Revell 1/8 YAMAHA Scrambler 350 YR-2C その 4
2023/05/30 21:16
エンジンの右側のカバーを仕上げています。
オイルポンプのコントロールケーブルの基部や回転計ケーブルの基部をアルミパイプやプラ板で作り、各螺子の頭はアルミ棒に換えて作り、省略されているカバーの境のラインも彫りこみました。
ヘッドボルトは1mmのプラ板から切り出し、プラグのベースには0.3mmのプラ板を使いヘッドを仕上げ、エキゾーストフランジもキット部品に手を加えて形を直しています。
やっとこれでフレームに載せられるくらいまでになりました。
一度フレームに仮組みしてキャブとエアクリーナーのフィッティングを見なければならないのでもう少し手間が掛かります。
エンジン作りに区切りを付けて、ホイールに入ります。
組み立て手順の関係でフォークを組むまでにホイールを完成させなければなりません。
リムとハブに有るスポークモールドに位置的な誤りが有るので修整しながらの工作になります。
ホイール作りはいつもの手順なので省略。
それぞれの部品の修整を終えて塗装の段階です。
シルバー塗装が多いバイク部品の塗装には最初にブラックで下地を作ることが僕の定番になっています。
ホイール部品が乾くまでスポークの部品を作っています。
今回は1/8 ということと準オフロード車と言うことでスポークには0.5㎜ステンバネ線を使い、ニップルにはいつものビニールチューブを切って使います。
これで一輪分の部品で36本有ります。
0.5㎜ともなると流石に硬く、容易にシナルことが無く押さえる方向にテンションを張らせる事が出来ないためハブ、リム双方の差し込み部分に瞬間接着剤を使います。
一番下に見えるのは長さ30㎝の0.5㎜ステンバネ線と白い被服線です。
ホイールの完成です。
今回1/12 YAMAHA SRのホイールも同時進行で作っています。
両者とも18インチ、全く同じ方法で、違うのは材料のサイズだけ。
塗装は1/8 はメッキの鉄リム、 1/12 はアルミリムという材質の違いが有るので、メッキリムにはクレオスメタルカラーSM07 を使いクローム感を出し、アルミリムには同じくSM06を使いました。
SRのアルミリムはポリッシュ無しという設定なので光を押さえたSM06 はピッタリです。
気分によって目に付くところを弄っています。
フェールタンクの側面にあるニーグリップラバのモールドはタンク側面と同一モールドで境界がはっきりしていないため塗り分けが上手く行きそうにありません。
そこでラバーのモールドを浮き立たせマスキングをし易くするために横方向から筋彫りをしてラバーを浮かす様に立体感を付けています。
一応右側は完了、これから左側を処理します。
このタンクはツートンカラーに塗り分けなければならず、しかも細い子持ちラインを伴っています。
その境界線の意味か、ほぼその位置に凹モールドが有り、タンクマークの位置にも同様で、しかも凹モールドを境に面に少し段差が付いています。
この凹モールドと段差を消すためにパテで埋めています。
光硬化パテで能率アップ、全体にヤスリを掛けて段差や歪みなどを一気に均してしまいます。
この先ツートンカラーに塗り分けたりマスキングをしてニーグリップラバーを塗り分けるのですが、子持ちラインの塗装を含め手間の掛かる作業が待っています。
次回タンクの塗装に続く。
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