【第24回】ジオラマ完成
ついにジオラマが完成しました。携帯カメラ等でさまざまな角度から撮影すれば、作例の新しい魅力を発見できます。
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「だれでも簡単ジオラマ製作ガイド」としてジオラマが完成しました。
ジオラマ最大の魅力は、さまざまな角度から眺めたり、ほんの少し照明を変化させることで、表情がガラリと変化する点です。
建物ストラクチャーのたたずまい、テクスチャーの土ほこり、人や乗り物が織りなすドラマをお楽しみください。
また、最近のスマートフォンや携帯電話のカメラは、マクロ機能(接写機能)がたいへん優れています。本連載ご紹介申し上げました写真の大半は、スマートフォンで撮影したものです。
ぜひ、表情豊かなジオラマの撮影もトライしてみてください。
基本的な制作手法については、今までの映像や写真説明等にてお伝え申し上げましたが、これらはあくまで一例と捉えていただければ幸いです。
モデラーの皆さまの中にはきっと
「ウォッシングは別のメーカーの塗料のほうが・・・」
「接着についてはこっちの接着剤のほうが・・・」等々、
ご意見いただけるかと存じます。
模型制作はモデラー自ら発見し、信じて採用する手法、何より“作ることが楽しい”と思えること、すべてが正解になります。
僭越ながら本製作ガイドをご覧いただき、モデラーの皆さまのトライアルと創意工夫を通して、さらに効率的で作業の捗る手法を確立いただけることを願ってやみません。
それらの発想等、レポートをホビコム投稿等にて共有いただき、さらに模型やジオラマの輪が広がるきっかけになれば幸いです。
人形フィギュアが密集しているシーンのカット。
ジオラマを効果的にみせるレイアウトのポイントとしては、いかに密度をバランスよく高めるかというのが大きいです。教会の塀も単調になることを避けるため、途中に被弾の応急処置でセメントで固めたような跡を設けました。
セメントの色はラッカーパテのままです。
ジオラマを右サイドから斜めにして撮影しました。
長方形のベースを用いますと、奥行きのある情景展開を得やすいです。最近の携帯電話、スマートフォンのカメラでは、被写体に奥行きが発生すると、ぼかしを活かした一眼レフのような撮影も可能です。
アクリルケースのフタを取り付けたところです。
100円均一で入手できるアクリルケースですが、中にジオラマの世界を設置するだけで、グッと引き立つオブジェになります。このサイズであれば、デスクのアクセサリとしても機能するかもしれません。
公開日 2015/07/28
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