予告 ヴァーリンデン120ミリ 親衛騎馬砲兵喇叭手の完成
2021/12/28 22:55
ヒストリカルジャンルに入るであろう投稿を拝見していますと、早くフィギュアメインに戻したいと思うのですが、いまひとつ右目のドライアイが邪魔をして集中できませんので0体から5体になりましたヴァーリンデン120ミリの製作予告を紹介だけ致して居ります。
竜騎兵将官に続きましては、仏帝国親衛騎馬砲兵喇叭手です。
現在にも通じますが従来砲兵には移動方法により、引馬を使用する騎馬砲兵と人力で移動させる徒歩砲兵があり、現在は騎馬から牽引車になっていますが、目的は同じです。
砲撃距離内に急速に移動して砲撃を開始するのが騎馬砲兵です。
徒歩砲兵は騎馬砲兵よりは機動性に欠けますが、小口径(6ポンド~8ポンド)砲を使用している事から騎馬砲兵では移動が難しい所でも移動・砲撃が可能でした。
騎馬砲兵は12ポンド砲をメインに使用していました。
親衛騎馬砲兵の軍服の色は、フレンチインペリアルブルーですが、喇叭手はスカイブルーでした。
親衛騎馬砲兵は軽騎兵が使用しているペリセーと呼ばれる外套を使用していました。
砲兵は騎馬と徒歩以外に親衛(近衛)と戦列に別れ、戦列はシャコーを親衛はバズビィ(コルバク:仏)と呼ばれる毛皮帽を被っていました。
親衛隊は辮髪の鬘を被っていました。
右腰に見える黒い箱は弾薬箱(ポーチ)で一発宛火薬と丸弾を一つの袋に入れた物をポーチ内の孔へ縦に入れて携行しています。
使用に当たっては前歯で噛み破って銃口から装填して使用します。
喇叭手のキットは喇叭を手にしているか、肩から紐で吊り下げたものが多いのですが、この喇叭手はきっちりと喇叭を吹いている状態の顔を再現している稍珍しいものです。
喇叭手の胴部分ですが、喇叭手は胸部から大腿部まで一体となっており、案外一般的でなく大抵は胸部と大腿部は別部品になっています。
騎馬砲兵が履いている長靴が騎兵用長靴の中で発祥地の形状のまま使用されています「ハンガリアン・ブーツ」と呼ばれるものです。
騎兵用にしては短い半長靴で縁取りと房が特徴的なものです。
特にモールドなどに問題はありませんので綺麗に出来ると思います。
軽騎兵などは黒以外の色を使用していますが、発祥地のハンガリーは派手な軍装の国ですからフランスでも赤や緑などが使用されました。
両腕も特に問題は有りませんので、トラブルは起こらないでしょう。
両手先も特に問題があるように見えませんからトラブルは両腕同様起こらないでしょう。
トランペットの先端とチューブ部およびトランペット携行用を兼ねた紐ですが、接着剤か何かで固められていますので、強度的には問題は有りません。
ただ、馴染ませるのに手間取るかなという不安は少々あります。
軍刀回りの部品ですが、向かって左から2番目はトランペットの吹き口で、左端はコルバクに使用する房飾です。
騎馬砲兵喇叭手に使用する小物類で、向かって左端はコルバクの羽飾、右上左端はポーチ、コルバクの房飾、その右側はクローバー形肩章です。
下段はトランペットの房飾、拍車、コルバクの飾りで羽子板と訳されています。
騎馬砲兵喇叭手は120ミリシリーズの中では部品数が多いほうですので、その分手間もかかりますが、ベースがありませんので自作する事になります。
ただ現状は作業開始時期が未定ですので、ベースや木製飾台については何も考えていません。
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