バンダイ1/700スケール「宇宙戦艦ヤマト」作成過程(塗装・組み立て・完成)
2013/11/29 11:56
作品写真に投稿した、2009年にバンダイより再販された懐かしいキット1/700スケール「宇宙戦艦ヤマト」
そのキットをベースにしてセミスクラッチした作成過程を書かせて頂きます。
2009年~2010年の作成時に携帯の写メにて撮影した写真を再加工しましたが、当時のブログ容量の都合で画像が小さく荒れた物しかなく、お見苦しい点がありますがご勘弁を^^;
その他艤装に続き、最終回の今回は塗装、組み立ての作成過程を書かせて頂きます。
ここまで作り上げて来ました、船体、上部構造物、第三艦橋、主砲・副砲はこの時点でまだ仮組みの状態で接着はしていませんでした。
先ずは船体と第三艦橋の基本塗装です。
カラー名を失念してしまいましたが^^;
煙突上部、第三艦橋及び艦底色に赤を塗装し、乾燥後、マスキングして船体上部を軍艦色2で塗装。
ここで第三艦橋を接着固定しました。
次に、主砲・副砲、上部構造物を軍艦色2で塗装。
乾燥後仮組みをして組み合わせの確認をします。
これで全体の基本塗装が出来ました。
いよいよお楽しみの仕上げ塗装へと入ります。
エナメル系塗料のフラットブラックにフラットブラウンを混ぜ、溶剤で薄めます。
それを平筆にて船体に塗装し、ティッシュペーパーにエナメル溶剤を含ませて、余分な塗料を拭き取ります。
細かな部分は、同じように綿棒に溶剤を含ませて丁寧に拭き取って行きます。
同じ要領で、主砲・副砲、艦橋等のウォッシングを施しました。
ウォッシングした塗料を完全乾燥させ、次にドライブラシを掛けます。
この時、喫水線より下はマスキングして艦上部のみの施工です。
船体表面のハイライトを際立たせ立体感を出しました。
実際の艦艇の塗装も塗られた直ぐの状態から使用する内に汚れや色褪せにより斑が見えるように、模型でも均一のカラーよりもこうして色のグラデーションを付ける事で質感も表現できます。
ドライブラシが終わると最終の仕上げとなります。
マスキングテープを船体各所を縦方向に貼ります。
(左右舷側とも同じ位置に同じように張り付け。)
エナメル系のフラットブラックを細い面相筆で、マスキングの縁をなぞるように塗装。
余分な塗料を綿棒で拭き取り完全乾燥させます。
マスキングを剥がすと、その縁に残った塗料が筋状に残りパネルラインの様に見えると言う訳です(笑)
当初船体のパネルラインは筋彫りしようかとも考えていたのですが、改造した船体はかなりの曲面で、私の筋彫り技術で左右対称に彫れるかどうかが疑問だった事からこの方法を選択しました。
結果的に、この方法、なかなかいい感じの仕上がりとなり自己満足(笑)
最後に水性フラットクリアーを吹いてトップコートを施し。。。
全てのパーツを船体に接着し、完成となりました!
完成した「宇宙戦艦ヤマト」を自宅の縁側で自然光撮影(笑)
子供の頃(1980年代)に同じキットを何度も作っては遊んで壊すみたいな。。。
そんな懐かしいキットが再版された事を切っ掛けに、そのキットを芯にセミスクラッチした楽しい工作でした。
古いキットであるが故に、触り甲斐もあり、作り応えもあった作品として完成しました。
と言う訳で、先に作品写真に投稿させて頂いた作品。。。
バンダイ1/700スケール「宇宙戦艦ヤマト」(セミスクラッチ作品)の作成過程でした。
長々とお付き合い頂きありがとうございました。
<完>
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modeller田村さん、コメントありがとうございます。
最後までご覧頂き感謝します。
事情があって作成当時のログが全て無くなっていたので、こちらに書けて良かったです。
まあ永遠に残る事はないのですが。。。
自分の工作の記録としても書いて置きたかったのでいい場所を見つけました(笑)
これからもよろしくお願いしますね~(^m^)>
11月29日 17:25 | このコメントを違反報告する
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