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1/700 海上自衛隊 あたご型 護衛艦 DDG-177 あたご エッチングパーツ付 (J33E)

対象商品

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販売価格 8,000 円

商品に対する評価

      良い

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 エッチングパーツ付きでしたので迷わず購入しました。
しかしヘリポート着艦標識デカールが古くて最新のものをピットロードに電話して手に入れました。¥500でした。

さて、船体のフォルムはカチッとしてシャープでとても好感が持てます。
構造的にパーツの擦り合わせには気を使いますのでパテはあったほうがよいでしょう。
おおまかなところでは「あたご」の特徴をよく捕らえた良キットだと思います。
エッチングもかゆいところに手が届くようなナイスリカバリーで、ディティールの再現性を高めています。

 問題点は、上部構造物に多数存在する吸排気口の表現が大げさで、私的には少し気に入りません。
こういうのはモールドで十分で別パーツ化はむしろ困る、というのはこのパーツを他社製エッチングに置き換えるときには本体のえぐれを埋めにくい(=段差が残ってしまう)難点があることです。
けっきょく悩んだ結果、エッチングは諦めてキットパーツで我慢しました。
ここは別パーツとの換装の可能性に自由度がほしかったところです。

 ファランクス、短魚雷等の兵器類やレーダー・アンテナ類はどれもオーバースケール気味で、実艦のフォルムを重視するなら別売のNE10(海上自衛隊 艦船装備セット1)から換装すべきですが、同じメーカーのファランクスの台座部分がそのままだと合いません。よってNE10の後部をカットする必要がありました。
救命筏と取り付け台は付属のエッチングが繊細で、救命筏自体もNE10のものがキットよりも少し小さくてフィットします。
ヘリポート周りの救命ネットのエッチングは少し手抜きですね。他社製のものに換装しました。

 実艦をつぶさに調べると、このキットにはラッタルを取り付けるべき取っ掛かりがいくつも省略されていることに気付きます。
イージス艦はステルス効果を得るために斜めの直線部分が多いのですが、そこに直接ラッタルを付けることは出来ません。
必ず然るべき方向へ三角板でラッタルの入り口(取っ掛かり)が必要になります。
ほぼ見えないボートダビット裏の艦橋からボート搭載甲板へのラッタルに於いても付けるならば必要になります。

 あと、煙突の前後に張り出しているテラスの下部にも三角板が必要でしょう。

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 そして艦尾には右舷側にデコイの発射口2つと左舷側にソナーの繰り出し口を追加すべきでしょう。
 ホイップアンテナについては取説には存在を示すものがありませんが、もちろん実艦には存在しますのでそれらしい基部と一緒に付けたほうが良いでしょう。


 評価の結論としては大雑把には大変良いシルエットでモチベーションを下げることなく製作に勤しめるだけのクオリティを持ったキットです。
だけど細かいところは殆ど使えないので70%位は取替えが必要になります。
ゆえにリサーチと改造を楽しむ内に愛着が湧いてくるキットです。

【追伸】
 私は水線モデルで製作したので不要でしたがフルハルで作る場合、スクリューの位置は左右同列に直さなくてはなりません。これは明らかなピットロードのリサーチミスです。
スクリューの位置は同列に、スクリューシャフトの繰り出し口が左右でズレるのが正解とのことです。

 あと、問題と言うほどではないですが、古いヘリポートの着艦標識がモールドされているので削り取って更地にするのが少し面倒です。
デカールの位置決めへの親切が仇になっていますが、こういうことはやらないほうが良いかもしれませんね。


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