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戦争遺跡を訪ねて(後編)

2020/01/05 23:46

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  ブラボーとは

後編です。
この記念碑が有る高台を降りていくと海岸線に出ます。
この詫間湾には当時水上機が離発水のために使用した滑走路が現在もそのままの状態で残されています。
この滑走路は「スベリ」とも呼ばれ、その名の通り若干の斜面となっていて緩やかに海面に繋がっています。

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  ブラボーとは

スベリに降りてみます。当時のコンクリートがそのまま残っています。この場に立つと本当に不思議な感覚になります。

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  ブラボーとは

しかし所々にひび割れも有り、時の経過は隠せないようです。

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  ブラボーとは

これは大型の水上機用のスベリです。滑走路にはレールと枕木の跡が残されていました。この上を水上機が下りて行ったのです。

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  ブラボーとは

実はこの日、私は先日完成させた詫間海軍航空隊所属の「二式水上戦闘機」を持参して行きました。そしてこのレールの上にそっと模型をかざしてみました。なんとも言えない気持ちになりました。

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  ブラボーとは

ここは小型機用のスベリです。何機か同時に離水できるようにするためでしょうか、幅は150メートルほどあります。

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  ブラボーとは

斜面は緩やかに海と交わります。コンクリートはさらに奥まで続いているようです。

詫間湾は穏やかで波も小さく、また四方を山や島で囲まれた地形で水上機基地に適していたのでしょう。軍も理由も無しにこの地を選んだとは考えられません。

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  ブラボーとは

私はこの滑走路に「二式水戦」を降ろしました。

詫間基地所属の101号機です。75年ぶりに故郷に帰ってきました。
艦船専門の私がこの機の模型をを作ったのは、せっかく行くなら飛行機にもこの里帰りを実現させたかったからなのです。

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  ブラボーとは

これは75年前に詫間基地を飛び立つ水上機と見送る隊員たちを捉えた一枚の写真です。

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  ブラボーとは

写真と同じ位置に立って撮影しました。
75年経っても島の形は変わりません。そして滑走路も残されています。
しかし、二度とここから水上機が飛び立つことは無いのです。
平和な時代が続きますように。
そしてこの貴重な戦争遺跡が今後も守られていきますように・・・。


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