ニチモ1/200戦艦大和 手摺り工作過程~その1
2014/03/23 12:25
艦船模型の一番手間が掛かる部分。。。
それが甲板をぐるりと囲むように設置される「手摺り」ではないでしょうか?
1/200スケールともなれば、そこはやはり有る無しではかなり印象が変わります。
最近は1/700スケールでもエッチングパーツによる手摺り表現が主流となり、細かな作業を施す事でよりリアルな艦船模型が比較的手軽に出来るようになっています。
写真はマエストロ越智氏が作成した同じニチモ1/200戦艦大和の高角砲部分。
高角砲前の甲板にキット付属の手摺りが見えています。
実艦は手摺り部分がチェーンなのですが、このニチモ1/200戦艦大和のキットには金属製の平べったい支柱部品とステンレス線が付属していて、支柱に開いた穴にステンレス線を通して手摺りとする物でした。
しかしこの柱、幅が広くてどうも実感的じゃないんですよね^^;
どうしようかと思案したのですが、その付属していたステンレス線を支柱に置き換え、銅線を巻き付けながら表現する方法を採用しています。
最近は1/200大和用のエッチングパーツにこの手摺りも含まれているのですが、やまつく仲間の製作を見させて頂いて、ここはやはり手製に拘ってチャレンジしてみようと考えた訳です。
ところがこの大和は、模型と言うには物凄く巨艦です!
何せ船体の全長が1m30cm以上ありますので、その外周グルリを一部を除いて全て張り巡らさなければならない訳です(笑)
それでもやるしかない!
と言う訳で、また過去の工作で恐縮ですが(^m^)>
2010年に行った手摺りの工作過程を書かせて頂きます。
先ずは比較的柱を立てる面積の狭い艦尾甲板から工作を始めました。
先ずは真鍮線を適当な長さにカット。。。
ピンバイスでガイド穴を開けて、1本ずつ手摺りの支柱を瞬間接着剤で立てて行きます。
先に書かせて頂いた、艦載艇格納庫前の通路手摺と同じ要領で銅線を巻き巻きして、瞬間接着剤で固定する方法で手摺りを再現しています。
1/200の人形を置いてその高さを確認(笑)
この方法で、上甲板ぐるりの手摺りを取り付けて行く事となりました。
ニチモ1/200戦艦大和 手摺り工作過程~その2へつづく
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西大津ングさん、毎度コメントありがとうございます。
これ大変な作業でした^^;;
しかし、やる前と後では見え方が断然よくなりましたので、苦労しましたがやって良かったですよ^^。
03月24日 18:14 | このコメントを違反報告する
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