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ジョーカーinアサイラム(仮)その1

2013/10/17 12:32

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  ブラボーとは

皆もすなるといふ製作日誌といふものをしてみむとて。

今回ご紹介するのはアメコミヒーロー「バットマン」の宿敵「ジョーカー」のフルスクラッチフィギュア/ビネットです。

私は彼の誕生秘話を描いたコミック「バットマン:キリングジョーク」が大好きで、英文でも和文でも百回以上は精読しています。今回はそのコミックで画家ブライアン・ボランドが描いたジョーカーの姿をベースに、しかし忠実な再現よりも粗雑な力強さを目指します。細部にこだわると完成しないし。

頭部だけは1年ぐらい前に作りかけて、気力が萎えて放置してありました。下顎に継ぎ線があるのは、顔全体を作った後で歯を造型する隙間を確保するため切り取った痕跡です。

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  ブラボーとは

顔の継ぎ目を消し、耳を造型して、基本塗装を行いました。髪は植毛の予定なので禿頭のままです。

瞳は、筆では気に入るものが描けず、紙にペンで書いて貼りました。
しかし結局、全身のポーズが定まってから視線を決めた方がいいと思い直し、今は剥がしています。

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  ブラボーとは

胴体のアーマチュア(可動式の骨組)を作ります。
まずは方眼紙に裸体の全身像をスケッチし、それに合わせてアルミ針金を組んで、麻糸を巻き、接着剤で止めました。

腕の付け根を胸郭の端ではなく、体幹から伸ばしているのがポイントです。肩胛骨の自由度を一部トレスする必要があるので。

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  ブラボーとは

アーマチュアの続き。

麺棒で薄く伸ばした石粉粘土フォルモに、木工用ボンドを塗ってアルミ針金に巻き付けます。余った部分はあとから切るので、ここでは作業しやすいようにモビルフラットみたいな板状で構いません。関節部分を開けておくのがポイントです。

造型で困るのは、スパチュラに押されて粘土が逃げてしまうことです。こうやって同じ素材で被覆された芯を用意し、本番造型の際にそこに接着することで、粘土が逃げるのを防ぐことができます。

接着するなら異種素材でもいいんじゃないかと思われるかもしれませんが、同系だと格段に馴染みがよいのです。石粉粘土ならたいてい水だけで完全接着しますし、削り込むときも邪魔になりません。


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コメント4件

ブラスコウ/秋友克也

ブラスコウ/秋友克也
ちなみにアーマチュアなんか使うのは、立体デッサンができない=下手くその印です。しかし下手は下手なりに、失敗しにくくする工夫というものがあるのです。んで結局アーマチュアの線からすっかり外れてしまったりするんですけどね。

10月17日 12:41このコメントを違反報告する

ロマン・スミルノフ

ロマン・スミルノフ
ブラスコウ さん
欧米の原型師の中には「アーマチュア」を使用される方もいます、ミリタリーミニチュア(所謂フィギュア)の専門誌にも「アーマチュア」を使用する原型の作り方が紹介されておりますのでご謙遜でしょう。
ところでこのフィギュアのサイズはどの位あるのでしょうか。手に持たれた顔の大きさから全身だと300ミリ位は優にありそうに思いますが。

10月17日 18:34このコメントを違反報告する

ブラスコウ/秋友克也

ブラスコウ/秋友克也
ロマン・スミルノフ さん
たしかに、私の腕はともかく技法自体を悪く言うのは活用しておられる皆さんに失礼ですね。反省。
サイズはちゃんと測ってないのですが、立った状態で40cm弱ぐらいでした。キャラクターの身長を考えると1/5.5程度でしょうか。

10月17日 19:23このコメントを違反報告する

ロマン・スミルノフ

ロマン・スミルノフ
ブラスコウ さん
400ミリですか思った以上に大きいものでした。
そういえば、イングランドのメーカーで500ミリほどある英軍のフィギュアを出していたメーカーを思い出しました。確かホワイトモデルズとかいったように思います。
しかしこのくらい大きいと塗装が大変ですが、手を細かく入れられますし今後どの様になって行くのか楽しみですね。
原型製作には興味があって「がくぶん」の通信講座を受けましたが、中々実践する時間が取れなく腕は全く上っていませんので、スクラッチできる方はうらやましいですね。

10月17日 19:45このコメントを違反報告する


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