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受賞作品MikroMir 1/48 ピアッジョ・ペーニャ P.c.7

2019/09/01 13:07

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MikroMir 1/48 ピアッジョ・ペーニャ P.c.7

  ブラボーとは

 ウクライナのメーカーMikroMir(AMP)の新作1/48Piaggio-Pegna Pc.7です

 「紅の豚」という名作アニメのおかげで、日本では知名度の高いシュナイダー・トロフィー。英米伊の三国が国家の威信をかけて水上機の速度を競ったこのレースは、航空機開発の実験場でもありました。特に1929年の出場を目指して開発されたイタリアのPiaggio-Pegna Pc.7は、その野心的な技術で知られる機体。飛行中はデッドウェイトでしか無いフロートを水中翼に置き換え、イソッタ・フラスキーニ1000馬力エンジンでプロペラと水中スクリュー双方を駆動するというアイデアから生まれた美しいフォルムは、いかにもイタリアらしいですね。しかしながら、その無茶な設計や操縦の複雑さから、結局は離水すらかなわずお蔵入りになってしまい、実機も残っていません。

 シュナイダー杯機のプラキットは過去にもいくつかありますがいずれも古く、Mikromirが「シュナイダー・トロフィー・シリーズ」として新作を始めたのはうれしい限りです。とはいえキットの出来は一昔前のMPM程度で、製作は容易ではありません。エンジン再現もされていますが入念なすり合わせが必要です。海外の掲示板を見るとスケールやディテールにも相当難があるようで、深く考えずに製作するのが良いかと思います。実際にはレースに出場すらできなかった本機ですが、ゼッケン等を追加しレース仕様で仕上げています。そして実機のイタリア魂に敬意を表し、実現できなかった離水シーンも再現してみました・・・

 Mikromirのこのシリーズは今後スーパーマリンS5やマッキM67と続くようで楽しみです。神風号で初挑戦の1/48スケールですが、民間機は小さいものも多いのでコレクションにはちょうど良いサイズかもしれません。セマーのマッキMC72とテスターのスーパーマリンS6B(初版はなんと'40年代のキット)は積んであるので、いよいよ製作を覚悟ですね。

ホビコム月例コンテスト(2019年10月応募分) 優秀賞

審査員(ホビコム事務局) からのコメント

講評
美しい仕上げに息をのみました。
スケールに見合ったツヤの具合と平滑さ、色味が素晴らしいです。
ゼッケンをつけたレース仕様というアレンジもまったく違和感ありません。
離水シーンもカッコイイ!
S6Bは半世紀以上前のホークのキットですよね? どのように仕上げられるのか楽しみにしています。

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コメント26件

Ful Bos

Ful Bos
完成おめでとうございます!
作品の美しさと写真の美しさと機体の美しさに、見惚れてしまいました。
スバラスィ!!

09月01日 13:30このコメントを違反報告する

baracca

baracca
Ful Bosさまコメントありがとうございます。
簡易金型のキットは久しぶりでしたが、勢いで完成させました^^
技術はどうあれ、まずは美しいものを作るというイタリアデザインの結晶のような水上機ですね。

09月01日 14:26このコメントを違反報告する

Fame461

Fame461
Ful Bosさまに100%賛同します。
見とれるくらいに美しいです。
車もバイクも飛行機も凄い!
完全無欠のブラボーです。

09月01日 15:14このコメントを違反報告する

トロ

トロ
こんにちは。 完成おめでとうございます。 綺麗な機体を綺麗な作りでの完成、素晴らしいです。 撮影も最高に綺麗です。 黒のアクリル板ですね。 透明度が出ますね。 

09月01日 15:44このコメントを違反報告する

baracca

baracca
Fame461さまコメントありがとうございます。
民間機はカーモデルのような仕上げも似合うので楽しいですね。
特にレーサー機は造形的にも流麗なものが多く、撮影にも気合が入ります。
こういったジャンルは日本メーカーからの新作はほぼ期待できないので
東欧キットでも新作が出たらつい買ってしまいます^^

09月01日 16:43このコメントを違反報告する

baracca

baracca
トロさまコメントありがとうございます。
黒アクリルベースの撮影もだいぶ慣れました。今回は神風号に続きテグス釣りによる飛行アングルの撮影も行っています。そもそもこの機体は水上機なうえにフロートも無いので床置き出来ず、アオシマ飛燕を架台を流用し設置してみました。

09月01日 16:46このコメントを違反報告する

haruka1755

haruka1755
まさにアート!!

美しいものを美しく!!

アクリル板は私も撮影で
よく使いますが、ライティングが
いつも見事で、見とれてしまいます。

09月01日 17:32このコメントを違反報告する

baracca

baracca
haruka1755さまコメントありがとうございます。
ライティングは20型蛍光灯4灯の下に5mm厚の乳白アクリル板を挟んでいます。
反射板は100均の手鏡を3枚ほど使用していますが、暗部に上手く光を回すのが難しいです。特別な機材やスタジオはなくても、試行錯誤が楽しいですね^^
ちゃんとした正対立面写真を撮りたいので、望遠レンズが欲しいところ・・・

09月01日 17:48このコメントを違反報告する

食い散らかしモデラー

食い散らかしモデラー
すごく綺麗ですね

このキット仮組みを見るとまともそうだったので
ポチりましたがMPM並みと聞いてビビってますw
塗装はイタリアンレッドでしょうか?

09月01日 20:36このコメントを違反報告する

クリクリ

クリクリ
なんかすごい機体ですね。タキシングどうするの

09月01日 20:43このコメントを違反報告する

baracca

baracca
食い散らかしモデラーさまコメントありがとうございます。
しばらく東欧系キットを作ってなかったので久々に楽しめましたw
ヒケやモールド・ディテールの湯回り不足が多くクリアパーツもかなり痛んでますね。
キャノピーのマスキングまで付いてるのですがそもそもサイズが合いません・・・
往年の簡易金型キットといった感じで今後が心配です。あとこの内容にしては定価が高いですね。あと少し出せばレジンキットに手が届く値段なのがなんとも。赤色はピンク下地にハーマンレッドです。少し濃いめの赤が似合いますね。

09月01日 21:18このコメントを違反報告する

baracca

baracca
クリクリさまコメントありがとうございます。
この機体は下面水没状態から後部スクリューで加速し、水中翼によって機体が浮かび上がり、ペラが水面を叩かない高さになったところで、クラッチを繋ぎ変え離水します。スクリュー・プロペラ・動翼の操作を同時に行わねばならず、腕が3本必要ですw。結局離水すらできず開発も止まりましたが、試験運転中に殉職者まで出しながら強引にシュナイダー杯に出場した同年のマッキM.67と比べたら、これでよかったのかもしれません・・・

09月01日 21:25このコメントを違反報告する

icecoffee450

icecoffee450
見たことのない、機体ですが、美しいですね。写真も素晴らしいです。

09月01日 22:37このコメントを違反報告する

baracca

baracca
icecoffee450さまコメントありがとうございます。
シュナイダー・トロフィーは日本語の資料も少なく、知られていない機体も多いのですが、あの宮崎駿監督がほれ込んだ時代だけあって変態機揃いですw。この機体も、あのベスパで有名になるピアッジオ社が戦前に手掛けた航空機ですね。

09月01日 22:51このコメントを違反報告する

雅信

雅信
baraccaさん。
完成おめでとうございます!
…とても美しい作品ですね。
スタイルと仕上がりのシンクロが素晴らしいです。
こういう繊細な作品はとても魅力的ですね。

09月02日 07:53このコメントを違反報告する

baracca

baracca
雅信さまコメントありがとうございます。
数点の写真とわずかな資料しかない機体なので
自由に作れて楽しいです。イタリアの赤と国旗の組み合わせは素材を選ばすスタイリッシュですね^^

09月02日 08:10このコメントを違反報告する

Umihito

Umihito
これは…美しい!! 美しいものを見極めるbaraccaさんのセンスが引き寄せた逸品ですね。
機体のデザインを見て「わ、このアイデア、イイかも」と思ったんですが本文を見て「ガクっ(笑)」。でも、1929年にこの機体を作ろうと思った人々に乾杯したいです。離水出来るまで突き詰めたら、素晴らしい成績を残したかもしれませんね。

とにかく美しい作品、ブラボーです!!!

09月03日 00:39このコメントを違反報告する

baracca

baracca
Umihitoさまコメントありがとうございます。
美しい機体の多い当時のレーサー機の中でも
シュナイダー杯の水上機は別格ですね。コレクションしたくなるのもご理解頂けるかと^^
しかしながら飛ばない機体、飛んでも爆発する機体のオンパレードだったりしますw

09月03日 07:16このコメントを違反報告する

ryo_skd

ryo_skd
早速このキットの作品が見られて眼福です。
いつもながらとても美しい仕上がりで見とれてしまいます。
しかもキットはかなり難物との事でそれを感じさせない完成度流石です。
美しい機体を美しく撮る醍醐味を味わいました。
水上スキー型はシーダートを思い出しますが、浮力を稼ぐスクリューまでついてるこちらの方がさらに個性的で、一度は飛んで欲しかったなーと思ってしまいますね。

09月10日 15:41このコメントを違反報告する

baracca

baracca
ryo_skdさまコメントありがとうございます
メジャーからは決して出ないであろうレアな機体は、簡易金型やレジンキットの独壇場なので、難易度は覚悟の上ですw
以前はHannantsやメーカー直で個人輸入していましたが、日本でも購入できるようになり便利になりました。このシリーズ次作のスーパーマリンS.5(すでにキット開発完了してる模様)も入手次第製作してみたいと思います。シーダートもそうですが、水面という無限の滑走路にかけた夢物語は面白いですよね。

09月10日 20:59このコメントを違反報告する

icecoffee450

icecoffee450
優秀賞おめでとうございます。改めて見て、1枚目のシンメトリーな写真が素晴らしいです~。

12月31日 17:38このコメントを違反報告する

クリクリ

クリクリ
かっけー
流石イタリア

12月31日 17:53このコメントを違反報告する

baracca

baracca
icecoffee450さまコメントありがとうございます。
1枚目は自分でもお気に入りです。
車輪もフロートも無い機体なので、架台の上でバランスさせるのに苦労しました。

12月31日 18:59このコメントを違反報告する

baracca

baracca
クリクリさまコメントありがとうございます。
自動車だろうが飛行機だろうが、イタリア人のデザインセンスには脱帽です。
間違いなく形から設計に入ってますよねw

12月31日 19:00このコメントを違反報告する

Fame461

Fame461
明けましておめでとうございます。
いつの間にか10月分が発表されていたのですね。
知りませんでした。
受賞に相応しい作品だと思います。美しいですもの。
イタリア機祭は、この作品から始まっていたのですね。

01月06日 10:53このコメントを違反報告する

baracca

baracca
Fame461さまコメントありがとうございます。
本年もよろしくお願いいたします。
イタリア機祭りというのが開催中なんですね
イタ車は沢山作ってきましたが、イタリア機はこのピアッジオとG.50ぐらい
以外な盲点でした・・・

01月06日 13:20このコメントを違反報告する


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