アオシマ「1/32小惑星探査機はやぶさ」作成過程~その6
2014/01/26 12:00
先に作品写真に投稿していた2011年完成作品、アオシマ「1/32 小惑星探査機 はやぶさ」(NECネット懸賞・非売品キット)の作成過程を書かせて頂きます。
アオシマ「1/32小惑星探査機はやぶさ」作成過程~その5に続き~その6です。
前回から本体の塗装へと移って行きました。
更に塗装が続きます。。。
今の時期、寒い冬ですので気温が10℃以下での缶スプレー塗装はガス圧が下がり上手く塗装出来ない場合がありますので次の様にして行います。
洗面器などに約40℃ほどのお湯を入れまして、そこに缶スプレー塗料を浸けまして数分温めます。
こうする事で、エアゾール式カラー内部の噴射用ガスの圧力が上がり、スプレーを吹いた時に玉になるのを防ぎ均一な塗装霧を発生させる事が出来ます。
缶を温めてからよく振り(缶内部のガラス玉がカラカラと音を立てます。)沈殿した塗料を混ぜてから塗装を施して行きます。
と言う訳で、はやぶさ本体の天面に付きます、パラボラアンテナ(高利得アンテナ)をタミヤカラーのレーシングホワイトで塗装しました。
シルバーの下塗りにレーシングホワイトを吹くとご覧のようにアンテナのメッシュモールドが浮き上がるように見えます。
ここは本来網状のメッシュで抜けている部分なのですが、キットでは凸モールドで網目が再現されていて抜けていません。
さりとて、ここを実物の様に抜けた網状メッシュにするのも難儀な上、製作依頼品でお預かりしたキットなので、基本キットのパーツを無駄にする事無く全てそのまま使用するのが今回の方針です。
次にいよいよ本体の塗装を仕上げて行きます。
ここで、あの金ピカ「サーマルブランケット」を塗ります♪
組み立て説明書の指示色である、Mr.COLORの#9・ゴールドを筆塗りにて塗装して行きます。
筆塗りですので途中手を離せないので撮影出来ていませんが、平筆で塗装をしております。
筆塗りの場合、同じ方向(1方向)に筆を運び厚塗りせず、筆先を往復する「返し筆」で塗り返しをしない!
これが鉄則です。
乾燥を繰り返しながら塗料を塗り重ねて行きます。
今回は、一度筆塗りして1週間乾燥させた後、また重ね塗りを施しております。
そうする事で金ピカがより一層深い色合いになりました。
また、ここでも基本塗装のシルバーが効いてゴールドの発色をより光沢のあるものにしています。
この状態で、乾燥を待ちまして更に本体の塗装を進めます♪
ようやく本体が金ピカになって「探査機はやぶさ」らしくなって来ました^^。
金ピカに表現したサーマルブランケットですが、探査機はやぶさのミッションで地球に帰還した「カプセル」部分にも張られているのか?
シワシワの表現がされている画像があるかと思えば、ツルリンとしている画像もある・・・
実際はどうなの???
そんな訳で・・・
どうしようかと思ったのですが、ここは模型的に見栄えのするように・・・
「ツルリン」となるようにクリアー塗料を数回に分けて吹きまして、トップコーティングしました!
どうでしょうこのツルリン感はぁ~~~(爆)
私的にはええ感じですわぁ~(^m^)>
とりあえず完全乾燥を待ちます。。。
次に、本体の塗装に戻ります。
本体側面の四角い部分。
何かの装置でしょうか?
色々と資料を集めたものの判りません(笑)
組み立て説明書によると、塗り分けをするように指示されておりましたので、色を塗る部分にマスキングテープを張り付けて行きます。
指示のカラーである、Mr.COLORの#10・カッパー(銅)を筆塗りで塗装して行きます。
マスキングしてますので、塗料がはみ出しても大丈夫(笑)
約1時間ほど乾燥させてからマスキングテープを慎重に剥がしますと。。。
多少はみ出してますが^^;;
塗り分けが出来ました。
ままいい感じですねぇ~( ̄ー ̄)ニヤリッ
完全乾燥を待って多少リペイントし、これで何とかはやぶさ本体の塗装が終了しました(^^ゞ
アオシマ「1/32小惑星探査機はやぶさ」作成過程~その7へつづく
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