戦艦大和艦載機格納庫作成過程~その7
2013/12/29 13:11
1/50スケールの零観を飾る飾り台として戦艦大和の艦載機格納庫をプラ板等を使いフルスクラッチで2012年5月から11月まで掛けて作成した「大和艦載機格納庫」の作成過程を順に書かせて頂きます。
戦艦大和艦載機格納庫作成過程~その6に続き~その7です。
前回パイプラインを設置して行きましたが、今回はエアダクトの作成です。
曲げの部分をどうしよう?!こうしよう!
から始まりました(笑)
エアダクトはプラ板で自作しています。
先ずはエルボー部分から量産して行きます。
ここは何個か試作品を作り、最もいい方法で量産を進めました。
何せ図面等ありませんので、現物合わせで寸法を決めて、頭の中で立体的に形を想像しながらプラ板をカットして組み上げる作業ですから時間が掛ります。
エルボー部分が出来れば、次にストレート部分のダクトを作っていきます。
桁下を通すダクトの外側はカットモデルとなるので、ダクトの中に金属メッシュを取り付けました。
ダクトの継ぎ目と桁の下面に吊り下げる金具を同じ位置としてプラ板の短冊で表現しておきました。
排気(換気)用ダクトも妄想で作り込みます(笑)
こうして作ったエアダクトの部品を組み立て接着して行きます。
先ずは格納庫壁面から立ち上げ天井を這わせる時に内側になるダクトを取付け、外側のダクトを取り付けます。。。
格納庫壁面の垂直から天井の梁の水平方向へダクトを曲げて行くのがとっても大変でした!
桁の下を渡すようにダクトの取付け、先に取り付けてあるパイプラインを潜るように設置していきます。
ダクトを通す場所により、大きさに変化を持たせて設置しました。
本物の格納庫内はもっと複雑にパイプやダクトが張り巡らされているのでしょうが、あまり細かく作り込んでも模型的にゴチャゴチャし過ぎてしまうので(と言う手抜きの為のいい訳で?(笑))ある程度省略した感じに仕上げてます(笑)
複雑な配管になって、益々格納庫らしさが出て来たのではないでしょうか?!
見上げるアングルからもいい感じで何時もの如く自己満足です(笑)
パイプラインとダクトが取付けられゴチャゴチャした感じがいい雰囲気を出してくれました♪
ここまで妄想モード全開で、現物合わせにて工作を進めて来ました。
後は電気系統のボックスや電線の配線を施して行く事になるのですが、ここで行程を考えると先に塗装を進める事になります。。。
戦艦大和艦載機格納庫作成過程~その8へつづく
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