少女のフィギュア(アトリエ・イット SW-4) 1/12 スカート塗り
2014/03/23 21:41
連休も終わりですね。お仕事の方はおつかれさまです。
スカートを塗りました。過去の製作日誌の「単色グラデの話」と「単色グラデの実際」
に書いたこととやることは同じですが、おつきあいください。
胴体スカート一体ものですので同時作業ができないのでなかなか作業がすすみませんね。
①マスキングしました。
顔など大方の部分をラップで巻いた後、最後の詰めのキワの部分を10mm幅のマスキングテープで覆います。直接デザインナイフでキワのモールドに沿ってカットしていきます。やはり一度皮膚などにテープをつけて粘着力を落としてから使用します。
下地白の状態から単色グラデ塗りスタートです。
②ナチュラルブラウン、イエローFS13538、ホワイトにブラック微量を加えて、キャメル色に
調色します。シンナー+半光沢クリアで割って、単色グラデのベース色とします。
以下では、製作日誌「単色グラデの実際」に書いたこととほぼ同じとなりますので、一部コピペします。
今、流行りの論文コピペではありませんが(笑)
③1回目
シャドーとなる部分のみハンドピースで吹いていきます。シャドー部はキワの部分、皺の凹部などです。逆にいえばお尻のハイライトなどにはこの段階では全く吹きません。対象に5mm~1cm程度に近づけねらいを定めて吹きます。エア圧は全開で0.05mPa以下、ニードルを絞ります。逆にいえばそのような状況であっても、塗料がたれないようにシンナーで希釈しクリアで補完する必要があるといえます。
この段階で一度ざっと乾燥させて様子をみます。
お尻をでっぱりを強調します。
④2回目
ややハイライト部分を意識しつつ吹く範囲を広げていきます。
シャドー部を中心に吹くことは変わりませんが、色のつく範囲が広がることを意識して、ハンドピースをとりおり対象から距離を離してオーバーコート気味に吹いていきます。
この段階でまた一度ざっと乾燥させて様子をみます。
お尻のハイライトは最後まで死守します。
⑤3回目(オーバーコート)→半光沢クリア+つや消しクリア加えて、クリアのオーバーコート
ハンドピースを対象から距離を離して(それでも5cm程度)オーバーコートします。全体の色の濃さのかさ上げをするわけです。ですが、やや平坦気味のスカートでも皺のラインを意識してハイライトがつぶれないよう、ハイライト部にほんのり色がついたかな程度でやめます。
さらに、つや消しクリアを加えて、ややつや消し状態に調整します。
お尻のハイライトは最後まで死守しました。
塗ってからそれほど時間が経ってないので1日置けば、色が多少濃くなりますので
様子をみてから、マスキングを外します。
薄い分にはいくらでも修正吹きや色味の修正は可能ですyので。
透明感、淡い感じをねらっていますので、こんな感じかなと思います。
閲覧ありがとうございました。
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コメント2件
- hiroyuki@マルチ
-
黒豆さん
こんばんは
今日はいかがでしたか?
最低1日置いて色味が安定してからつぎのことを検討するのが良いようです。
特に肌色ですね。クリアで割った場合でシャドーにオレンジ味を強くした場合など
クリア層が溶け込んで大分変化します。
顔みえてカワイイですよね。保護のためいたわってます。
03月24日 01:08 | このコメントを違反報告する
- hiroyuki@マルチ
-
黒豆さん
薄く塗っていくと時間がかかりますよね その分、一度に吹き過ぎて
しまうことは防止できますが。たとえば、このスカート塗りだけでも
3時間くらいかかっているとおもいます。乾燥入れるともっとかもです。
完成を急がずに気長にやることでしょうか。
単色グラデの利点は、透明感というか、ハイライトを強調し明るく彩度の
い仕上がりを期待できることです。
色味安定しましたので、マスキングはずした状態をアップしましたので
ご覧いただければとおもいます。
03月24日 21:49 | このコメントを違反報告する
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