クラウンモデルTYPE96リフレッシュ工作
2020/11/06 17:48
この所サバゲー好きの彼女とその友人にトラバサミを仕掛けられ、休みの日には小銃担いでヒャッハーしている佐倉です
され、今回は11月3日に開催された爆裂祭という、エアガン、軍装品即売会イベントでのお話
あいにく私は二人でお出かけ、一人池袋に向かったカノ友さんから恐怖のLINEが…
カノ友「ボルトアクションのエエブツ見つけやしたぜ、ガンケース付きの捨て値だから買って
義之んチに送っといたよー
ああ、こないだ入院した快気祝い替わりだから遠慮なく♪」
イベントで訳あり品、故障品が捨て値で売られているのはよくあること
今回も閉場間際まで売れ残り、販売ブース曰く
「持って帰るのめんどーだし、捨て値でもってけ!」
との事で、かなりお安く買えたんだとか
で、うちにやってきたのがこれ
台湾のクラウンモデル製、TYPE96seniorボルトアクションライフル
かの名銃、タカトクトイスSS9000の直系子孫で、U10Seniorとは兄弟関係になる
知っている人には懐かしい銃ですが、駆動系は同じでも中身は現代版に強化されています
ですが…
あー…こりゃ売れねーわ
試射してみましたが
・弾速が0.3もないくたびれまくったピストン
・恐らく缶スプレーでざっぺらに塗っただけであろう、いい加減な塗装
・ガタつきのひどいレイル
・スコープマウントなし
さて、どうやってこいつをリペアしてやろうか
と、いう事でまずは分解
くたびれてる場合、大抵はパーツごとにリペアしてやります
まずは底のボルトを抜き、ストックと機関部を分離
ストック部分はお尻のショルダーパッド、頬付け用チークパッドをビスを抜いて外し
のちに塗装しやすい様にしておきます
機関部を分解、ボルトを引き抜きチェンバーのお掃除
見ての通り汚れが付いているので、ここから空気が漏れてしまいパワーロスになっています
ここを洗浄液を付けた綿棒でお掃除
ついでにエアシリンダのパッキンも、FIREFLYうましか中辛パッキン(VSR-10)用に交換しちゃいます
ついでにパワーソースであるエアシリンダを押すスプリングも交換したい所ですが
改造防止のため潰しネジになっていて、特殊加工が必要になります
なのでピストンのリフレッシュで対応
コッキングロックバーを解除した状態でボルトを引くと、中のスプリングがこのように覗けます
シリンダ内部を覗いてみると、グリスアップもなにもされておらず、ピストンのパッキンがシリンダ内壁に引っかかり、スムーズに前進しないのでパワー不足になっているようです
なので、シリコーンスプレーを中にひと吹きし、数回ピストンを反復、筒内にシリコンを行き渡らせます
日本製と違い、台湾製は金型が甘いのか、パーツの端にキザラが出ており
端がめくれている個所があります
ここをペーパーで切削して落とし、ついでにこのウンコ塗料も切削
今回はある程度強度を持たせる必要があるので、ペイントリムーバーは使いません
表層の塗膜をある程度剥いだら、中性洗剤でストックを洗浄
サバイバルゲームで付いた汚れ、ペーパーがけで付いた切削カス、売り物で並べられていた際、他の人が触れて付着した手脂を落とします
パーツの下地処理
一応サバイバルゲームでも使いたいので、塗膜をがっちり作ります
ですのでプライマー入りのタミヤ・サーフェイサープライマーを細かく吹き重ねて下地処理
ここから塗装に入るのですが、次回に続きます
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