第12SS戦車師団「ヒトラー・ユーゲント」第12連隊所属の615号車を作ってみよう(その4)
2013/05/18 03:21
曲げ加工したパーツの穴に伸ばしたランナーを通して、瞬間接着剤で固します。次に左側と中央のパーツは、開けた穴にランナーを通して固定し頭を1mm残して切断し、線香の火を近づけ切断面を丸く加工します。溶かし過ぎには注意が必要です。
右側2か所は長さを調整しながら切断し、はめ込み接着します。
車体パーツに取り付ける準備が出来ました。左端にある長細いパーツはツィンメリットコーティングのエッチングパーツ。
その前にリーフスプリングとボギー中央部のカバーを取り付けます。なおキットには形状の違う2種類のカバーが用意されており、615号車がどちらを装着していたか?写真からは判別できないので一方を選択。(転輪で隠れちゃうしね)実物の違いもよく判らない。おそらく部品下請けメーカー(複数)のプレス金型の違いではないでしょうか(推測です^^|)
当時クルップ社は、ドイツ軍兵器局が推薦したトーションバー方式を断って、このボギー方式を採用している。下請けメーカーを含めた技術者の自信が見え隠れします。(話が長くなりました^^|)
車体下部はこんな感じで出来ました。自分は取説の順番はあまり気にしないので、参考にならないかもしれません。
さて車体上面の製作に入ります。
彼女が持っているのがフェンダーです。裏面もきちんとモールドされてます(楽しいですね^^)
エアフィルター装着です。この時にシュルツェンステーを組み込まないと、後で大変なことになりますから注意です!
車体上部側面の仮組です。
彼女の持っているのは、中に組み込む補強材のハリ部品です。
車体上部後方のパーツ群です。
ラジエーターパネルは二重構造で、裏側からエッチングパーツか樹脂パーツを選択できます。あまり見えない箇所なので、後者を選択しました(映像の上段左右端パーツ)エッチングパーツが全て樹脂パーツより優れているとは思いません。特にこのキットのように、インジェクションモールドの限界を追求した繊細なパーツ群を見れば納得です。但し繊細なゆえに破損しやすいので...右端のパーツ折れました(修正しましたが...^^|)適材適所を、今一度考えてみましょう。
予備履帯の取り付け穴を、裏面ガイド箇所に従い9か所ピンバイスで開けておきます。
次は車体上面、ハッチ周辺の跳弾板の付け替え加工。
取説には「切り取ってパーツを付けよ」との指示。簡単に書いてあるけど、これって結構大変な作業じゃないの?作り手選ぶよね...^^|
キットのモールドは、H型後期からJ型にかけての溶接されたもので、パーツはG型のネジ留め式のもの。サイバーってG型出してたよな、と思いつつ作業開始で、運転席側を削り取る(映像)取り付けの位置決めも...エライことになった。
キットのままで後期に近い中期型!でも...^^|
何とかなりそう...^^|
続きは、その(5)で。
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