『J.M.S.D.F. US-2』~海難救助~
アオシマ 1/144スケール 海上自衛隊救難飛行艇US-2 ジオラマ作品
本作品の救助シーンのモデルになりましたのは、2013年6月21日、ヨットで太平洋横断中にクジラと思われる物体に衝突、沈没事故によって遭難したニュースキャスター辛坊治郎さん達を、荒れる太平洋上で救出した、海上自衛隊第71航空隊です。
公称で波高3mの海へ着水ができ、再び離水し飛び立つ性能を持つのは、世界で唯一このUS-2だけである事を、多くの方が知る事となった辛坊さんの事故でもありました。
事故遭難当時、上空から監視している海上自衛隊の対潜哨戒機P3Cとの連携で、大海原に漂流する辛坊さん達が乗るライフラフト(救命いかだ)を的確に発見し、波高は約4m強、風速30ノット(秒速約15メートル)という海況で、US-2の活動限界を超える中の着水だったそうです。
着水後直ちにUS-2搭載の救助用ゴムボートにて、迅速に海難救助しました。
4基あるエンジンの内、1基(第2エンジン)が故障するトラブルもありましたが、要救助者を含め隊員全員が無事に帰投しました。
今回使用したのは、US-2の実物を製造されている「新明和工業」さんの案内で、新発売前に特別予約により購入していたキットでした。
このキットを手にした時から、脳内モデリングしていた情景が大筋で再現出来たと思います♪
- 青島文化教材社
- 1/144 航空機 海上自衛隊 救難飛行艇 US-2 プラモデル
コメント16件
- シノイヌ
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リアリティ、臨場感! もう、「屋根裏部屋の男 さん」の作品に言うことなし!(笑)
ぜひ「辛坊治郎さん」や「海上自衛隊第71航空隊の隊員さん」達に見てもらいたいです。
「新明和工業」さん経由とかで実現しないかな~。
10月25日 18:48 | このコメントを違反報告する
- 蛇の目オヤジ
- 素晴らしいジオラマです。ジオラマは、ストリーが確りしてないとボケてしまいますが、このような実話に基づいたジオラマは、コンセプトが確り決まって引き締まった作品になりますね。辛抱氏に贈呈されたら泣いて喜ばれるでしょうね。今だTVで時々、感謝と海自への信頼を告げておられますからね。
10月25日 19:31 | このコメントを違反報告する
- 柏木 光雄
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完成おめでとございます。
何時のながらの力作に感銘しています。
臨場感が凄いです。波の音や、隊員の救助活動の様子が伝わって来ました。
救助成功ですね。
長い間、お疲れさまでした。
10月26日 09:38 | このコメントを違反報告する
- 屋根裏部屋の男
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シノイヌさん、何時もコメントありがとうございます。
ご本人や隊員の方に見て頂けたらどんな感想を聞けるのか?
とても興味はありますが、そんな機会があるかな?(笑)
お褒め頂きありがとうございます^^。
10月26日 16:35 | このコメントを違反報告する
- 屋根裏部屋の男
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蛇の目オヤジさん、コメントありがとうございます。
このキットを手にした時から、脳内モデリング(妄想とも言いますが)は既に出来ていて、後はそれを形にするのを楽しんだ工作でした。
私の場合、手にしたキットは大抵作品の「イメージ」が先行しています。
つまり、工作を開始する時には完成形が見えているので、それに向けてどの様な資材が必要か?どの様な作り方をするか?資料集めも含めて考えが固まってから取り掛かっています。
今作の場合、辛坊さんの証言や、当時の状況など様々な資料を基に波の高さ等の情景を思い浮かべながら作り込みました。
すみません、薀蓄話が長くなりますね(^m^)>
これからも楽しみながら模型作りを続けますね^^。
10月26日 16:44 | このコメントを違反報告する
- 屋根裏部屋の男
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kenchick07さん、毎度です(^^ゞ
先日はUS-2の救助現場の如く、猛烈な暴風雨の中お疲れ様でした(謎爆)
何時もコメントありがとうございます。
やはり写真では伝えきれない物が、実物を見てもらう事でストレートに伝わる物ですね。
ひょっとしたら、新明和工業さんの社長室に・・・・なんてね(笑)
実は、会場に新明和工業の社員さんがいらしてたそうです。
本社は地元兵庫県ですからね♪
機会があれば実機に乗ってみたいな。。。
勿論、救助されるのではなくね(^m^)>
10月26日 16:50 | このコメントを違反報告する
- 屋根裏部屋の男
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icecoffee450さん、コメントありがとうございます。
思い描いていた情景に仕上がったと自己満足しております^^。
野外撮影につきまして、楽しみにして頂きありがとうございます。
毎週末にイベント等で出掛けたり、天候が悪かったりと、なかなかベストなロケーションに恵まれず撮影出来ておりません^^;
なので、簡易スタジオ撮影で外ロケ風の写真を後程UPさせて頂き、またの機会に外ロケでいい画が撮れたら改めて公開させて頂きたいと思います。
お詫びに、作成中の仕上がりを確認する為の野外テストショット写真を貼らせて頂きます。
どうぞよろしくお願い致します。
10月26日 17:01 | このコメントを違反報告する
- 屋根裏部屋の男
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沖田そうじさん、コメントありがとうございます。
2013年の事故当時の報道を見ている時、数年後にそれをテーマした作品を作る事になるとは、思いもせずでした。
しかし、US-2の性能が世界唯一の物である事が頭の何処かに刻まれていて、その引出しから引っ張り出したのが本作です。
救助に際しての情景を思い浮かべ、要救助者や救助隊員の気持ちを考えながらの工作でした。
救助ボート上で、肩を寄せ合い、励まし合いながらUS-2へ向かう要救助者の姿を再現させて頂いております。
10月26日 17:09 | このコメントを違反報告する
- 屋根裏部屋の男
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柏木 光雄さん、何時もコメントありがとうございます。
ようやく完成しました(^m^)>
本作も思い入れのある作品の一つに仕上がったと自己満足しております。
お気遣いのお言葉頂き恐縮です。
ありがとうございました。
10月26日 17:12 | このコメントを違反報告する
- 屋根裏部屋の男
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しんさん、コメントありがとうございます。
お返事が遅くなり恐縮です。
ジオラマ作品として、チラリとでも見える部分は作らないと説得力がないですからね(笑)
もっとも、キットをそのまま組めない性格でもあるのですがね(^m^)>
ありがとうございます。
10月31日 22:51 | このコメントを違反報告する
- 学
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絶対に危なっかしい荒波の表現、これが本当に好きです。救助隊以外じゃないと、手に負えないでしょうね……。
そして、騎士のような青色の機体! ジオラマから、物語感が確かに伝わってきました。最高です。
ハッピーエンドを味わえるなんて、貴重な体験をさせていただきました。ありがとうございました。
11月07日 15:01 | このコメントを違反報告する
- 屋根裏部屋の男
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学さん、コメントありがとうございます。
そう感じて頂けたなら作者として嬉しいです。
今作は、太平洋の荒波の中での救出活動を、如何に再現するか?
海の深さや高波の表現に注力しました。
その辺りが上手く再現出来たなと、自己満足しています。
ご覧頂き、ありがとうございます。
11月08日 21:05 | このコメントを違反報告する
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