継接ぎが見られない一枚板で作られた様に見せたもの
 包仏胴:仏胴に韋を張ったもの、ラシャ貼りもある
 五枚仏胴:伊達政宗に代表される鉄板五枚で構成されるもの
 打出仏胴:仏胴の裏から文字や模様を打ち出したもの。但し江戸時代に入ってから考案
 腰取仏胴:仏胴の下部を威仕上にしたもの
 胸取仏胴:仏胴の胸部を威仕上にしたもの
 南蛮胴:西洋甲冑の胴鎧等を利用して日本式に改造したものや模倣したもの
 肋骨胴:仏胴の一種で「あばらどう」と読み、肋骨を打ち出したもの
 畳具足:鎖で鉄板又は革等を連接して畳める様に構成したもの
 連尺胴:重量のあるヨロイに負い紐をつけたもの。胴の下部又は背中の押付に紐を通す穴がある。
     実際は肩に負担がかかってあまり効果はない様である
 六枚胴:四ヶ所蝶番の五枚胴を元にして左側も引き合わせとしたもの
 まだまだあるが、派生的なものが大半のため一応省略。
当世具足の皆具
当世兜、面頬、胴、佩楯、小形袖、臑当、襟回し、肩上外に小鰭、旗指物、さらにマンテラ等も使用

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  ブラボーとは

半太刀は内刀に太刀の鐺、責金物を用いた形式の打刀で、使用法は打刀と同じで、太刀は腰から吊って使用するが、腰から吊り下げる金具等が無いので半太刀と称する。
写真は半太刀の内刀と脇差

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  ブラボーとは

太刀、打刀の名所と鍔の種類サンプル

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  ブラボーとは

写真は刀剣の各部の名称

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  ブラボーとは

追補
 騎馬弓兵で重籐弓の詳解を行いましたが、具体的な図示をしていないのでここで追補しました。
弓馬の道と槍の道
騎馬戦だった頃には武者の主要な武器は弓で武士は「弓馬の道」と呼ばれていたが、徒歩戦となった頃には武者の主要武器は槍となり「一番槍」が武勲第一となった。
実は戦国期は足軽も含んで槍戦が中心だったが、更に長柄の槍は突くものではなく一斉に振り上げて遠方から相手を叩くものだったのである


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コメント4件

西大津ング

西大津ング
今回もいろいろなことが知れて目から鱗です。
わからない用語も検索しながら、文章に戻り再読するのも楽しみで「なるほどー!」です^^
またよろしくお願い致します!

04月25日 13:40このコメントを違反報告する

ロマン・スミルノフ

ロマン・スミルノフ
西大津ングさん
何時もコメント有難うございます。
今回は当世具足の胴の主衣類について書いてみましたが、写真まで掲載しますととても枚数が収まりきらないので文章のみにしましたので、用語等難しい部分があったかもしれないですね。
半太刀の説明で「打刀」が「内刀」になっている部分がありました。
よくわからない用語という事で調べられたのでしたら申し訳ありません。

04月25日 22:18このコメントを違反報告する

西大津ング

西大津ング
いえいえ、わからない用語を調べるのもまた楽しく好きなんです^^
知識が増えていく感じがしてたまりません。
またよろしくお願いします^^

04月26日 03:12このコメントを違反報告する

ロマン・スミルノフ

ロマン・スミルノフ
西大津ングさん
フォローのコメント有難うございます。
今後は入力ミスから無駄な用尾調べが発生しないように気をつけたいと思いますのでこちらこそよろしくお願いいたします。

04月26日 08:24このコメントを違反報告する


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