松本零士氏の作品に登場するブラックウイドーはクロゴケグモではなく、黒衣の未亡人と称された。
機体上部に備えられた旋回式ターレットと独特のコックピット・キャノピーは宇宙戦艦ヤマトに登場する地球防衛軍の駆逐艦のシルエットに似ている気がする。
ヤマトに登場するメカニカル・デザインのいくつか、はどこか大戦時に活躍した戦闘機をモチーフに描いている気がする。
コメント6件
- ロマン・スミルノフ
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わいどれしーばー さん
飛行については良くわかりませんが、ブラックウィドーは通常「黒衣の未亡人」と呼ばれており、クロゴケグモは初めて聞きました。
ウィドーは「未亡人」であり、ブラックは「黒」で「黒衣の未亡人」と訳され呼ばれていますが、この話は欧米のホビー雑誌にも記載されていました。
ただ、アメリカの雑誌であったか、イングランドの雑誌であったかは記憶が定かではありませんが。
喪服の未亡人という邦訳もあったように思います。
08月18日 00:29 | このコメントを違反報告する
- わいどれしーばー
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ロマン・スミルノㇷさん、詳細な情報ありがとうございます。
実は私もブラックウイド-=黒衣の未亡人と信じておりました。
が、この模型を購入するときに商品情報として‟クロゴケグモ”と説明が添えられていたので、黒衣の未亡人は松本零士氏の独特の世界観なのだろう、と勝手な解釈をしていましたが、ロマン・スミルノフさんの情報でちょっと安心しました。
やっぱり、黒衣の未亡人、や喪服の未亡人の方がカッコいいですよね。
因みに辞書でBLACKWIDOWを検索するとクロゴケグモになります。後家で未亡人なのでしょう。米軍の軍用機の命名には俗称や隠語がおおいのでしょう。
08月27日 01:13 | このコメントを違反報告する
- uhyanbooboo
- はじめまして、素晴らしい完成度ですね。これは旧いモノグラムの製品を作られたものなのでしょうか?私もP61と松本零士の漫画が好きでキットを購入しましたがとてもアップデートして完成させる自信が無く製作を躊躇しておりました。励みになる作品を拝見させていただきました。ちなみにブラックウィドーは毒蜘蛛の固有名詞のようですよ。スラング的意味までは承知してませんが漫画の描かれた時代を推測するに日本語直訳的意味合いが強いような気がします。
01月04日 08:32 | このコメントを違反報告する
- ハゲ教授
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ブラックウィドウですが、ウィドウは後家さんの事ですね。
そして毒蜘蛛の名前となっているのは「こいつにさされた男が死んで後家さん(未亡人)がうまれる」という事で、毒蜘蛛の類いの和名にそのまま「〜ゴケグモ」と訳されています。十年ほど前に大阪近辺で増えてしまった「セアカゴケグモ」なんかも有名では無いでしょうか。
ついでに未亡人になれば喪服を着ますから、黒衣の未亡人にもなりますよね。そういう意味で良くあるダジャレ的なスラングという事だと思います。
軍用機にちょいちょいブラックウィドウという単語を当てる理由は、1つには毒蜘蛛の格好良さもありますが、妻帯者が戦死した場合には未亡人が生まれる、ということにもかけています。
時事ネタだとオスプレイも本国ではブラックウィドウと言われましたが、これは「墜落の危険が高い飛行機」という意味での嫌味、ブラックジョークとしてそう言われています。
01月15日 16:27 | このコメントを違反報告する
- わいどれしーばー
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uhyanboobooさん、はじめまして。
コメントありがとうございます。
私の記憶ではHOBBY BOSSだったような気がしますが、不確実です。
最近では同じ物がピットロードから発売されているようです。
この模型は機体色をタミヤのNATOブラックで塗装してみました。少し緑がかったような黒がアメリカ軍ぽい気がしたもので…
このサイトのメンバーには松本零士氏のファンが多いようで漫画に登場する機体に改造されている方もいますよ。
模型作りは趣味、と割り切って楽しめれば幸いと思います。
01月16日 00:30 | このコメントを違反報告する
- わいどれしーばー
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ハゲ教授さん、詳細な情報 ありがとうございます。
ただ漠然と模型作りするだけでなく、 その背景にある情報等を踏まえて製作に取り組むと、製品に思い入れも加わり 楽しめますね。
01月16日 17:45 | このコメントを違反報告する
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