模型を作ってシェアするホビーコミュニティ ホビコム by デアゴスティーニ

柏崎星奈 1/7 (硫黄泉)  髪パーツ接合処理 (軸打ちの位置決めの話) ③

2014/04/26 21:53

M_image

  ブラボーとは

髪パーツの接合処理です。
前髪と後髪のパーツの合いを調整して、軸打ちします。

前髪と後髪の合いのラインは、髪の分け目と解釈できるので接合部の
ラインを無理に消すことはないと判断しました(塗装後の接合、ライン消し、部分塗装の
工程は省略します)
①前髪と後髪の間に段差があったので、前髪の該当箇所がR状に
後髪にピタリと合うように整形しました。
②軸打ちしました(前回やっているのですが、合いを確実にするために今回は2本で打ってます)

 今回は軸打ちの位置決めの話をしようかとおもいます。

前髪と後髪パーツには、原型製作段階で付けられた軸孔の印が
ありません。よって、作る人が自ら軸孔の位置決めを行う必要があります。

ひとつのやり方ですが、現物合わせで軸孔の位置決めをする方法が
よいかとおもいます。 現物合わせは情報転写法で行います。

情報転写法(私が適当につけた名前です)は、要するに、合わせようとする
パーツの一方に軸孔を開口して、その軸孔の形状の情報、あるいは軸孔に
差し込んだ金属線の頭(金属線はぎりぎりの頭出しの状態が望ましい)の情報を、
他方の合わせられるパーツに、転写することで軸孔の位置決めを行うというものです。

軸孔(あるいは金属線の頭)の情報の転写には、ねり消しや、ポスカ、コピックなど
なんでもよいのですが、今回は練り消しを使用しました。
 ラクチンさでいえば、金属線の頭に、ポスカを塗って転写するのが一番なのですが、結構
コツというか経験が必要ですね。

 手順は以下のとおりです。

1)上記画像1:
 まず、前髪パーツにピンバイスで軸孔を開口します。
 その孔に合うように、練り消しを後髪パーツにつけます。

M_image

  ブラボーとは

2)上記画像2:
両パーツを合わせます。ムニュとねり消しがのびます。

M_image

  ブラボーとは

3)上記画像3:
両パーツを離します。前髪パーツに開けた軸孔の形状が後髪パーツの面に
練り消しの凸部として転写されてます。

M_image

  ブラボーとは

4)上記画像4:
後髪パーツの転写された凸部の中心をねらってけがき針でポンチマークつけます。
(画像では撮影のため傾いていますが実際には中心に上から垂直に立てています)

M_image

  ブラボーとは

上記画像5:
実際には1本の軸孔では、どうもガタツキがありましたので(接着すれば問題ないのですが)
やり直しで、左右両脇に2本の軸孔を形成しています。同じようにして、軸孔の位置決めを行いました。
 現物合わせで軸孔の位置決めをしているので、2本の軸孔位置も結構正確にでますね。
 (テキトーにえいやでマークを付けるやり方では、まず2本の軸孔をピタリと位置決めできません)
5)後髪パーツのねり消しを取り去り、ポンチマークに向けてピンバイスで軸孔を開口します。
6)金属線(アルミ線)を軸孔に差し込んで、両パーツを合わせます。

M_image

  ブラボーとは

上記画像6:
両パーツを軸打ちした状態。接合部はツライチとなり、接着なしでも
ずれなく固定されました。

閲覧ありがとうございました。


製作日誌の公開範囲
インターネット全体
コメントを受け付ける範囲
ホビコムメンバーまで

ブラボー16 お気に入り登録2   ブラボーとは


コメント9件

hiroyuki@マルチ

hiroyuki@マルチ
黒豆さん

髪の合わせは重要ですよね

両耳部分がストッパ(ダボ孔代わり)となっているので、
1本の軸でよいかとおもいましたが、
やすっていくうちに1本の軸だけでは
がたつくようになりました。

2本の軸でピタリと止めるようにしました。

髪パーツの軸打ちは重量パーツでないので補強という
意味合いよりも本接着時のパーツ同士の位置決めという
意味合いが強いかとおもいますね 
 ですので、髪パーツを軸打ちだけで済ませて
 接着しないで完成というやり方もあります
(取り外し可能)

ピンキーも髪が命ですよね~

04月27日 01:22このコメントを違反報告する

こてつ

こてつ
いつもながら参考になります!!
軸合わせは片方にポリ棒を差して反対側を大き目に穴を開けて
パテと一緒にポリ棒の頭を差し込み軸棒を新たに差しなおす、
みたいな二度手間な作業をしていたので、練りケシを使ったやり方
今度試してみたいと思います!!

04月27日 11:49このコメントを違反報告する

hiroyuki@マルチ

hiroyuki@マルチ
こてつさん

こんばんは
こてつさんのそのやり方が一番正確かとおもいます。
それからパーツ同士をくっつけた状態で金属線を貫通させる
方法が正確ですね(貫通して飛び出た部分の孔は埋める必要がありますが)

それぞれ一長一短ですが、練り消しを使ったやり方は
手軽に出来るという利点があります。
 もっと簡単には、金属線をギリちょんで頭出して、頭にポスカを
塗って転写するやり方です(あとはその金属線は抜いて長い金属
線を差し込むだけです) 
これは手軽な反面、誤差が生じやすいのですが、その誤差は
金属線をアルミ線(曲げを許容)にし、軸孔の浅い所を金属線より
径の大きい孔を掘って、軸ずれを許容する堰をつくれば、OKです。

04月27日 22:09このコメントを違反報告する

Kimi

Kimi
なるほど~、美少女ガレキはこうやって作られるのですね。
ボクは、ソフビの怪獣ガレキしか作ったことがないので、合わせ目はパテ盛るだけで
何とかしていましたが・・・。
いつも勉強になります。

04月27日 23:55このコメントを違反報告する

hiroyuki@マルチ

hiroyuki@マルチ
kimiさん
私も怪獣ソフビは作ったことがないので何かの機会に
製作日誌おねがいしますね~
 やはり基本は金属線の接続だとおもいます。
 一度正確に節度感のある軸打ちをしておけば脱着自在で
合いは常に正確に出ますし、安心ですね

 

04月28日 00:42このコメントを違反報告する

ヒロユキ

ヒロユキ
この方法なら簡単で、ズレなく穴あけできますねd(^_^o)

自分は今まで凹穴は軸線より大きめの径で開けて組み立て接着時に速乾パテと瞬接を混ぜたものを穴に適量入れて調整しながらくっつけてましたが…f^_^;

この方法の方が確実で効率も良いですね(^_^)

04月29日 19:10このコメントを違反報告する

hiroyuki@マルチ

hiroyuki@マルチ
ヒロユキさん
>自分は今まで凹穴は軸線より大きめの径で開けて組み立て接着時に速乾パテと瞬接を混ぜ
>たものを穴に適量入れて調整しながらくっつけてましたが…f^_^;

そのやり方が一番精度がでるとおもいます

今回書いたやり方は、ある程度の誤差がでる可能性があります。
こてつさんへのコメで書いたように誤差は
金属線をアルミ線(曲げを許容)にし、軸孔の浅い所を金属線より
径の大きい孔を掘って、軸ずれを許容するようにしています

↑あっ そうか大事なことを書くのを忘れてました。
軸ずれ誤差を許容するやり方は次回の製作日誌で
書いて見ます 
 
 今回は上手くいったのでその軸ずれ誤差を許容する
孔を空ける必要はありませんでした。
 ヒロユキさんの書かれた方法を使用しないのは、完成時も
軸打ちだけで脱着自在に固定し、接着剤で完全に固定しない
でも済むようにするためです。
 とくに顔部分は、将来、外して、やり直す可能性もありますので(^^

04月29日 22:48このコメントを違反報告する

ヒロユキ

ヒロユキ
なるほどd(^_^o)

完成後の先をみた作業ですねd(^_^o)

04月29日 23:09このコメントを違反報告する

hiroyuki@マルチ

hiroyuki@マルチ
ヒロユキさん

>完成後の先をみた作業ですね
いや~ 実はですね
震災のときの被害時の修正や、昔作ったものを
振り返って「何じゃコレ!」とおもったときの
対策ですね 今はあまりないかな~
 ケースバイケースで完全固定するときもありますが
顔、髪に関しては、軸打ちプラス瞬着の点付けでほぼ固着
されますし、いざというときは力をいれば外れる
仕様にしておきます(^^

04月30日 21:19このコメントを違反報告する


コメントを書く1,000文字以内

Ms_noimage

コメントを投稿するにはログインが必要です。