バンノックバーンのスコットランド騎士の製作1(準備)
2013/06/17 21:05
ホビコム・メンバーに刺激を受け変(?)なスイッチが入ってしまいましたので、数年振りに本核的なメタルフィギュア製作を始める事にしました。
このフィギュアは大きさが120ミリあり重さも約1Kgあり、メーカーはイングランドのハー・モデルズで120ミリと云うメタルでは大型の物をはつばいしていました。
大体メタルフィギュアの90ミリ以上は一般的に箱入でなく細長いダンボールに厚み20~30ミリ位のスポンジを貼り付け三つ折りにしその間にメタルパーツを入れて長方形をしたケースに入れられています。
このようにすると衝撃によって部品が毀れるのを防ぎ、ポーズが相違しても同じケースに入れられる事になり統一が取れる事になります。
メタルフィギュアにはプラモの様な組み立て説明書が就いている物は殆んど無く、何処にどの部品を着けるかは、作り手の知識の深さに依存されます。
只、英文・仏文等による塗装説明書が添付されているメーカも割合とあって、ハーツ・モデルズのキットにも塗装説明書がついています。又、メーカーによってはサンプル塗装が施されたカラー写真がケースに貼り付けられている場合も有ります。
バンノックバーンについては史料を知合いのホビーショップに貸出していて手元にありませんので詳細は不明です。
ただし、甲冑などから9~10世紀の頃だと推測されます。
準備:
メタルやレジンのフィギュアは離型剤が塗られていますので、ビニール袋、箱、ケースから取り出して先ず中性洗剤で離型剤を洗い流してください。
離型剤がついていますと部品の接着が充分に出来ずに衝撃でポロ!と云う事になりますが、その接着剤は30年位前はエポキシを使用する事が多く有りましたが、関西ポリマー社から金属用の瞬間接着剤(パーマボンドと欧米では言う)が発売されてからは専らそれも使用(金属間の接着は協力でずれて着いた部品を外そうとして部品が折れた事があった)していましたが、10年ほど前に小売店で入手出来なくなり今は、100均若しくはホームセンターで金属用を購入して代用しています。
メタルを錆びの元である水分が離型剤に代ってつきますので柔かい布でふき取って充分に乾燥させて組み立ての準備をします。
次回は塗装完了の状態を想定して組み立てに入ります。
写真1は組み立て前の部品状況
写真2は英文の塗装説明書
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コメント3件
- papa7159
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メタルフィギュア製作は未経験です。
いずれ参考になる事になるかも・・です^^;
毎回丁寧な説明に脱帽です。この丁寧さが
未経験者にも「やってみるか、かれそうかな」
と、いう思いをさせてくれます。
引き続き楽しみにしております。
06月17日 21:34 | このコメントを違反報告する
- ロマン・スミルノフ
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papa7159様
コメント有り難う御座います。
実は油絵具はホビーカラーの様に伸びませんのでこの位の大きさになると塗装が大変なのですが、メタルフィギュアは帆船模型と並んでキングスホビーの一つと呼ばれており奥が深くはまると抜け出せなくなります。かく云う当方もそうでした。良い物が多く有りますのでツイツイあれも欲しいこれも欲しいとなりました。
塗装自体はWWⅡの兵隊さんも同じですので多少なりとも参考になればと思います。
06月17日 21:47 | このコメントを違反報告する
- papa7159
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拙稿のフィギア、こんな感じで進んでおります。
*「やってみるか、かれそうかな」→ ×かれそうかな ○やれそうかな
すみませんでした。薬のせいで、朦朧としてました
06月18日 07:03 | このコメントを違反報告する
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