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1/350 ソ連戦艦 マラート 第2回 舷窓、副砲

2020/01/09 23:34

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  ブラボーとは

ズベズダの1/350 戦艦マラートを作り始めました。
帝政末期の1914年にガングート級2番艦として就役した弩級戦艦ですが。参考写真をネットで漁る内に少々混乱気味になってきましたので、ここでは忘備録を兼ねて纏めておこうと思います。

まず、ガングート級4隻のうちポルタワを除く3隻が1920年代末から30年代初頭に掛けて艦橋の高層化などの近代化工事を受けました。このうち上図の1番上と3番目に当たるオクチャブルスカヤ・レボルチャ=10月革命(旧ガングート)とパリジスカヤ・コンムナ=パリコミューン(旧セバストーポリ)は艦橋を支えるマストが太く後檣には大きなクレーンを備えています。これらもまた魅力的な変態艦ですが残念にもキットが出ていません。

一方、上図2番目のマラート=フランスの革命家ジャン=ポール・マラー(旧ペトロパヴロフスク=クリミヤの地名)はただ1本の前檣に探昭灯などの設備されたデッキを後付けした形で、両舷の測距儀が他の2艦に比べて艦橋上部の高い位置に集中している特徴があります。
そして第2煙突に張り出しテラスがあるのはマラートだけです。あと、クレーンも大層なものではなく概ね標準的と言えるものが両舷に2基あります。
以上がガングート級の同型3隻からマラートを割り出す個艦差異点ですので覚えると便利です。

 

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  ブラボーとは

さて、製作のほうはプロペラシャフトとスクリューの塗装から、、、やってしまいました。
これどうなんだろ?これをやった後すぐに船体へ取り付ければよかったのですが…


 

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  ブラボーとは

先にサフを噴いてしまったので、シャフトを取り付けたあとにもう一度、部分的にですがサフの噴き直しになってしまいましたね。ちょっとボォーっとしてました。
ちなみに黄金色で塗装したシャフトはマスキングテープで保護しています。
(余談ですが、プロペラシャフトは金色か?銀色か?艦底色か?という論争もあります。)


 

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  ブラボーとは

さて、ここからが1/350艦船建造に於けるいつもの苦行。舷窓エッチング入れです。
今回はサフが黒いので黄金色のエッチングが映えるのが少し嬉しいです(どうせ後で塗装されますが)

マラートは少ないほうで64個ほどの取り付けで済みましたが、多い艦になると400個近くも貼ることがあります。シャルンホルストなんかは舷窓だけで1カ月を費やした記憶もありますね。あれは大変でした。
今回は1日で済んでよかったです。


 

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  ブラボーとは

次は副砲です。金属砲身を砲殻に植え込んだものを16個作ります。
それをケースに並べて金属プライマーを噴きます。こうすると無駄なく噴霧が回ります。
乾いたあと同様にこんどはグレイのサフを噴きました。ここは凹部なので塗装が回らない恐れもあります。艦体色と似た色のサフを噴きました。


 

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  ブラボーとは

副砲の取り付けです。
ハセガワ三笠のように後からでも砲の角度が変えられるのかと思いきや、キッチリ接着しないと艦内へ転げ落ちて行って取れなくなってしまいそうな危ない構造です。したがって。やむなく固定することとしました。少し残念です。


 

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  ブラボーとは

現状です。
早く甲板を貼りたかったけど副砲が伏兵で少し手間取りました。

明日からまた街道へ戻って旅の人になります。2日ほどですが模型に触れません。
帰ったらまた続きをやりますが、副砲を付けていてひとつ気付いたことがありました。
キットでは最後尾の副砲が塞がれていて、その前の場所に連装高角砲を取り付ける仕様となっています。キットのモールドも木製甲板もそれを取り付ける前提ですので、写真が多く手に入る1937~8年頃の姿にはどうやらできないようですね。第3砲塔上に艦載機なども付けてみたかったのですが無理そうです。

ということで必然的に、ルーデルに爆撃される直前くらいの1941年時状態を目指すことになりそうです。
では帰りましたらまた。


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コメント6件

トロ

トロ
こんにちは。 工事進捗が速いですね。 もう副砲まで。 KAGEROの3Ddrawingは私も資料として時々利用しています。 結構、甲板上の構造物が描かれているのでエッチングパーツの用途も解るかもです。 私も「高雄」や「加賀」等はそれをベースにしていました。 スクリューシャフトの色論争は尽きないですね。 私は何時もシルバー塗装ですが、今度のキティホークでは艦底色で塗装らしいです。 真鍮製なら金色ですね。 鋼ならシルバー、防腐塗装して有れば艦底色、どれも正解の気がします。

01月10日 15:31このコメントを違反報告する

ゆた提督

ゆた提督
おはようございます。
舷窓エッチングも綺麗に接着されていますね。素晴らしいです。
ケースにいれての塗装のアイディアいいですね。これなら万遍なく塗料
まわりそうです。アイディア拝借します。
スクリューシャフトの色論争は初めて知りました。いままで疑問に思わず、
シルバーにしていました。
でも、よくよく考えると、強度的に材質は鋼材と思うと、防錆塗装しないければ、
海水中であっという間に錆びそうです。。
ステンレス鋼とか錆びない材質があったら、塗装せずシルバーだったのかも?? 
ネットで調べるとステンレス鋼も戦前からあったみたいですね。
値段との兼ねあいもあって、採用していたのかは不明ですが。

これからもよろしくお願いいたします。

01月11日 09:32このコメントを違反報告する

mitte

mitte
こんにちは。製作お疲れ様です。
本格的に始まりましたね。ガングート級は姿が面白いので、私もいつか、製作してみたい艦です。特にマラートは、艦橋が細くてツイストしている姿が特徴ですね。どことなく、扶桑の艦橋を彷彿させます。1番艦と3番艦の後部クレーンも武骨さにそそられます。
スクリューシャフト論争、私はなにも考えずに金色(真鍮 )としてしまっていましたが・・・皆さんのご意見を拝見するうちに、あまり自身がなくなってきてしまいました(-_-;)
これからも、進捗を楽しみにしています!

01月11日 15:01このコメントを違反報告する

Toyohata

Toyohata

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トロさん
おはようございます。手に入れたEPは同型艦とはいえ帝政時代のセバストーポリ用ですからかなり共通部品があるかと思えば、逆に改装後のパーツに関してはその範囲ではないということも考えられるのです。舷側手摺りはありがたいとしても、あとは砲周りとクレーンくらいでしょうか。艦尾紋章も帝国のもので1941年のマラートには使えませんが、希望が見えるのは煙突の張り出しテラスらしきパーツがあることで、これはマラート以外では使用されないとするならば、組み説にはないマラート用のパーツもまだまだ埋もれている可能性があるかもしれないと思えます。
何分、まだ艦のこともキットのこともあまりよく分かっていない状態での起工ですからあちこちでミスをやらかしてます。当面はリカバーにも時間を割かれそうです。
副砲は先に付けておかないと甲板を蓋できない設計です。ダボひとつ付いてない砲殻なので固定で接着しなければならないのはちょっと残念でしたね。なので右舷と左舷で表現を変えることにします。三笠と反航戦 or 三笠と縦陣を組んで戦える仕様にします。あとシャフトは一番ありそうではない真鍮色にしましたが、マスキングを外さずこのままにすれば艦底色で通りそうですね。なのでマスキングは暫く付けておくことにします。

01月12日 10:16このコメントを違反報告する

Toyohata

Toyohata

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ゆた提督さん
おはようございます。やっぱりシャフトの金色はないかなぁ・・・   なんて
今になって思えてきましたよ。艦底色は今まで一度もやったことがありませんが、
案外これが正解なのかなと、ゆたさんのコメント見て思い始めております。
スクリューの回転による遠心力はフジツボの着床を阻止できるのか? 
停泊が長くなれば付かないわけがないけど当時にステンレスがあったのならこれもまた使わないわけがないですよね。
ああやっぱり銀色がよかったかなぁ!

01月12日 10:25このコメントを違反報告する

Toyohata

Toyohata

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mitteさん
おはようございます。ガングート級の中ではマラートが一番妖しい姿をしてますよね。
日露戦終結から革命前夜の混沌とした時代のロシアに戦艦を自国開発できる力がある筈もなかったので事情は我が国にも似てイタリア艦だのドイツ艦だのの設計から採ってきた仕様のパッチワーク的な戦艦らしいのですがその割には大事に使われたこともあって長命でした。おっしゃる通り何となく扶桑に似てますが、洋の東西で独自進化を始めたまだ未熟な頃の戦艦には共通の課題への対処に独自性が伺え、比較対象として面白いかなと思っております。
あとmitteさんにまで金色シャフトに自信をなくされてはますますマスキングを剥がしづらくなってきたじゃありませんかw

01月12日 10:40このコメントを違反報告する


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