Ki-84 陸軍 四式戦闘機 疾風 1/48 ハセガワ その3
2014/05/16 02:21
今回もモチベーション維持のためにアップします。
作業内容は空冷星形エンジンのパイピングです。
要するに「プラグコードをくっつけよう」という作業ですね。
さて、疾風は星形2重の18気筒で、各シリンダーに2本ずつはプラグコードが繋がれます。
すると合計36本・・・多いなぁ・・・。
というワケで、殆ど見えなくなる後列の18本を省略して、前列に関しては2本ずつとしてディティールアップしていきます。
上の写真はシリンダーに0.5mmの穴をあけ、内径0.3mmの真鍮パイプを切った物を押し込んだ状態です。
この真鍮パイプの穴に0.3mm弱の銅線を差し込みます。他方はシリンダーの裏の方へ回します。
銅線を18本接続しおわった状態がこちらです。
銅線は「それっぽい形」になるように、爪楊枝やピンセットでちまちまと曲げています。
この作業が面倒くさい・・・(^_^;
一度、コツを掴むと同じ要領でやれるのですが、それでも少し接着剤が飛び出た所などがあります。集中力の限界でしょうか。
導線2本は実際には根元で束ねられて居ますが、今回はフィクションになるのですが、ロッドにその2本がくくりつけられる様に製本テープの細切りでくっつけました。
この留め方はフォッケウルフのBMW801エンジンのやり方なんですが、今回は一番見えそうな位置でディティールアップしたかったのでフィクションですが、こうしました。
最後に銀塗装です。
長谷川の1/48の誉エンジンは一発抜きで立体感に乏しく、且つ実機の冷却フィンは薄すぎて再現し切れていない感じがして残念です。
僕の記憶が確かならば、流星改が出た時にこの「一発抜きエンジン」が生まれ、それ以降長谷川の1/48で誉エンジン搭載のキットは全て一発抜きです。非常に残念。
その為、二枚目の写真にあるようにファインモールドのメタルのエンジンを買ったのは今から15年ほど前です。高校生の僕にとっては「エンジンに2000円以上」という清水の舞台から飛び降りるような買い物。
しかも今では在庫を見ることが無いため、勿体無くてとても使えません(^_^;
話がそれましたが、この後でロッドやプラグコードを塗り分けたり、墨入れをして陰影をつけていきます。
立体感十分なら黒を塗ってからシルバーでドライブラシでも良かったのですが、プラグコードが邪魔になるので墨入れという事にしました。
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modeller田村さん
いつもながら、コメントありがとうございます^^
1/32ならこの作業も随分と楽で精度が出るのですが、1/48だと僕の手先だとこの辺が限界です orz=3
05月16日 12:05 | このコメントを違反報告する
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