タミヤ「1/35 MMシリーズNo.164 ドイツ重戦車キングタイガー(ヘンシェル砲塔)」を作る
プラモデルの戦車模型製作を、わかりやすく解説していきます。この連載では、タミヤから発売されている「1/35 MMシリーズNo.164 ドイツ重戦車キングタイガー(ヘンシェル砲塔)」を取り上げて、戦車模型製作の魅力をお伝えします。
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- 下準備
- テクニック
- 説明書の見方・ポイント
説明書をしっかりと読もう
戦車モデルの製作は、パッケージを開けて説明書に目を通す段階から始まっています。というのも、戦車モデルは単に“組み立て&塗装”では終わらないからです。モデルには“実機”があり、その実機には“史実”があります。そのため、自分が作るモデルが“どういうものなのか?”を、この段階で決めなければなりません。もちろん空想でも構いません。忠実に史実を再現するとなると、資料集めだけで膨大な時間を費やしてしまいますから。けれど、ある程度は史実を利用した方がモデルのリアリティが高まり、の手助けとなるのが説明書なのです。
組み立て手順をチェックしよう
説明書の、特に実機に関する記述に目を通したら、次に組み立て手順をチェックします。戦車モデルはシンプルな構成になっており、車体+砲塔+左右キャタピラ(※)&転輪・動輪+各種装備品に大別できます。組み立ても、各ユニットごとに進めていくのですが、“自分が作る仕様”によっては“不要なパーツ”も出てきますので、それをしっかりと見極めておきましょう。
※キャタピラは企業の商標なので、承認なくその用語を使うことができません。説明書の外国語表記が、別の呼称(Trackなど)になっているのはそのためです。
塗装に関する注意書きをチェックしよう
インターネットを活用しよう
説明書の塗装指示は、前後の斜め方向から見たモノクロのイラストだけです。カラーの資料はボックスアートと、パッケージ側面のイラスト&写真だけなので、資料としては少々寂しい感じがします。そこで活用したいのがインターネットです。Googleの画像検索で「キングタイガー 戦車」を調べてみると、瞬時に膨大な数の画像データが出てきます。それらも活用し、自分が作るモデルの仕様を確定しましょう。
公開日 2013/03/22
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