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1/43 シトロエン2CV(その1)

2020/01/13 21:54

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  ブラボーとは

2020年は、シトロエン2CVから製作開始です。
製作するキットは、例によってエレールの1/43ですが、ミニと同じぐらいの小さな車です。
ミニは世界トップクラスのロングセラーカーでしたが、この2CV もミニに負けず劣らずのロングセラーカーでした。
最近もたまに見かける事がある2CV ですが、今回製作するのは最近のチャールストンではなく、もっと古いTypeAZというモデルです。
キットは、更に古いモデルをベースにしている様ですので、かなりの改造が必要になります。フロントグリルの形状、ボンネット上部の形状等は、修正が必要な感じです。

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  ブラボーとは

部品点数は少なく、とてもあっさりとしたものです。
モールドもあっさりとしていて、素材として使うには最適です。
写真を撮る際に、うっかり影が写ってしまいましたが、ご勘弁ください。
シャシー部分には、トレーリングアームも一体整形されていますので、切り取って別部品にしました。
このキットの素材ですが、いつものエレールの柔らかい素材とは違い、結構硬いプラスチックです。その為、脆さがあり、切り取ったりする場合には慎重な作業が求められます。
細い部品や薄い部品は、補強などの対策が必要なようです。

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  ブラボーとは

部品は、こんな感じです。
例によって、内装も作り込もうと思っていますので、まず、ボディの大改造から始めます。
キットは、通常の車のキットと同様に、シャシーとなる床部分にボディをかぶせる構造になっていますが、シャシー部分はほぼ使えないと判断、新たに作り直すことにしました。
また、前後のシートも、独特の構造を表現する為には作り直しです。

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  ブラボーとは

筋彫り堂の0.15mmのタガネで、慎重にボディパネルを切り離していきます。
もう、すっかり慣れた作業ですので、最近はほとんど失敗する事がなくなりました。
この作業のコツですが、力を入れすぎない事です。
早く作業を進めようと思い、ついつい力が入ってしまいがちですが、優しく撫でるように作業しても、それほど時間は変わりません。
失敗の修正時間を考えると、多少時間がかかったとしても、慎重に行ったほうが結果的に早く出来ます。
また、力を入れて作業すると、怪我の元ですので、くれぐれも優しく慎重で丁寧な作業を心がけた方が良いです。
脱線しそうな部分は、ダイモテープか、0.3mmのプラ板を使い、両面テープで貼り付けて、ガイドにすると良いですね。

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  ブラボーとは

シャシー部分は1.2mmのプラ板を使って製作しました。
いつもの通り、車室の床部分は穴を開けて、内装を作り込んだ後に塞ぐようにします。
このシャシーが、全体の強度を決める要になりますので、かなりガッチリと作りました。

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  ブラボーとは

まず、ボディの内側ですが、窓を取り付ける為の段差をつける為に、裏側から0.3mm厚のプラ板を貼り、しっかりと乾燥させます。
その後に、凹みや傷などをパテを使って埋めます。
いつもポリパテを使うか、ラッカーパテを使うか迷うところですが、隙間や傷が大きい場合はポリパテを使い、小さな場合はラッカーパテを数回上塗りして磨き込みます。
概ね、傷や隙間が0.5mm以下の場合はラッカーパテを使うようにしています。
また、ポリパテを使って大きな隙間や傷を塞いでから、ラッカーパテで更に修正するという方法もあります。今回、内装の一部は、ラッカーパテも上塗りして修正しました。

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  ブラボーとは

床を接着した後に、窓枠を0.5mmの幅で残すように穴を開けます。
この作業ですが、デザインカッターで大まかな穴を開け、その後に金属やすりで削り込んでいきます。四隅は少し丸くなっていますので、最初に精密な丸やすりで四隅を削って形状を決め、その後に直線部分を削っていくとうまく出来ます。
ここまでの作業が終わると、ボディはかなりしっかりとした強度になります。
また、プラ板を使い、前のフェンダーの内側を延長したり、バルクヘッドにボンネットがきちんと嵌合する為のリブを作ったり、色々と作り込みをしました。

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  ブラボーとは

キットの部品の一部を使い、リアのフェンダー内アーチを作りました。
ボディ外板との隙間は、ポリパテで埋め、320番の紙やすりで削ってならします。
この紙やすりで削る作業ですが、もちろん手が入りませんのでちょっとした工夫が必要です。
私がいつも行う方法ですが、紙やすりを3mm×10mm程度に切り、ピンセットで摘んで隙間から入れ削っていきます。この作業ですが、想像すると、相当に大変な作業に様に思われますが、実際にやってみるとそれほど大変な作業ではありません。
このサイズですと、リアフェンダーの内側を磨くのにかかる時間は、両側で30分程度です。

更に、雨樋などのキットのモールドを削り取っておきましたので、0.3mmのプラ板細切りを使って再現します。
キットのモールドは、成形の関係でダルな感じですので、こういった部分を作り直すだけでも形がはっきりとしますのでお勧めします。

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  ブラボーとは

フロントのフェンダーの内側は、0.3mmのプラ板を使い、複雑な形状に合わせて貼り合わせていきます。
隙間や段差はポリパテで埋めました。
ここもパテの削り取り作業は、先ほどと同様に短冊状の紙やすり片をピンセットで摘んで行います。(多少、削り取り過ぎた部分がありますので、この後にラッカーパテを使って補修する必要がありそうです。)

次回は、ボンネットの加工やインテリアの基本工作の予定です。
ほぼ、スクラッチで色々と作り込んでいますが、何かの参考になればと思い、作り方等もできるだけ詳しく掲載しようと思います。
また、よろしくお願いします。


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コメント5件

染屋嵐 SOMEYA ARASHI

染屋嵐 SOMEYA ARASHI
出戻り老眼モデラーさん

ここまでの改造、すばらしいですね。
プラモデル歴が浅く、手塗、エアーブラシ、接着組み立ての基本的な
製作しか経験がないため、非常に参考になります。

感銘しました。今後の進捗を楽しみにしています。

宜しくお願いします。

01月14日 10:07このコメントを違反報告する

出戻り老眼モデラー

出戻り老眼モデラー
染屋嵐さん、コメント頂き、ありがとうございます。
だんだん、エスカレートして来ていまして、プラモデルを作っているというよりも、プラモデルを素材として、別のものを作っているという状態になって来ました。
いろいろとテクニックというか、工作の工夫を書いてみようと思っていますので、参考になる部分がありましたら、是非試してみてください。
この小さなスケールであればこそ、ジオラマも作る事ができますので、この作品もまたジオラマにしてみようと思っています。
春先には完成させたいと思っていますので、ちょっと華やかな作品にしたいですね。
また、ご覧いただければ嬉しいです。
これからも、よろしくお願いします。

01月14日 20:57このコメントを違反報告する

染屋嵐 SOMEYA ARASHI

染屋嵐 SOMEYA ARASHI
出戻り老眼モデラーさん

返信ありがとうございます。非常に参考なります。
華やかな作品〜いいですね〜。
楽しみにしてます。

宜しくお願いします。

01月14日 21:24このコメントを違反報告する

わたる

わたる
こんばんは!
丁寧な工作されてますね!
段差の作り方がなるほどと思いました。
ピンセット+紙やすりの整形方法も、そのうち試してみたいと思いますm(_ _)m
ありがとうございます!

01月16日 22:35このコメントを違反報告する

出戻り老眼モデラー

出戻り老眼モデラー
わたるさん、こんばんは。
参考になれば、何よりです。
いつも、こんな小さな車とジオラマを作っていますが、小さいからこその工夫が必要でして、いろんなことを試しています。
窓の段差ですが、こんな工作をするのも、窓を、外側から付けたいという目的の為です。窓を、外から取り付けられれば、内装の工作に凝る事もできますし、何かとメリットがありますね。もちろん、1/24でも使える工夫だと思います。
まだまだいろんな工作の工夫を書いてみようと思いますので、時々覗いてみてください。
きっと、参考になる事も多いと思いますので。
(というか、そのつもりで書いています。)
これからもよろしくお願いします。

01月17日 23:41このコメントを違反報告する


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