タミヤ「1/35 MMシリーズNo.164 ドイツ重戦車キングタイガー(ヘンシェル砲塔)」を作る
プラモデルの戦車模型製作を、わかりやすく解説していきます。この連載では、タミヤから発売されている「1/35 MMシリーズNo.164 ドイツ重戦車キングタイガー(ヘンシェル砲塔)」を取り上げて、戦車模型製作の魅力をお伝えします。
- カテゴリ
- プラモデル
- 製作工程
- 下準備
- テクニック
- 工具・接着剤等の準備
カッターナイフ&ニッパーを用意しよう
カッターナイフ、 ニッパー を用意しましょう。カッターナイフは使い慣れたもので構いませんが、普通のタイプと「デザインナイフ」と呼ばれるタイプがあると便利です。ニッパーは「プラスチックモデル用」を選びましょう。
ニッパーの刃先を比較してみよう
プラスチックモデル用ニッパーと、一般的なニッパーの「刃先」を比較してみました。プラスチックモデル用は、小さなパーツも確実に切り離すことができます。今回製作するモデルは、非常に小さいパーツが多いので、必ずプラスチックモデル用を揃えておきましょう。
ピンセットを用意しよう
ルーペもあると便利
接着剤を用意しよう
接着剤にはプラスチックモデル用として市販されているものを使用します。写真右側の3本は、ベーシックな“筆塗りタイプ”です。左の3本は“流し込みタイプ”で、現在はこのタイプが主流です。なお、「リモネン系」の接着剤は、塗装したパーツの接着には不向きなので注意しましょう。
Mr.セメント リモネン系
Mr.セメントS
タミヤセメント(角びん)
リモネンセメント 40ml
タミヤセメント 流し込みタイプ
瞬間接着剤はゼリー状がオススメ
パテとラッカー系うすめ液も用意
パテは、パーツの修正や改造などに使用するペーストですが、戦車モデルの場合は“質感”を出すために使用します。その際、ラッカー系うすめ液を使い、パテを溶いた「溶きパテ」の状態にします。
サーフェイサー500も用意しよう
耐水サンドペーパーは必需品
最後に、プラスチックモデル製作の必需品といえるのが「耐水サンドペーパー」です。パーツの整形やパーティングライン(金型の継ぎ目が線状の突起になった部分、パーツ接着部など)の処理、研磨、切削に使用します。モデル製作で「ペーパー掛け」といえば、耐水サンドペーパーによる“水研ぎ(水でパーツとペーパーを洗いながら行う研磨作業のこと)”を意味するほど重要なアイテムなので、忘れずに用意しましょう。
TAMIYA フィニッシングペーパー (仕上げ)
タミヤメイクアップ材シリーズ No.9 フィニッシングペーパー 荒目
タミヤメイクアップ材シリーズ No.10 フィニッシングペーパー 細目
公開日 2013/03/22
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