ヨンフォア、いよいよスポーク張り替え!
2014/05/05 17:55
長々と引っ張って来たスポーク張り替えですが、やっと手を付けました〜(笑)
今回はアルミHリムの再現で、かなりリムに手を入れています。
スポークの貼り方はいつもと同じですが、先に具合を見る為にアルミ塗装を済ませていました。
昨日の朝からリムに穴あけをしましたが、やはり汚くなってしまったので下地から再塗装しました。
まあ成形の為に10回近くサフを重ねましたから、塗膜が厚くなっている所がぽろりと取れてしまいました。
塗装も乾燥しましたので、塗っている間に準備したスポークとニップルを組んで行きましょう。
使う治具と道具はこんな物です。
左の治具は汎用にしていますが、ハブの部分トリムの部分の厚み方向のセンターが出る様な厚みに調整しています。
右に見えている製図をセンターに刺してハブトリムをセットし、下側ハブの内側から張って行きます。
スポークは先端を2mmくらい曲げておいた0.5mmステンレスバネ線です。
下側を刺し終えたら上外側のスポークを貼ります。
上側まで張り終えたら振れ取りをして、瞬着でスポークとニップルをリムに固定します。
使った瞬着はおなじみの低白化タイプのロックタイト460ですね~。
ちなみにスポークをハブに引っ掛ける時にも少しだけ使っています。
この瞬着、作業時間が長いので使いやすいですよ。
お次は裏返して反対側の下側を張ります。
スポークが半分有るので知恵の輪状態ですが、何とか組み込みましょう。
リアが終ればフロントです。
スポークを張り終えたら要らない部分をニッパーで切り取り、リムから削り取っていたタイヤの位置合わせの為に1mmプラ板を細く切って貼付けます。
ちなみにフロントは5mm幅、リアは6mmでした。
タイヤを組むとこうなりました~。
精度うんぬんよりもスポークに目がいきますので、少々いい加減でも大丈夫です(笑)
張り替え自体は片側2時間も有れば済んでしまいますが、リムに穴を空けるときが一番気を使いますね。
今回のスポーク張り替えで大きな山を超えましたが、ちょっと気付いたことが。
実車にはタイヤのコーションラベルが貼られています。
タイヤの種類とか空気圧を表示した物で、車検には必要な様です?
CB750Fourでも作りましたが、WEBで画像をさがしてやっと発見!
検索ワードが違うと中々気が付きませんね。
で、早速作りました。
今日半日を費やしてプリントしたタイヤコーションです(笑)
時間がかかったのはデータを作る時に、透明度が中途半端な数字になっていたことでした。
自分では設定した覚えが無いので、中々気が付きませんでした。
4回くらいプリントミスをして。やっと完成にこぎ着けました〜(笑)
これ、10mm×5mmの大きさですが、ちゃんと文字が読めますね〜。
アルプスプリンタ恐るべしです。
下が今回作ったヨンフォア用で、上が以前のK0用ですね。
このヨンフォア用、普通はチェーンケースに貼られていますが、ゴルゴさんのは右側のスイングアームに貼られている様です。
貼付けるとこんな感じですね。
こちらもクリアーコートして組み立て準備に入ります。
いよいよ次回からは組み立て編ですね。
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コメント3件
- icecoffee450
- スポーク貼り替えは凄いです。でもリアルでいいですね。タイヤコーションもあるのとないのでは仕上がりの差が全然違いますね。
05月05日 22:06 | このコメントを違反報告する
- ラグにゃん
-
icecoffee450さん
有り難うございます。
旧車を作る上で欠かせないスポーク張り替えですが、とてもリアルに仕上がります。
作って見ると以外と簡単なんですが(笑)
こういったコーションデカールは大事です。
小さな所がぱっと見の実車感に繋がりますね。
05月06日 19:01 | このコメントを違反報告する
- ラグにゃん
-
模型道楽さん。
有り難うございます。
バイクが好きなので、ここだけはと言う押さえどころは解っているつもりです。
拘りが無いと実車に見えないですね(笑)
参考になれば有り難いですよ。
05月06日 19:03 | このコメントを違反報告する
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