約10年前に作ったイマイのプラ帆船(1/120)です。
帆を布で自作し、プラ製のシュラウド・ラットラインは使わずエレールの治具で作り直しました。滑車は付いておらず別購入、説明書ではリギングが相当省略されていたので、詳しい資料を見ながら細かく行いました。帆船模型は、帆無しの方がロープが全て見えて複雑さが分かりますが、帆を張った形を作る方が数段手がかかり難しくなります。
イマイの帆船は作りやすい反面、融通が利かず改造しにくかったです。その点、エレールは難キットが多いですが、木製帆船のように改造の自由度が高いと感じます。レベルはその中間といったところでしょうか。各メーカーの思想の違いが分かって面白いです。
過去作品
コメント5件
- TacTac
- やはり帆は布が実感がいいですね。素晴らしいテクニックでうらやましいです。ところでエレールとエアーフィックスの帆船や昔と最近のレベルの比較を出来たら教えて下さい。最近のレベルのWASAは数年前に実物を見ましたがミュージアム全体が暗くて良く見えずに残念でした。
10月23日 06:53 | このコメントを違反報告する
- スーさん
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TacTac様、コメントありがとうございます。
帆は独自の方法で自作しており、今製作途中の1/100ビクトリーの後半で投稿予定なので、ご覧いただければ幸いです。
皆様が想像するほどには、帆船模型を作った数が少ないので、比較などおこがましくて出来かねますが、手がけた範囲でよろしければ、次のように思ってはおります。ただし、昔のキットしか分かりません。最近、レベルが出したキットのことも知りませんでした。ワサ、ぜひ見てみたいです。
エレールですが、大型と中型キットは細かいモールドもよく出来ていますが、帆がプラの上、旗はプラにデカールか紙製なのが不満です。せめて旗だけは今井のように布にしてほしい。また、古い金型なのでパテが必需品です。エアーフィックスは1隻しかやっていませんが、モールドが甘い気がしました。ただ素材に弾力性があり、エレールのようにポキポキ折れません。部品構成はエレールと同様、木製帆船に近く改造しやすいキットでした。レベルは総じて作りやすくモールドもしっかりしていて、文字通りレベルが高いと感じますが、旗が紙なのが難点です。メーカー全般に言えますが、大スケールを除いて滑車が無くリギングも簡単な説明書が多いので、時間をかけてディティールアップしないと物足りないと思われます。私のつたない経験では、こんなことしか言えません。めげずに帆船に取り組むモデラーをお待ちしています。
10月24日 15:36 | このコメントを違反報告する
- スーさん
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レベルの1/150VASA、早速動画を見つけました。2012年発売、10年前なのに知らなかったです。TacTac様ありがとうございました。
https://www.youtube.com/watch?v=jmZlK3-xxZs
10月24日 15:59 | このコメントを違反報告する
- TacTac
- 詳しい解説、有難うございます。参考になります。私の最初の帆船プラモはレベルのメイフラワーで小6の時、友人がレベルのコンスティチューション作ったのを見てカッコいいと思い影響を受けた次第です。でもメイン甲板を挟んで船の左右胴体の接着がプラが変形して隙間だらけで大変難儀しました。変形をしたプラをしごいて何とかする知識は当時ありませんでした。結局輪ゴムやセロテープでがんじがらめにして接着しましたが、そこまでの状態で長い冬眠に入ったままです。トホホ。。。
10月28日 22:27 | このコメントを違反報告する
- スーさん
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作ってはいませんが、レベルの小型帆船のうち、メイフラワーを含めたガレオン系やサンタマリアなどは、滑車も付いていて良いキットだと思います。先のコメントで言い忘れましたが、レベルキットは船台が貧弱なので、手を加えるとグッと引き立ちます。
TacTac様のメイフラワー、長い冬眠から覚めることを祈っております。
10月29日 21:17 | このコメントを違反報告する
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