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タミヤ 1/16 戦国武将の完成 リベンジ

2022/10/27 22:31

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タミヤ 1/16 戦国武将の完成 リベンジ

  ブラボーとは

前回のリベンジとしてより戦国期に見られた鎧武者を目指し開始してから相当の時間が経ちましたが、漸く完成といえる状態まできましたので、一旦リベンジ作業を終了と致したいと思います。
今回の改修点は
1.兜の改修
 戦国期には大量の兜が必要となり、高度な技術と手間のかかる星兜は略廃れ、その代りに数枚の鉄板で見習いでも短期間で作成できる兜が主流となり、代表的な日根野形と呼ばれる形式に改修しました。
 モナカキットのため充分に日根野形にはなりませんでしたが。
2.喉輪の追加
 本来なら面頬の追加を行いたかったのですが、手間が多くかかるため喉を護る垂の代りに南北朝に主に使用された「喉輪」を追加しました。
3.籠手の改修
 キットの籠手はどの形式か不鮮明の為、当時に出現した「当世袖」を模して追加しています。
 「当世袖」は通常家地に縫付けられていますので、その雰囲気が出る様にしてみましたが思った様に出たかは?ですが。
4.脛当の改修
 キットの脛当も半端でよくわかりませんのと、本来必需と云える、鉸具摺革が表現されていない為、篠と思われるモールドを削って鉸具摺革を再現してみました。
5.下散の改修
 下散は当世具足の場合は「毛引」でなく「素掛」が多いので、プラ板で射た札を作り、代用糸布テープで再現してみました。
 足半への改修
 キットは草鞋を佩いていますが、当時「足半」と呼ばれる一種のスパイクを穿いていましたので、プラ板で追加してみました。
 内刀の改修
 戦国期には片手で抜き打ちが出来るように打刀が使用されていますが、多くの武士は従来からの太刀を好んだとありましたから、今回実戦用糸巻太刀に改修してみました。
 鐺は鉛の薄板で責金や足金物も夫らしく追加し、帯取緒は代用糸布テープで夫らしく結んだ様に見えるようにしています。
 柄頭には通常「手貫緒:戦闘中に手から離れても落下させない紐」が有りますので、之も代用糸布テープで再現しています。
 
 前回以上に戦国期の武将についてリアル化を目指しましたが、果たして何処まで再現出来たかは不明ですが、前回では改修しなかった部分も今回は改修しましたのでそれなりに出来たと思っています。
 将来、更に改修する時間が取れるとは思えませんので、恐らく現状が最終状態となるかと思います。


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コメント8件

トロ

トロ
完成おめでとうございます。 日本モノ(和モノ?)は初めての拝見だと思いますが何時もながら徹底した時代考証、塗装の塗分け、色使いが素晴らしいです。
この時代の知識は全く無いので巧くコメントできませんが(笑)、解説は勉強になります。 素晴らしい完成度は流石です。

10月28日 10:10このコメントを違反報告する

ロマン・スミルノフ

ロマン・スミルノフ
トロさん
いつも過分なコメントありがとうございます。
このタミヤの戦国武将はタイトルにございます様に2体目です。
最初のは星兜を脇立はそのままで筋兜に改修したものです。
文字数が1000字以内のうえに一般の文字数とは相違する計算を行って居るみたいで、文字カウントソフトで文字数か1000字以内と計算されているのにホビコムでは文字数オーバーとなって修正に苦労しています。
今回も960字くらいでしたが、ホビコムでは1000字オーバーとなってしまい修正に苦労しました。
マックスファクトリーの「鎌倉時代の鎧武者」にかかる前にポストミリテールの「加藤清正」の完成を目指したいと思いますが、優先べきものが控えていますので、実際の開始は未定です。

10月28日 22:52このコメントを違反報告する

taka

taka
完成おめでとうございます。
勇敢な姿の武将です。
鎧、兜等戦国時代はそうだったのかと大変勉強になりました。
私はお城が好きでお城ばかり作っておりますが武将は作った事が無く詳しくは知りませんでした。
これからは武将にも注目したいと思います。

10月29日 04:51このコメントを違反報告する

ロマン・スミルノフ

ロマン・スミルノフ
takaさん

コメント有難う御座います。

実はキットで表現されています鎧の胴は、戦国期には稀な「仏胴」と呼ばれます西洋甲冑の胴を模したものです。
当時西欧では一枚板で出来ていましたが、日本では技術的に無理があり2~3枚の鉄板を繋ぎ合わせつなぎ目を見えなく加工した物が主流でした。
戦国期に多用されましたのは「桶側胴」とばれれる物でした。
桶川胴は立矧と横矧があり、「立矧」は桶を作るのと同様に細長い鉄板を立にして繋ぎ合わせたもの、「横矧」は細長い鉄板を横にして繋ぎ合わせたものです。
本来ならリアル化を謳うのであれば、この桶川胴にスベキなのですが、キットの胴を加工するのが結構難しい為、今回はそのままにしました。
フィギュアオンリーになる前には城郭キットも手掛けた事は有りますし、城郭研究家及び研究会の方々とも交流が御座いましたので、全く興味が無い訳では有りませんが、現状の在庫状態と自分の歳を考えますと今から城郭モデルまで手を出しますと半端な状態になってしまいそうです。
ただ、城郭に興味が無いわけではありませんので、takaさんの城郭模型の投稿楽しみに致して居ります。

10月29日 11:13このコメントを違反報告する

Dr.カノン

Dr.カノン
完成おめでとうございます(^^*)

タミヤの武将というとよくイベント等で配布されてる真っ白なモナカキット状態が印象的ですが、各種考証に基づいた改修の数々と見事な彩りで別人のようですね(゜゜)
キットではツノや飾りの付いてる兜だったと思いますが、なるほど戦国のただ中では量産実用重視になっていたのですね。カッコだけならツノのあるのを被りたいですが、いざ戦うとなれば余計な物が生えてない方が絶対有利だと思います(^^;)

中身が空洞とは思えない仕上がりが流石です!

10月31日 19:00このコメントを違反報告する

ロマン・スミルノフ

ロマン・スミルノフ
ドクター。
毎回過分なコメントありがとうございます。
仰せの通り元は例の真っ白な鎧武者です。
兜も角の脇立がついたものですが、大抵は和紙の張り合わせ(百貫張と言います)ですから強度はほとんどありません。
例えば井伊家のあのでかい脇立も実際の戦では使用していません。
ただ、大将は後方にいますので、めったな事では切り込まれることはありませんでしたから結構大きな前立、脇立、後楯をつけており、大抵は取り外しができました。

10月31日 22:29このコメントを違反報告する

Hero 4

Hero 4
完成おめでとうございます。
ヒストリカルフィギュアに関しては素人の私がコメントさせていただくのは恐縮ですが、説得力のある造形が実現できているのではないかと感じました。
特に喉輪の追加は素晴らしい。某歴史小説で「喉輪と面頬は戦場の心得」という一文を読みましたので。面頬はなしですが、その分、表情がわかるのが演出としていいのでは、と思いました。
こうした考察に基づいた制作姿勢の一つ一つが、リアリティを醸し出しているのだと感じました。当方はジャンルが違いますが、制作姿勢など非常に感銘を受けた次第です。

11月30日 12:22このコメントを違反報告する

ロマン・スミルノフ

ロマン・スミルノフ
Hero 4さん
過分なコメントありがとうございます。
本来は面頬に垂と呼ばれる喉を守るものが付いているのですが、さすがに面頬まではモナカキットではかなり難がありましたので、南北朝時代に使用されていました喉輪を追加しました。
モナカキットでなければ、更にリアル化したい部分はありましたが、下手に手を銜えますと孔が開くものですからこの状態で完成としました。

11月30日 21:52このコメントを違反報告する


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