タミヤ1/50「日本海軍 零式水上観測機F1M2」作成過程~零観完成
2013/12/20 15:00
2011年9月から作成開始し2012年4月に完成しました作成過程を連載させて頂いています。
タミヤ1/50「日本海軍 零式水上観測機F1M2」作成過程~その14に続き、~零観完成です。
ブログでの作成記は全31回に渡り書かせて頂いていますが、こちらではそのダイジェスト版的にまとめさせて頂いた零観編は今回で終了します。
前回、塗装で機体の錆び表現を施しました。
今回はいよいよ主翼を折りたたみ状態で取り付けて零観を完成させます。
先ず主翼下翼下面に翼端浮舟(補助フロート)を接着し、本来のキットではこんな感じに広がっている主翼を折りたたんだ状態に固定していきます。
で!
その取り付け方法を色々と思案していた訳です(^m^)>
接着だけではやはり強度の問題で難しいと判断。。。
上翼と下翼それぞれにステンレス線を刺し込みまして接続部分の強度を確保する方法に決めました!
主翼上翼
写真の矢印部分にL字型に加工したステンレス線を挿入しております。
主翼下翼
こちらも写真の矢印部分にL字型に加工したステンレス線を挿入しております。
こんな感じに折りたたみ状態を再現します!
この時点でまだステンレス線を接着固定していないのですが、上下2か所を金属で繋げただけでも結構強度が保てる事が判りました♪
正面からのショットです!
折りたたみの翼角度も左右対称になったかなぁ~^^。
瞬間接着剤で主翼を接着固定し、これで今回の作品の肝である格納庫へ入れる為の主翼折りたたみ状態が再現出来ました。
最後にペラを接着して全てのパーツが装着されました。
このペラ、やはり空に舞い上がるための重要なパーツですので、ここはあえて錆表現や汚しは入れずに整備兵が丹念に磨き上げた状態を表現してみました。
作り込んだ発動機もいい感じに見えてカッコよく仕上がりました!
オイルの焼けた匂いが漂ってきそうな写真♪
全て自己満足の世界ですが(笑)
真後ろからのショットです!
主翼折りたたみ時に主翼下翼先端と機体を固定する為の「支持棒」部分を接着し、完全固定できました。
実際の工作も、こちらへの投稿も随分と時間が掛りましたがぁ~!
これで零観完成と致します。
今回の作品は「主翼を折りたたみ状態で再現する」事がミッションでした。
それは戦艦大和の艦載機をイメージしての作成。。。
主翼前縁の味方機識別帯(黄燈色)が塗装されていたとされていますが、今回は「観測機」という運用上、敵に発見されやすいとの事で塗装されていなかったとする説に準じました。
こうして複葉が折りたたまれた状態で戦艦大和の格納庫に収納されたとされます。
最後に、今回の作品は様々な資料を元に作りましたが、不明な部分はそれらしく作っております事を書き添えておきます。
長々とお付き合い頂きありがとうございました。
タミヤ1/50「日本海軍 零式水上観測機F1M2」作成過程<完>
そして、舞台は戦艦大和の格納庫へ~つづく
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modeller田村さん、毎度コメントありがとうございます。
作成当時の事を思い出しながら楽しく書かせて頂きました(^m^)>
戦艦大和艦載機格納庫編もよろしくお願いします!
12月20日 17:02 | このコメントを違反報告する
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