各国の空軍基地で、パイロット個人や部隊のペットとして多くの動物が飼われていたことは、当時の写真から容易に想像がつきます。ただ、砂漠の空軍基地では、過酷な環境なので陸ガメ以外何かペットが飼われていたという話はあまり聞きません。しかたがないので、北アフリカやスペイン、イタリアのブッシュには「地中海カメレオン」が生息しているらしいので、「たか」めが勝手に捕獲して「マルセイユ」のペットにして話をでっちあげました。
カメレオンくん : 「大尉、これが本当のトロピカル迷彩ですぜ!」
マルセイユ大尉 : 「お見事!戦友」
陸軍少尉 : 「あのね~君たち~・・・・・・・・・・・!」
「Bf109F-4 Trop 10059号機」 1942年5月31日 トミミ基地(リビア)
機体の工作は定番です。リベット打ち、動翼切り離し作動状況への加工、主脚の伸縮部の金属化、ブレーキパイプ追加、ピトー管金属化、アンテナ線ガイシ等の自作、コクピット計器類の自作、第2風防固定用針金等の自作、シートベルトはアイリスのエッチングです。塗装は、箱絵をみながら、上面を「銀」の下地にダークイエロー、ミドルストーン、クロームイエロー、サンドイエロー、下面はドイツ軍のライトブルー3色の適当吹き重ねです。国籍マーク等も吹き付けてみました。エナメルのクリアーオレンジとレッドで油の滲みを描いて終わりです。
マルセイユは、見たとおり素組です。塗装は、ベースホワイトを吹いた後、大まかにラッカーで下塗りをして、エナメルで仕上げてあります。陸ものの師匠(宮崎県川南在住の後藤氏)からいただいた「陸軍将校」さんと比べるとかなり見劣りがしますので、たぶん気の済むまで「手直し」が入ると思います。地中海カメレオンは、骨組みを真鍮線で、頭部をランナーから作り、ラッカーパテで肉をつくりました。胴体の上下をサンドイエローとライトブルーに塗って、薄いイエローで斑点状の模様をつけました。ついでに国籍マークを描いてみました。
カメレオンが「国籍マーク」まで似せたと解釈するか、戯れにマルセイユが「国籍マーク」のシールを貼ったと解釈するかは、見る人にお任せしたいと思います。松本零士先生風のかっこいい世界観をだせるようにしたいものですね。
コメント10件
- ノリ
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機体の色・艶、素晴らしいです!カッコイイ‼︎
リベットの感じも違和感が無くて素晴らしいです。リベット打ちは、どんな道具を使用されましたか?(すみません、ご教授ください)
08月17日 11:09 | このコメントを違反報告する
- PROたか
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越後屋ターボ 様
コメントありがとうございます。
宮崎は田舎なので変わった道具は一切もってません。
越後屋ターボ様のような「手練れ」の方に申し上げるのはおこがましいですが、以下のようなものです。
これを製作したのは2010年10月頃から11年1月にかけてですので、おそらくハセガワのトライツール「リベットスタンパー (直径 0.2~0.4)」を使用したと思います。これは、先端が二段の「円錐状」になっているので、必要以上にリベットが深くならないので今も「選択的」に愛用しております。同じシリーズのリベットルーラー(写真最下段)を転がしてピッチをそろえて打ち直しました。
現在は「黒い柄」のクレオスのリベットマーキング(写真最上段)が一番いいと思ってます。針が回転して入るので疲れません。それに深くなりすぎないところで回転が止まりますので・・・・。
メッサー109をあまり知らないので、本来「複線」のリベットのところも「単線」になっていたりしますが、お笑いくださいませ!
08月17日 12:27 | このコメントを違反報告する
- icecoffee450
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カメレオンの骨組み細かいですね~。でもこの骨組からも精密感が伝わってきます。
たかさんの作品は細部の作り込みもそうですが、塗装のツヤ表現がとても上手いと思います。エアーブラシは何種類か使い分けたりしているんでしょうか。
08月17日 13:11 | このコメントを違反報告する
- ノリ
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たかさん、ご教授ありがとうございます!
クレオスから発売されてるスタンパーは良さそうですね。
ハセガワのスタンパーは正直、指の皮がふたまわりくらい厚くなってしまいますもんね(笑)
ありがとうございます。
08月17日 13:17 | このコメントを違反報告する
- PROたか
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icecoffee450 様
ありがとうございます。
最初から図鑑を見て骨組みを作っておくと、それに少し肉付けするだけでそれらしいものができますので、無垢のスカルプの塊みたいなやつから作るよりかなり楽ですすので・・・・w
エアブラシは3種類しかもってません。
いずれもタミヤ(03㎜×2.02㎜)です。通常はダブルアクションのトリガー式の0.3㎜を使ってます。慣れてますので、使い分けはせず、殆どこの1本で仕上げます。
残りの0.3㎜1本は「クリアー」専用です。
0.2㎜は、1/72のモットリンク等の「超細吹」き以外では使用しません。
ツヤのコントロールは、質感を追究するときに、色合いとともに一番気をつかっているところですが、気が付いていただき本当にうれしいです。
ありがとうございます。
08月17日 13:57 | このコメントを違反報告する
- PROたか
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越後屋ターボ 様
クレオスのものは先端部も取り替えられ、もう3年ほど使ってますが、バネ等にも故障がでませんので、非常に優れていると思います。長時間集中して打ち続けてもまったくと言っていいほど疲れません。
この写真はそれを使って、今月初めに3日でうったサイバーホビー1/32のBf109E3です。チョット寄れていますが・・・・・・w
08月17日 14:03 | このコメントを違反報告する
- Kimi
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いつもながら、素晴らしい仕上がりですね!
リベット表現が、やっぱり、かっこよくて見入ってしまいます。
リベットマーキングという工具があるのですか、参考になります!
08月17日 21:58 | このコメントを違反報告する
- PROたか
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Kimi 様 コメントありがとうございます。
リベットそのものは、市販のよい工具で丁寧に売っていけば案外簡単ですが、手間はかかりますね。
それが「楽しい」から模型作りでしょうかw
08月18日 06:52 | このコメントを違反報告する
- PROたか
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59a9c9efa9 様
お褒めのコメント恐れ入ります。
半世紀も模型をやっていると、なんとか形のあるものを作るようになります。
リベットも時間さえあればどなたでも簡単にうてますので・・・・。
いつもオールドモデラーにお付き合い感謝ですw
そのお言葉で、年寄りの模型作りが進みます!
08月18日 18:08 | このコメントを違反報告する
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