ニチモ1/200戦艦大和 艦載艇格納庫作成過程~その1
2014/03/04 13:42
現在ライフワークの様にして作成中のニチモ1/200戦艦大和。
過去の工作記になり恐縮ですが、2010年に工作した「艦載艇格納庫」部分の工作過程を書かせて頂きます。
大和艦尾の飛行甲板両舷直下にあるのが艦載艇格納庫があります。
(写真矢印部分)
戦艦大和には大小多数の艦載艇が搭載されておりました。
その中の一つが既に作品写真&製作日誌で公開してます「17m内火艇(長官艇)」です。
最終的には艦載艇格納庫前にクレーンで吊るす予定です。
写真は呉の大和ミュージアムにあります1/10スケールの戦艦大和です。
2007年8月に大和ミュージアムに行った折に撮影した艦載艇格納庫付近の写真となります。
こうして取材した写真資料を基に作って行く事に。。。
先ずはキットで省略されていた艦載艇格納庫扉をプラ板で自作して取り付けました。
格納庫部分の形状を現物合わせで切り出しましたので左右で微妙に形が異なりました。
扉のモールドが追加されただけで格納庫らしくなりました(笑)
17m内火艇を格納するために飛行甲板裏面にはレール式の吊り下げクレーンが設置されております。
画像はキットのオリジナルパーツです。
これを加工してフルスクラッチした17m内火艇を吊り下げようと言う作戦です。
と言う訳で、吊り下げ式クレーンのレール支柱部分をそれらしく加工して行きます。
飛行甲板をひっくり返して、純正の部品を仮置き。。。
純正パーツのままではのっぺりとした棒状で、レールの凹は再現されておらず、それどころか飛行甲板&クレーン支柱はヒケや歪みがあって隙間が出来てしまい、このままでは使えません。
そこで棒ヤスリで表面処理を丁寧に実施。。。
資料などを元に支柱の形状も削り込んで整えました。
これで飛行甲板裏の面と隙間なくスッキリと取付けが可能となりました。
そして、レール部分を筋彫りと言うより、工作用ノコギリで溝を切り込んで行きました。
写真左がキットパーツ、右が加工後のパーツです。
ニチモ1/200戦艦大和 艦載艇格納庫作成過程~その2へつづく
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