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ニチモ1/200戦艦大和~木甲板工作について(前編)

2014/02/17 10:58

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  ブラボーとは

間もなく工作開始から丸7年を迎えるニチモ1/200戦艦大和です。
これまで多くの難関を同じ模型趣味の仲間から色々とアドバイス頂きながらくぐり抜けて来ました。

未だ未完成の大和ですが、「船体工作」と「木甲板工作」についてピックアップして2008年~2009年掛けて行った過去の工作を取りまとめて書かせて頂きますのでご一読頂き、これからニチモ1/200戦艦大和を作ろうと志している方や現在製作中の方々の参考や工作のヒントになれば幸いです。

(2014年2月現在、残念ながらニチモは模型部門から撤退した為このキットも在庫品限りで再販は無いと思われます。)

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  ブラボーとは

「船体工作」について前編・後編に別けて書かせて頂きましたが、ニチモ1/200戦艦大和のキットを作り上げて行く工程で、前回まとめた船体の工作は甲板の工作をする上においても、モノコック構造の船体である事から切り離せない関係性があります。

船体の歪みは甲板の歪みに直結しており、その上に乗る艦橋等の上部構造物を平坦に置けず傾いたり隙間が酷く開いたりする事に繋がります。

なので、船体と甲板の歪みの補正・補強はこのキットの一番の「肝の部分」になる訳です。
そんな「木甲板工作」についても前編・後編に別けてまとめます。

甲板の工作もその補正・補強作業から入る事になります。
前部木甲板と中央木甲板の結合部分に出来る大きな隙間を穴埋めする為に塗りこみましたエポキシパテを研磨します。
凹凸を確認しながら研磨する為にサフを吹き乾燥させては研磨するを繰り返し継ぎ目を消します。

甲板パーツを接着前に、船体パーツ舷側内側の甲板が乗るL字状の受けガイドをかなり念入りに研磨して高さ調節したのですが肉厚な樹脂成型の上、形状が大和坂にそって湾曲した甲板パーツの為どうしても段差が生じてしまいます。

甲板が、舷側壁の高さから浮き上がった様になってましたので、船体パーツ舷側の形状に合わせるように研磨して面を合わせていきます。

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  ブラボーとは

念入りに研磨作業をして仕上げのサフを吹きました。
この作業が重要で後々一番目立つ甲板の仕上がりを左右しますので時間は掛りましたがどうしても必要な作業でした。

艦船模型に関して見せ場の一つでもある「木甲板」の表現方法は色々あります。
このキットで言えば元々木甲板にはモールドが施されていますので甲板色などの単色を塗装する表現方法もあれば、シート状のリアルな専用木製シールを貼る事も選択肢としてはあります。

色々と思案しましたが私は「塗装で木甲板を表現」する事を選びました。
先ずは下地色にヘイズグレーを吹き付け、丸一日乾燥させます。

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  ブラボーとは

次に甲板の研磨作業で完全に削り落したモールドの代わりに行ったのが甲板表面への筋彫り作業です。

様々な方法を思案した結果使用したのはセロテープをカットするギザ刃の金具です。

ギザ刃のカッターを当て木に付けまして、定規をガイドにしながら適当に縦方向に筋彫りをします。
あまり等間隔にキッチリした筋彫りより、不規則に多少歪んで居る方が、仕上がり時に木目っぽく見えると思います。

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  ブラボーとは

板張りの表現にチャレンジしようと言う事で、登場するのがある意味王道のマスキングテープです。
幅3mmのマスキングテープを約2.5cmの長さに切りまして、甲板上に不規則に貼り付けて行きます。
この時、機銃等の台座部分もマスキングしておきます。

ヘイズグレーに塗装した甲板にマスキングテープを貼り付けまして、その上からタンを一度に厚塗りせずに缶スプレーで吹き付け、少し乾燥させながら数回塗装して行きました。

もうお判りと思いますが、マスキングと言うのは、地の色を覆う事で、違う色を塗り重ねた時にその部分には塗料が付かないようにするための物。。。
つまり後々これを剥がすと、地色に塗った色が、幅3mm、長さ約2.5cmになって現れると言うお話です。。。

タンが乾燥したら2回目のマスキングを、その上から前回よりも密度を詰めて貼り付けます。。。
やっぱ大きいだけに、何をするにもスケールがデカイww

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  ブラボーとは

何時もの事ですが。。。
途中、なんども「俺何やってんだぁ???」
。。。とボッとする事度々でございましたΣ(´д`;)

マスキング作業が終わればまた塗装です!

下地塗装のサーフェーサーを省き、ヘイズグレイ、タンと塗り重ね、3回目の塗装としてキャラクターフレッシュを吹きました。

乾燥を待ちまして、全てのマスキングを一枚ずつ剥がすと。。。
複雑なモザイク模様が、甲板上にパッと浮き出て来ました。

なんじゃこりゃ状態ですよね(^m^)>
何やら奇妙なモザイク模様となりましたが、これでいいんです(笑)

こうして甲板の基本塗装が出来上がりましたぁ!
ここまでは「缶スプレー」による塗装でしたが、ここからは「筆塗り」による塗装となります。
如何にして「プラ」が「木」になって行くかは、ここからの仕上げ塗装作業が腕の見せ所になると言う訳です(笑)

ニチモ1/200戦艦大和~木甲板工作について(後編)へつづく

※今回公開しました過去の工作記事は、あくまで私の個人的な工作方法ですので、ご参考までとして頂き自己責任でお願いします。
※作成時に撮影した写真を再加工しましたが、当時のブログ容量の都合で画像が小さく荒れた物しかなく、お見苦しい点がありますがご勘弁を^^;


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コメント2件

ぐんまちゃん2号

ぐんまちゃん2号
 こんにちは、本日は大雪で会社にいけないため休日です。これはすごい時間と精神を削って作業したのではないでしょうか。私も甲板塗装で精神を削ったのになんじゃこりゃー状態になり1回やり直しました。この後の筆塗りがとても気になります。私の作品も甲板塗装でマスキングを剥がし終えた状態までいったのでぜひ参考にしたいです。

02月17日 11:25このコメントを違反報告する

屋根裏部屋の男

屋根裏部屋の男
ルネサスさん、コメントありがとうございます。
大変な大雪でしたね^^;
群馬県には前橋・高崎・館林にそれぞれ模型仲間がいまして、その模様はブログ等を通じて拝見しています。
陣中お見舞い申し上げます。

さて、本題(笑)
1/200と言う巨大な艦ですので、これに限らず何をするにもスケールがデカいモデルです。
細かな艤装を残しほぼ完成していたにもかかわらず、気に入らない部分を分解して作り直す(現在は艦橋を作り直し中)事をしてますので中々完成しないのです(笑)
なので、もう何をどうしても慣れてしまいました(^m^)>

後編につきましては明日書かせて頂く予定ですが。。。
もし、続きが気になる!早く知りたい!と言う場合は私のブログに同じ内容で書かせて頂いていますのでよろしければ覗いて見て下さい。

■「ニチモ1/200戦艦大和」木甲板工作について(過去の工作です)http://blog.livedoor.jp/yanesan/archives/51969314.html

02月17日 15:43このコメントを違反報告する


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