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【その9】1/700イギリス海軍航空母艦「ヴィンディクティヴ」をつくります

2019/09/15 12:32

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  ブラボーとは

いつもご覧頂きありがとうございます。
前回の日誌では、船体部分のみのダズル迷彩が完了しました。今回は、艦橋や飛行甲板、機銃台座などの塗り分け作業をご紹介します。
これで、最大の山場である迷彩塗装がほぼ終わりました。正直、キツかったです・・・

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  ブラボーとは

まずは、艦橋の塗り分けです。
上層構造物全般に共通することですが、表面の凹凸が激しく、船体に使用した自作マスキングシート法がほとんど通用しません。
そのため、プリンツ・オイゲンのような細かいマスキングテープをチマチマ貼る方法で塗り分けざるを得ませんでした。塗装前の状態は、全身を黄色いテープに覆われ、さながら天ぷらのような状態でした(笑)
超余談ですが、私の昨晩の夕飯も、天ぷらでした。以上です。

※補足:実は、この写真の右側(右舷側)において、塗装ミスが判明しました。詳しくは、「製作中の写真」をご覧下さい。

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  ブラボーとは

煙突の間にある、機銃台座と後部艦橋(?)です。
脆くて壊れやすいエッチングのトラス構造なのに、この複雑な塗り分け、正直オニです(笑)

また、今までの写真でお気付きの方もいらっしゃると思いますが、手摺もできる限り律儀に塗り分けています。

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  ブラボーとは

飛行甲板とその支柱です。
支柱のメインカラーが緑なので、トラスもすべて緑に塗装しました。
一部だけ、白やグレーの三日月型ラインが施されています。

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  ブラボーとは

4基ある主砲も、地味に嫌らしい塗り分けが必要です。
特に、砲身を左右で異なる色に塗り分けるなんて、通常ではあり得ませんね・・・
写真の上と下では、180度反対向きに回転して撮影していますが、片方は白、反対側は緑、と砲身の色が変わっているのが、お分かりいただけたでしょうか。

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  ブラボーとは

ここまで塗装したら、一度仮組して、今度は回廊を塗り分けます。
この回廊こそ、塗分作業の中でも最も厄介な工程です。
と言いますのも、背景にある煙突や機銃台座の色に同化するように塗り分けなければならないのです。

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  ブラボーとは

回廊を塗り分けました。構造物がひょろいので、なかなか作業の成果と苦労が見えにくいのが寂しいです。
表側は背景に合わせた塗り分けなのに対し、反対側は青一色というギャップも不思議ですね。
あまりに複雑な塗り分けなので、結局すべて筆塗りです。手摺の塗り分けが汚くなってしまいましたが、やたらいじると余計悪化しかねないので、このままで妥協します。
こういう時、「立ち止まる勇気」が必要ですね。

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  ブラボーとは

回廊と背景の同化具合のチェックです。背景と合う部分ごとに撮影し、それらを合成して1枚の写真風にしています。
背景に何もない部分は、青一色です。
前煙突部分で、回廊の脚の色が少しずれているので、あとで修正します。

※補足:後で確認したところ、前煙突部分のズレは生じていないことがわかりましたので、修正は行いませんでした。

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  ブラボーとは

そんなこんなで、ようやく最大の山場であるダズル迷彩が終わり、一安心しました。
普段はグレー1色のフネばかりつくっていたので、こんなに派手でオシャレなフネはとても新鮮です。とても良い経験になりました。

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  ブラボーとは

最後に、空母の定番アングル(?)である、お尻の写真です。
大戦中の空母は、野暮なまでにびっしり絡み合ったトラスの構造美が見所ですが、この船は過剰なまでに複雑怪奇で、どこがどうなっているのかわからないほどです。
ちなみに一番手前の柱のみグレーになっているのが、さりげないアクセントになっていてオシャンティー(古)です。

次回は、機銃や小クレーン、ホーサーリールなど細かい構造物を設置します。もしかしたら、艦載機製作の様子も少し紹介できるかもです。引き続き御笑覧頂けましたら幸いです。
最後までお付き合い頂きありがとうございました。


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コメント6件

DEEPRAMBO

DEEPRAMBO
mitte さん
こんにちは、制作お疲れ様で~す。(^O^)/
いや~、繊細な作業の連続、頭が下がります、塗り分けも素晴らしい。(#^^#)
700でこの迷彩の細かい塗り分け、とエッチングの緻密さ、
ご苦労が良くわかります、見ているこっちも目がシバシバしちゃいます。(@_@)
次の日誌も楽しみに致しておりますであります。(''◇'')ゞ

09月15日 12:39このコメントを違反報告する

mitte

mitte
DEEPRAMBOさん こんにちは。
いつもご覧頂き、ありがとうございます!
本当に、このフネは組立も塗装も大変ですが、作っていてとても楽しいフネです。奇抜なダズル迷彩と複雑な甲板支柱と、全身が情報量の塊のような船ですので、塗料の臭さに悩みながらもワクワクしながら製作を進めて来れました。
これからは、船体に細かな構造物が載っていきますので、更に賑やかに、華やかに変わっていく予定です。
引き続き、見守って頂けましたら嬉しいです!
これからも、宜しくお願いします!

09月15日 12:47このコメントを違反報告する

Fame461

Fame461
mitteさま

はじめまして。
あまりの超絶技巧にコメントすることを憚られましたが、思わずコメントしてしまいました。
素晴らしいとか、凄いとか、色々申し上げたいのですが、言葉が見つかりません。
ブラボーでございます。
戦艦模型、ゆた様とか、グッチ様とか、凄い人が多いですね。
一ファンでございます。
陰ながら応援させていただきます。

09月15日 18:56このコメントを違反報告する

mitte

mitte
Fame461さん こんばんは。
はじめまして!コメント頂きありがとうございます!
いえいえ、こちらこそ、お褒めのお言葉を頂き、大変恐縮です(*^_^*)ゞ 私もまだまだ模型歴が浅いので、皆様の技術を通じて勉強している立場なので、とても恐れ多いです(汗)
ゆた提督さんやグッチさんも、工程の一つ一つが丁寧で正確な方々なので、私も多々勉強させて頂いています。私の工作は、接着剤盛りすぎて汚い箇所や、ホコリやら接着剤の糸などの異物が多いので・・・
これからも、見守って頂けましたら嬉しいです!
改めて、今後とも何とぞ宜しくお願いします!

09月15日 22:16このコメントを違反報告する

Toyohata

Toyohata
こんばんは!
これは教科書といってもよい製作指南記事ですね。
キットにこのくらいのレベルのものがついていたら燃えるのに!
背景と同化させる必要のある手前の華奢な渡り廊下というのが泣かせますねw
そうです。いかに微速前進でもブレーキのタイミングを誤れば結局は衝突ですので止まる技術と判断は大事ですね。
飛行甲板の見上げアングルがとても工場っぽくて萌えます!

09月16日 20:52このコメントを違反報告する

mitte

mitte
Toyohataさん こんばんは。
いつもコメント頂きありがとうございます!
これらの塗り分け手順は、まだ手探りの状態なので、二度手間ながら確実に塗装できる方法を取りました。時間はかかりましたが、個人的には満足な仕上がりになったので、良かったです(*^_^*)
回廊の塗り分け、細くて変形しやすいパーツに、7色の塗り分け・・・オニですよね(笑)
手摺の筆塗りは、線の太さが塗膜厚でいびつになりやすく本当は嫌だったのですが、マスキングテープを貼る・はがす過程での破損のリスクを考え、多少汚くなることを覚悟で踏み切りました。
これからも、見守って頂けましたら嬉しいです!
今後とも、何とぞ宜しくお願いします!

09月16日 23:12このコメントを違反報告する


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