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古くて大雑把で味のあるキット

対象商品

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販売価格 3,980 円

商品に対する評価

      普通

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1980年ごろに販売されていた宇宙戦艦ヤマトのプラモデルを再販したものです。当時としては画期的な、スケールモデル的感覚で作られたキャラクターモデルでしたが、現在の基準で見るといかにも大雑把。たとえば砲塔などは1パーツで、砲身は先の詰まった棒、下側は素通しです。色分けなどもなく、グレー一色で成型されています。もちろん接着剤が必須。しかしそのぶん逆に、現在のキッチリした製品にはない味があります。あなたが以下のどちらかに当てはまるなら、いい商品だと感じるでしょう。
・接着や切削や塗装などの作業を積極的に楽しめる人
・細かいことは気にしない、安くて大きければいいという人
それ以外の人は、21世紀に開発された1/1000 宇宙戦艦ヤマト2199などを買われた方がいいと思います。

一応、自分が行った作業を列挙すると
・合わせ目、パーティングライン消し。チマチマやると終わらないので、120番の粗いサンドペーパーに当て木を当てて一気に削り、400番で仕上げ。
・波動砲口の周辺が角張りすぎているように感じたので、削って丸めた。
・波動砲口の内側に角プラ材を貼って、溝を表現。
・各部フィンを両面テープで固定して平ヤスリで削って薄くし、エッジにナイフでカンナがけして翼断面風に加工。
・水平安定翼のパーツは使わず、船体側面の穴を埋めて開閉部っぽい彫刻を追加。
・合わせ目修正で消えた船体のモールドは、ナイフの刃を当てて彫るなどして復活。
・主砲と副砲の砲口をドリルで開口。
・ロケットアンカーの爪にプラ材を貼って大きく。
・補助エンジンのノズルが浅かったので、ガンプラ用の適当なノズルパーツに置き換え。
・タミヤアクリル塗料と油絵の具で塗装。
もちろんこれらは個人の措置の一例であって、必要というわけではありません。それなりに手間はかかりましたが、私は楽しみました。

何より、私にとってのヤマトとはこんな風に面もツヤも不均一で汚い、ゴツゴツした存在でした。当時のアニメはメカも手描きで動くたびに線がブレたし、エアブラシや鉛筆で質感がつけてありましたから。現代の、CGと同じように面も筋彫りも整ったキットに飽き足らない人は、こういう古くて大雑把なキットに挑むのも一興かと思います。


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コメント1件

ブラスコウ/秋友克也

ブラスコウ/秋友克也

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キットそのままのパーツがどれぐらい大雑把か、記録した写真が1枚だけ残っていました。艦底部のフィンです。左はキットのままで、1mm以上の厚みがあります。こういうパーツを鋭いヤスリで削って、右のように鋭く翼断面っぽく加工したのが、私の掲げた作例です。

10月30日 16:58このコメントを違反報告する


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