アオシマ「1/32小惑星探査機はやぶさ」作成過程~その4
2014/01/24 13:01
先に作品写真に投稿していた2011年完成作品、アオシマ「1/32 小惑星探査機 はやぶさ」(NECネット懸賞・非売品キット)の作成過程を書かせて頂きます。
アオシマ「1/32小惑星探査機はやぶさ」作成過程~その3に続き~その4です。
今回は小惑星探査機はやぶさの特徴の一つであり、今回の工作で一番手間が掛かった太陽電池パネルの塗装を公開します。
ここで再び、溶きパテのスタンピング加工で「サーマルブランケット」の表現を施した時に使ったマスキングゾルが登場(笑)
前回本体の時は大ざっぱに塗ってデザインナイフで不要な部分を剥ぎ取る方法でマスキングしましたが、今回は細い面相筆で丁寧にマスキング部分を塗って行きました。
と言うのも、太陽電池パネルの裏面のとっても細かい小さなモールドをマスキングしたからです。
表側は新聞紙を適当な大きさに切り、マスキングテープで覆います。
表面と裏面では違う塗装となるからです。
マスキングした部分は基本塗装として塗りましたシルバーが残ると言う事です。
これで裏面の塗装準備が整いました。
そしてこの裏面に、仕上げとして塗ります色はと言いますと、また黒です(笑)
しかし、今回の黒は「ツヤ消し」=「フラットブラック」です。
これもラッカー系塗料の缶スプレーを吹きました。
乾燥すると程良くツヤが消えて光沢の無い落ち着いた黒になりました。
これが「ツヤ消し塗料」の特徴です。
この状態で一晩乾燥させまして、次の作業へ移りました。
もう想像が付いていると思いますが(笑)
マスキングゾルを塗りました部分を剥がしますと、基本色として塗装したシルバーが浮き上がる訳です。
更に太陽電池パネルの裏面に凸モールドされております回路部分。。。
凸部分の上部分だけをデザインナイフで「ツヤ消し黒」を削るようにして剥がして行きますと、これまた基本色として塗装したシルバーが浮き上がってくると言う作戦です。
最初は慎重に、集中して削り作業をしていたのですが・・・
その内集中力が途切れましてぇ^^;;
あっ!(泣;;
デザインナイフのエッジが削ってはならぬ部分を
ガリッ!ww
ああやられたぁ~(/∇≦\)あちゃ~
これがまためくれた所もシルバーが出て来て・・・
結構目立つんですよねぇ~(^m^)>
えい仕方ない・・・
と言う訳で、ここまで来たら後戻りできないので、仕方なく筆塗りでリペイント!
しかしそれが裏目にぃ(T0T)
塗りたてなので余計にムラムラに見えますがなぁ~(艸口 ̄)!!!!!!
これは想定外の事態に少々落ち込むのですが、と言って落ち込んでばかりいても完成しませんので(笑)
リペイントと言うか、リベンジです(苦笑)
そんな訳で、また念入りなマスキング作業ww
規則性を持たせるのではなく、色分けされた回路部分を隠す(マスキング)事をしながら、塗り上げ後の「模様」も思い描きながらの作業です。
そして、再びツヤ消しの黒をスプレー缶にて塗装です!
乾燥後、マスキングテープを恐る恐る剥がしますと。。。
裏面回路部分にマスキングテープを張っていたので、その部分はそのまま残りまして、マスキングテープで塗り分けた形となりました部分の境目にほんの少しの段差が出来る事で、何だかより立体的で複雑な回路の模様になったかの様な仕上がりとなりました。
これは怪我の功名か?!
我ながら天晴れぇ~~~( ̄ー ̄)ニヤリッ
なリベンジとなりましたぁ~~~(笑)
太陽電池パネル裏面の完成です♪
次回は表面の塗装を公開します(^^ゞ
アオシマ「1/32小惑星探査機はやぶさ」作成過程~その5へつづく
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コメント4件
- modeller田村
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シルバーラインお見事です!!!!ブラボー
自分ならどうするか?たぶんドライブラシでモールド浮かせてエナメルで
しめるだろうな~ここまで綺麗に成らないけど・・・
これからも宜しくお願いします。
01月24日 13:38 | このコメントを違反報告する
- 屋根裏部屋の男
-
modeller田村さん、コメントありがとうございます。
ここは方法を色々と思案して検討したのですが、結果オーライでした(^m^)>
何時もご覧頂きありがとうございます(^^ゞ
01月24日 15:45 | このコメントを違反報告する
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