1/35 戦艦大和・武蔵の主砲 ガレージキット ⑮
2019/11/04 03:54
いよいよ展示会に向けて最終段階になってきました。
補機類は前述のように取り付けない状態の未完成で展示する事になります。
ところで展示にあたってはこの砲の巨大さを見てもらいたいわけで
それには何か大きさの比較対象が必要ではないかと。
となるとやっぱり人間が一番だろうと思いまして
1/35のフィギュアを一緒に置く事にしました。
しかし1/35のフィギュアなら何でもいいという訳にはいかないです。
ここに置くとなるとやっぱり旧日本海軍の水兵でないとね。
ところが探してみると、日本海軍はおろかどこの国の海軍であろうと海軍兵士のフィギュア自体がまずありません。
ほとんどが陸軍兵士か航空パイロットかです。
まれに海軍兵士があったとしても陸戦隊ですね。
(まあ考えてみれば艦艇模型で1/35というスケールはまずありえませんからね。)
一時はハセガワの戦艦三笠の初版についてた秋山真之か東郷平八郎でも使おうかとか考えましたけど、ちょ~っとスケールが違うんですよね。
それに出元を知ってる人から「時代が違うじゃん」とか言われたりして・・
う~ん、どうにかならないものかとネットでいろいろ探していました所、ありました!
WW2アメリカ海軍の士官と水兵のフィギュアを見つけました。
マスターボックスです!
水兵はいわゆるポパイ帽で日本海軍とは違います。
しかし士官は似ていますね。
うん、使えるかも!
早速注文~!
しかし、よく見てみるとちょーっと雰囲気は違います。
どこが違うのかよーく観察してみると・・・
これか!これです、胸ポケットですね!
旧日本海軍の士官制服には胸ポケットが無いんですよ。
そこで胸ポケットは削り落としました。
これでかなり近い雰囲気は出せたかな。
等身はやっぱり日本人じゃないですね。(笑)
足でも切ればなんとかなりそうですが時間がありません。
顔立ちは・・う~ん仕方ないです。
顔を日本人に改造する腕は私には到底ありません。
なにせフィギュアは守備範囲外ですから。
顔の塗装もベースからハイライトとか細かく塗り分けていく時間はありませんのでシャドーを入るだけでにしておきます。
目もあえて入れません。
でも砲弾と一緒に展示するのに同じ白では質感の違いが表現できないと思って
フィギュアの制服の白はグランプリホワイトをそのまま。
砲弾の白はモビルスーツホワイト(!)なる白があったので使ってみました。
余談になりますが、
フィギュア1体分の肌色とかごく少量しか必要ありませんし
それをわざわざ買いに行く時間もありませんし、
という事で私が昔使っていたパクトラタミヤのエナメルを引っ張りだしてみました。
なにせ30年前のやつなのではたして使えるかどうか・・・
たぶんポリマっているでしょうけどダメモトで。
・・と思っていたらなんと意外と使えました!
かなり底で固まってはいましたがカチカチというところまでではなく、
よーく攪拌したら使えました~!
30年も前の物なのにご苦労様です。
というわけで、砲身のタッチアップも終わって説明書きを作れば、いよいよ展示会です。
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コメント3件
- Jumo213
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トロさん、ありがとうございます。
いや、マスターボックスのキットの出来がいいんですよ。
いやーよくできてますね、これ。
ポーズもいい具合に脱力して自然な感じですしシルエットもGoodです。
パーツ割もよく考えてあって、塗り分けしなくてもいいように
なっています。
帽子の白い部分とツバの黒い部分と顔の部分が別パーツになってて全くマスキングテープ無しで塗れました。
パーティングラインもちゃんと服の縫い目とか折り目に来るようにできていて、労力必要なしです。
まあ、これが今のスタンダードと言われればそうかもしれませんが、昔とは隔世の感ですね。
砲弾はご存知のように九一式徹甲弾です。
(三式弾はキットには入ってましたが、今回は置かない事にしました。)
11月04日 13:17 | このコメントを違反報告する
- Jumo213
-
あ、そうそう
後で気が付いた事ですが、雰囲気がもう一歩という理由が・・
帽子のツバにある金色の刺繍が日本海軍の場合は無いんですね。
モールドがあったのでつい塗ってしまいましたが、消すべきでした。
あと九一式徹甲弾の弾頭の黒いラインが塗れてないです。
11月04日 13:37 | このコメントを違反報告する
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