積みプラ削減のための製作もこれで5個目です。
ハセガワの古いキットのT-33。現在、プラッツなどから新しい金型ででているので、すっかり旧型になってしまったキットです。凸彫りで、省略箇所も多く、今の視点で見るとかなり厳しいキットではありますが、長らく72ではこれしかなかった時に買ったものです。デカールは初版のものよりもコーションやほとんどの部隊マークまでセットされた豪華な感じのものになっていますが、長く寝かせたせいでただでさえ薄いデカールが貼るとき割れてしまい、とんでもなく苦労しました。
合いはけっしていいとは言えませんが、全体のフォルムは割といいので手間をかけて修正する意味はあります。というかかなり手をかけてやらないとかなり悲惨なことになりますw キャノピーに枠がほぼモールドされていないのでちょっとキャノピーのマスキングが面倒です。
凸彫りですが、部分的に凹のスジ彫りになってますから、最初全面スジ彫りにしようかと思ったのですが、どうも大変なのでw一部を除いて、「塗装によるパネルの表現」にしています。その為いわゆる「ホワイト&ブラック法」で塗装しています。
メタリックはあえてクレオスの8番です。昔の8番より金属っぽいのであえて白っぽくしてポリッシュな感じのメタリック塗装を表現してみました。
この頃の自衛隊機は比較的きれいなものばかりなのであえてあまり強い「汚れ塗装」はしていませんが、あまりあっさりしすぎていいると模型的に寂しいのであえてウェザリングは強調しています。
結構細かい修正箇所が多いので、飛行機ではあまりやらない全体にサフを吹くということもしてます。でもメタリック塗装だとやっぱりやった方がいいですね、磨くの面倒ですけどw
手をつけたときあっさり作るつもりでしたが、途中で方針変更したためコクピットのスイッチ板などをプラ板で後付けしたので余計な手間がかかりました。雑に作ったのですがキャノピーをつけるといい感じに見えなくなりますw
金属的な塗装ではなく、実機のシルバーメタリック塗装のような感じに仕上げたつもりですがいかがでしょうか。
比較に前回作ったナチュラルメタルっぽい塗装のMiG21も並べてみました。
ご覧いただきありがとうございました。
コメント4件
- 雅信
-
しんやさん。
完成おめでとうございます!
40年ほど前に作りました。懐かしい!
その当時の記憶を辿ると隔世の感がありますねー。
機体がまさに「銀色」でカッコいいです!
濃淡の付け具合が素晴らしい!
…なるほど、こういう風にすればいいのか…
すごく勉強になりますね、感謝です!
12月16日 20:49 | このコメントを違反報告する
- しんや
-
雅信さん、こんにちは。
毎度どうもです(^^
かなり年季のかかったキットですからね。今でもプラモ屋で見かけますからほんと息の長いキットです。でも、今のキットに完全い慣れてている人だと驚くでしょうねw
基本的に写真などを見て「明るく見えているところはより明るく塗装する」という考えてやってますね。あえてコントラストを強くしている感じです。わかりにくいですがインテークのエッジや翼の前縁後縁も白(実際にはわずかにグレー)をドライブラシしてますよ。
メタリックは光の当たり方で見え方がずいぶん変わってくるので塗装するときのライトも気を使いますね。一方のひかりだけでウェザリングしていると角度を変えたときに「あれ?」ってことがあります。
良い作品ができることを期待してますよ(^^ <何気にハードルを上げておくw
12月17日 08:49 | このコメントを違反報告する
- しんや
-
クリクリ さんこんにちは。
積みプラw尾頑張って減らしているけど、代わりに新しく買ったキットが積みプラになるというイタチごっこがw
空いたスペースを新しいキットが埋めていくというのは止められませんね。
12月17日 22:10 | このコメントを違反報告する
コメントを書く1,000文字以内