模型を作ってシェアするホビーコミュニティ ホビコム by デアゴスティーニ

はじめてジオラマつくりまーす♪

2014/06/17 06:00

M_image

 みなさんこんにちは。
今、私はコトブキヤプラモコンテスト「コト-コン2014」での入賞目指してゾイドを作っている、というのは何度も公言したかと思います。その過程で、「いい機会だから試してみよう」と思い立った、初の試みが。
 そう、「完全に自分の手でイチから作った、既製品でないジオラマ」。
 過去、第二次ゾイドブームの折に小学館から発売された低年齢層向けゾイド改造の教本「ZOIDS改造(カスタマイズ)マニュアル」という書があり、私も持っています。その中にジオラマの簡単な作り方というのも載っていたため、それなら、と、それを参考に試してみようと思い至ったわけです。
 というわけで、時間もないしさっさと作ろう、と試したのが、一番最初の写真。だいたいの方は「何だコレ」とお思いだったでしょうね。一応ジオラマ一号試作案……だったのですが、石こうと水の配分をテキトーにしちゃったためイマイチな代物に化けたものです。コレはコレで失敗とは言い切れないかもしれないんですが、ここは潔くやり直そう、と決めました。そこで、二号ジオラマを作りながら、製作過程もご説明させていただこうかと思いました次第。それでは、ご用とお急ぎでない方はしばらくお付き合いください。

M_image

 目的とする地形は一応「惑星Ziの荒野」。しかし汎用展示台として使い回すことも視野に入れて考えます。
 まず二センチと三センチの厚さのスタイロフォームを35センチ四方に切り出し重ねて木工用ボンドで接着、余った部分を切り出してだいたいの地形を作っていきます。小さめに切った板のカドをカッターで切り落とし、切った端切れも地形として利用すべく接着しています。
 それを、ワイヤーブラシでこすって削っていきます。ステンレスの固いワイヤーの物より、多少弾力のある線材のものの方がやりやすいです。大量の削りカスが出るので掃除機も用意しましょう。こすってると一部貼り付けた地形パーツが剥がれましたが、あくまで目安なので、気にしません。そして、次の写真。

M_image

 貼り付けた切れ端の形を生かしつつ、地形を作りました。ここに石こうを塗ります。
 石こう:水=1:1ぐらいが目安、と石こうのパッケージにあったのでちゃんと分量を計って混ぜます。すると結構粘り気のある液状になったため、これにより一号試作は水が多すぎた、と分かりました。ついでに墨汁も少し足し、灰色の石こう液にします。これは先に挙げた書に書いてあった内容に従ったものですが、何のためかは書いてませんでした。ただしたぶん、灰色の方が凹凸が分かりやすくなり後の作業がしやすくなる=サフの役目を持たせるため、だろうと推測できます。
 そして、この石こう液をスタイロフォーム土台に大胆に塗りたくります。すると、

M_image

 こうなりました。私は家の庭でやりましたが、台所やお風呂場などでなさる方はくれぐれも、石こうを下水に詰まらせないようご注意ください。
 塗って10分程のち半乾きになってくるので、そこでたわしを用意して表面を「ちくちく」します。お手軽にザラザラの大地っぽくなる、と書いてありましたので、従いました。
 1時間ほど待って硬化したら、ガイアカラー「サーフェイサーEVO.オキサイドレッド」を0.5ミリ径のハンドピースで吹きつけ、基本色とします。惑星Ziが金属の極めて多い星であることはゾイダーの基礎知識ですが、主成分が何であるかまでは謎です。しかし「野生ゾイドの外皮は良質な鉄器となった」という公式文献の記述からすると、鉄の埋蔵量が多いと思われます。そこで、火星のように酸化鉄を多く含む赤っぽい礫砂漠の情景を想定しました。

M_image

 オキサイドレッドで全体を塗るとこう。ここに、Mr.カラーの黒い缶サフをピンに移し替えたもの、以前に間違って大量に作ってしまったダークイエローを適当にエアブラシで塗装しています。
 そして、「霧吹き」と「鉄道模型用パウダー」の出番。
 霧吹きに木工用ボンドを水で薄めたものを入れてジオラマベースに吹きかけ、そこにパウダーを撒きます。全体にボンド水を吹いてからパウダーを撒こう、と思っていたら、ボンド水が吹いたそばから乾いていく!? こりゃ大変、急遽作戦を変更。あらかじめパウダーを撒く個所を決めてピンポイントでボンド水を吹き、すかさずパウダーをまきまきします。パウダーも色を2種類用意、明るい色の砂と暗い色の砂をイイ感じになるよう考えつつ撒き、手早く作業します。私は風呂場で作業しましたが、後でちゃんと水できれいに流しておきました。霧吹きも詰まらせないよう、しっかり洗っておきましょう。
 パウダーを納得いくまで撒いたら、最後に全体に念のためツヤ消しクリアーをかけました。そして乾燥を待って、

M_image

 ハイ、いっちょあがり。
 どんな効果が得られるか? ひとつ以前掲載させていただいたわんこ(ここで突然「ばうわうがうぎゃう!」と吼え声)、どうした“ジリオーヌィ”? ……ナニ? 「おれはわんこじゃねぇ、誇り高いオオカミだ」? そうだったね、ごめんごめん。
 では改めてジリオーヌィ、ひとつモデルになってちょーだい。

M_image

 というわけで、まず1枚。

M_image

 この構図をもう少し上から撮った図。サイカーチスやダブルソーダ(どちらも戦闘ヘリタイプの昆虫型ゾイド。前者がカブトムシ、後者がクワガタ)から見るとこんなイメージでしょうか。

M_image

 全体の撮影風景はこうです。左右の簡易レフ板は今回に合わせ、新造し大型化したものです。
 う~ん初めて作ったにしては悪くないジオラマかも? もちろん超絶ジオラマモデラーのみなさんの作には到底及ばないですが、個人的には大いに満足できました。ジオラマも作ってみると結構ワクワクできると分かり、そして後の製作に繋げられるいい経験も得られました。
 それでは、今回の日誌はここまで。お付き合いいただいたみなさん、ありがとうございます。
 さて、コンテスト用本命ゾイドを作らねば。懸案だったスクラッチパーツも無事完成、後は全体の塗装と撮影、そして投稿という過程が。締め切りは6月末まで。あと10日あまりの時間をうまく使っていきましょう。
 今回のジオラマ、むしろこの本命ゾイドのために用意していたのですから。一休みしたら、闘いに戻るといたしましょう。
 ではまた。


製作日誌の公開範囲
インターネット全体
コメントを受け付ける範囲
ホビコムメンバーまで

ブラボー11 お気に入り登録0   ブラボーとは


コメント2件

K-Zo.

K-Zo.
模型道楽さん
 こんにちは。コメントありがとうございます。
 模型道楽さんがジオラマベースに初挑戦とは、意外ですね? かなりお得意かとばかり思っておりましたが……お役に立てますかどうか難しいですが、参考になれば幸いです。ご自分でお試しいただければ、さらなる独自の工夫点が見えてくるかも? 
 何はともあれ、素敵なベースをお作りいただき、お楽しみいただきたいです。恐竜が闊歩する情景! ゾイド好きとしては惹かれますね。

06月17日 10:33このコメントを違反報告する

K-Zo.

K-Zo.
黒豆おかきさん
 ありがとうございます。作る情景にもよると思いますが、このやり方なら土台接着の際の木工用ボンドが完全乾燥するまで一日かかるとはいえ、後は六時間もあれば終わります。正味二日というところなので、お時間の許す時にお試しなさってみてください。やってみると結構面白いですよ。
 しかしこのジオラマを観た父は「木とか植えれば緑色がキレイに映えるのに、なぜ植えなかった」と、第一声がそれでした。分かっててあえてやらなかったのに……親父は私の作るものを一切褒めてくれず、まず最初に文句をつけます。父も芸術家の一種ですがそれゆえか、つい最初にアラ探ししてしまうようです。困ったもんだ……。

06月18日 08:57このコメントを違反報告する


コメントを書く1,000文字以内

Ms_noimage

コメントを投稿するにはログインが必要です。