タミヤ1/6 CB750の改造点 シリンダーフィン
2013/08/17 08:05
タミヤCB750K 今日はいよいよシリンダー編です。
ちょっと画像が多くなるので,2回に分けて紹介します。
まずはキットパーツを接着して成形した所です。
シリンダーが前後の張り合わせになり,一番目立つ所に張り合わせが来てしまいます。
片側は綺麗に成形出来ましたが,反対側の段差がどうしても消えません。
さんざん考えたあげくにプラ板積層で作る事にしました。
1mmのプラ板でシリンダー部分を。
0.5mmのプラ板でフィンを作る事とし,早速シリンダーの厚みが合うか計算してみます。
14mm、という事で,ほぼ行けそうです。
接着剤の厚み等で少しだけ厚くなる事も考えられるので,測りながら調整しましょう。
お次は製図です。
使ったソフトはInkscapeで、ドロー系のフリーソフトです。
WinもMacも対応しているので制作はMacで、ND−5500へのプリントはかなり古いWinXPで行っています。
上の写真がマスキングシートにプリントした製図です。
シリンダー部分はほとんど共通ですが,フィン部分は全て形が違いますね〜(泣)
実車のエンジンのオーバーホール写真等を参考にしながら,1ヶ月くらい掛ってデータを作成しました。
0.5mmのプラ板にフィン部分のマスキングシートを貼付け,おおまかにプラ板を切り出しました。
Fin1とFin9を綺麗に切り出しておきます。
間のフィンはシリンダー両側のクロス部分に3mmの孔を空け,プラ棒を通しておきます。
上下に挟んだプラ板を,両端をガイドに削り込みます。
この時点では裏側にマスキングシートが張られたままですね。
キットパーツはこんな風になっています。
実車もこの通りの構成ですので,同じ形のフィンを重ねて窪みの部分を切り取りって仕上げて行きます。
こちらがフィン部分が仕上がった所です。
まだシリンダー部分が無いので厚みは有りませんが。
これをばらすとこんな風になっています。
番号を振っておかないと何がなんだかわかりませんね。
中々ややこしい形ですね。
こちらは同じ様にして切り出したシリンダー部分です。
深い溝が入った部分は,実車では貫通しています。
組み立てる時に切り取りながら接着しましょう。
切り取ったパーツを順番に重ねるとこうなりました〜。
良い感じです。
キットのパーツと比べると,フィンが薄くなって奥行きが深くなり,シリンダーの部分も実車に忠実に成形したので実感たっぷりです。
次回は接着/組立とヘッドサイド部分の加工です。
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