フジミ1/24 フェラーリ250GTO
2013/09/29 20:53
- フジミ模型
- 1/24 RS-35 フェラーリ250GTO
GUMKAマッハⅢの紹介で滞っていた250GOですが、ボディーカラーとウレタン吹き、それに研ぎ出しまで終りました。
上の写真はウレタン塗装後です。
なるべく研ぎ出しが要らない様に塗装しましたが、今回はちょっと丁寧に研ぎ出しをしてみます。
研ぎ出しに使うペーパーにちょっと捻りが有ります。
普通は#1500〜#2000のペーパーから始めると思いますが、すぐに目が詰まりません?
一台磨くのにタミヤの長方形半分以上のペーパーを使ったりして。
磨いているうちにペーパーに塗料カスがくっつき、磨けなくなったりキズが入ったり。
今回はもっと簡単に鏡面が出せる方法を紹介します。
使用するのはアシレックスとスーパーバフレックスです。
アシレックスはスジボリ堂でもマジックヤスリの名前で各番手が発売されていますが、スーパーバフレックスはあまり見ませんね。
メーカーは同じコバックスで、どちらも同じ様に裏面にマジックテープの柔らかい方が付けてあります。
バフレックスは薄いフィルムにノリが付いているタイプですね。
普通は専用のスポンジなどに貼付けて使うのですが、今回はさらにひねった方法を紹介しますね。
上の写真で丸まっているのは3Mのタイバンドと言う商品ですが、裏と表で眼の細かいマジックテープになっています。
このテープの柔らかい方を剥がし、固い方を木片に瞬着で貼付けました。
アシレックスはオレンジ(#1500)が一番細かく、スーパーバフレックスはグリーン(#2000)とブラック(#3000)の番手になっています。
まずはオレンジを使って大きなうねりを消します。
こんな感じにあまり力を入れないで、少しだけ水を付けて研ぎ出します。
木片に付けたオレンジで撫でる様な感じで磨くと、すぐにこんな風に艶消しになります。
角の部分や曲面は下の様に作ったツールを使用します。
次にスーパーバフレックスのグリーンですが、木片だと研ぎにくいので先ほどのマジックテープの剥がしたのを2枚合わせにします。
写真はアシレックスのオレンジですが、このまま裏面にも巻き込んで張り付かせ、指で押さえながらこれまた水研ぎで軽く磨きます。
フェンダーなどの曲面にはこの方が使いやすく、マジックテープの弾力がちょうど良いのですね。
最後はブラックですが、これはちょっと使用感が微妙です。
イメージで#2500くらいの感じで、さらにバフレックスのブラックで磨いてやる方が早く鏡面が出せます。
このあたりは実際に使って頂かないと、何とも上手く説明出来ませんが?
ブラックまで終れば3Mのハード1−Lコンパウンドで磨きますと、凄く速くそれこそあっという間に磨きあがります。
ボディーのサメエラ部分の映り込みを見て頂くと、綺麗に表面が出ているのが解ると思います。
他のパーツも綺麗に研ぎ出せました。
ハード1−Lで磨いてもツヤが出にくい時は、もう一度バフレックスブラックでしっかり磨いてからコンパウンドをかけると、本当に短時間で研ぎ出しが終了しますよ。
コンパウンドを何種類も使わなくてもカット1−Lだけで綺麗に仕上がります。
お好みで仕上げ目を掛けてももちろんOKです。
コンパウンド以外は少しだけ水を付けると目詰まりがしません。
水研ぎをすると写真の様に各番手、細く切った一枚で充分に1台分磨げますので、安く済みます。
ペーパーとは耐久性が比べ物になりませんが、こればかりは使ってみないと解らないと思います。
いかがでしたか?
御希望が多ければコンパウンドも含めて研ぎ出しセットで販売する事を考えますが?
最近は本当に良い物が発売されていますが、選ぶのも難しくなっていますね。
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コメント3件
- えびすまる
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初めましてラグにゃんさん。
250GTOのフル開閉ですか?
いいですね。この時代のフェラーリって美しいですよね。
私も次に作る時はフル開閉に挑戦したいと思います。
10月02日 00:32 | このコメントを違反報告する
- ラグにゃん
-
えびすまるさん
こちらこそはじめまして。
昔のフェラーリは綺麗でしたね。
えびすまるさんの作られた275GTBも河口湖で実車を見ました。
本当に綺麗なラインで、ウチの中に飾りたくなりますね。
フル開閉、考えながら作るのが楽しいですが、やはり時間がかかるのが難点ですかね?
期待していますので、ぜひチャレンジお願いします。
10月03日 17:57 | このコメントを違反報告する
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