「大きな波」のジオラマ教室に参加してきました。
2018/11/12 03:09
皆様、ご無沙汰しております。
夜勤での自律神経不調やらプライベートの挫折から立ち直れない状況が続くやらで、長らくまともな製作物が無く停滞気味なので、細々とTwitterに単発の制作物を投稿するだけの日々が続いております。
そんななか、モチベ回復のため、ホビコムのジオラマ製作映像ガイドを公開していらっしゃる瀬川たかしさん主催によるジオラマ教室の「大きな波」を受講しに、秋葉原工作室へ行って来ましたので、日誌に掲載しようと思います。
水表現、しかも「大きな波」ということで、一体どのようにして作るのか?
葛飾北斎の冨嶽三十六景 神奈川沖浪裏のようなものを作ってみたいと興味津々で参加しました。
使用した材料はだいたい以下の通りです。
・透明プラバン 1.7mm(85mmx120mm)
・透明プラバン 0.3mm(100mmx100mm)x3枚
・KATO 大波小波
・KATO さざ波
・波音カラー ネイビーブルー
・水底カラー ダークグリーン・ネイビーブルー・ディープブルー
・グロスポリマーメディウム
・脱脂綿
・瞬間接着剤
・クリアーファイル
クリアーファイルを広げて作業場とし、そこに水底カラーを少し出しました。
1.7mmプラバンに水底カラーの各色を指(ゴム手袋使用)でランダムに塗り広げました。
このときダークグリーンはプラバンの端の方を重点的に塗った方が良いそうです。
塗った塗料はキムワイプでポンポンと拭き取りました。
0.3mmプラバンをクルクルと巻いて巻き癖をつけました。
巻き癖をつけたプラバンを、はさみで波っぽく適当にカットしました。
手前の波は小さめに、奥の波は大きめに全部で3枚カットします。
カットしたものを瞬間接着剤で1.7mmプラバンの色を塗っていない方へ接着しました。
接着した波用のプラバンの外側と内側に「さざ波」を塗り、わずかに着色した「さざ波」をフチ近くや根元近くに塗って、木べらや爪楊枝で縦方向に模様をつけます。
次に波の根元やフチ周りに「大波小波」を木べらで盛り付け、内側同様木べらや爪楊枝で縦方向を意識しながらお好みの模様を付けます。
そのあと、根元部分の「大波小波」の少し上側に「さざ波」を塗り、根元と波の立ち上がりを馴染ませました。
これを3枚とも行い、海面にも「大波小波」などを盛り付けます。
波の先端には、ほぐした脱脂綿を僅かに貼り付けて、グロスポリマーメディウムを垂らして内巻に形を整えて、白波を表現するそうです。
お好みで海面などにも行うと、海面の白波っぽくなります。
こうして出来たのが画像のような「大きな波」です。
ジオラマ教室ではこれで完成となり、用意して頂いた容器(タッパー?)に入れてお持ち帰りです。
家に帰ってタッパーから取り出して乾燥させ、夜になるとだいぶ乾いてきて触っても手に付かなくなったので、波がもっと「前のめり」になるように、輪ゴムをはめて固定してみました。
翌日になって輪ゴムを外してみると、荒々しく?反っていた波が、良い感じの打ち寄せ波に変わりました。
もう少し手を入れて、小舟を浮かべてみたら「冨嶽三十六景」ならぬ「不覚一景」くらいにはならないかな?と妄想しております。
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コメント2件
- Dr.カノン
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お疲れ様です(^^*)
低調気味との事ですが、こういった活動にも参加意欲があって何よりです(*゚▽゚)ノ!
田舎町に住んでいる身では中々縁の無い教室ですが、こうしてレポートで見せて頂けるだけでも大変な刺激と勉強になります。ありがとうございます!
不覚一景と聞いたら、待ち望んだビッグウェーブに乗ったと思った瞬間にひっくり返ったサーファーの姿が思い浮かびました(^▽^;)★
11月12日 23:27 | このコメントを違反報告する
- Yangmin(ヤンミン)
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カノン博士さん、こんばんは。
いつもコメントありがとうございます。
昨年から相変わらず心身共に低調気味なので、たんぽぽ製作会に続き参加してきた次第です。
見映えがしてなかなか面白いので、皆さんの参考になれば嬉しいなぁと思い、久し振りに投稿してみる気になりました(苦笑)
やはり皆さんサーファーが浮かぶようですねぇ。
「不覚一景」も仰る通り、そのイメージ方が有っているかも…笑
11月13日 01:51 | このコメントを違反報告する
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