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下地を作ろう

タミヤ「1/35 MMシリーズNo.164 ドイツ重戦車キングタイガー(ヘンシェル砲塔)」を作る


プラモデルの戦車模型製作を、わかりやすく解説していきます。この連載では、タミヤから発売されている「1/35 MMシリーズNo.164 ドイツ重戦車キングタイガー(ヘンシェル砲塔)」を取り上げて、戦車模型製作の魅力をお伝えします。

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塗装
テクニック
サーフェイサーによる下地処理 

下地を作ろう

史実によると多くの車体に「ツェメリットコーティング」が施されています。しかし初心者にはハードルが高すぎる工程なので、今回は“コーティングされていない332号車”を作ることにしました。説明書の塗装ガイドに描かれているイラストがそうです。しかし、説明書に記載されていない事実もあるのです。それは“素材の質感”です。キングタイガーの車体には延圧鋼板が多用されていましたが、その表面はかなりザラついていたとのこと。そこで組み立てを始める前に、パーツの下地を作ることにしました。

簡易塗装ブースを用意しよう

RCハマー

下地を作る方法はいくつかありますが、今回は2パターンを紹介します。そのひとつが「 サーフェイサー500 」を使う方法ですが、この下地塗料はスプレー缶タイプなので、飛散した塗料が周囲に飛散してしまいます。それを抑えるためには市販の塗装ブースを用意したいところですが、ここでは段ボール箱を使った簡易塗装ブースを製作しました。これだけでも多少は塗料の飛散を抑えることができます。なお、スプレー缶塗料での塗装は火気に注意し、必ず屋外で行いましょう(作例は、撮影のため室内ですが)。

サーフェイサー500を吹き付けてみる

RCハマー

塗装ブースにパーツをセットし、約20~30cm離して サーフェイサー500 を吹き付けます。このとき、普通にノズルを押すと塗料が霧状になって噴射されますが、それでは今回の下地にはなりません。ノズルをほんの少しだけ、ゆっくりと押してみてください。すると、少量のガスと一緒に塗料がグジュグジュと“霧状にならずに”吹き出します。これをパーツ表面に吹き付け、ザラついた感じに仕上げるわけです。この方法のメリットは、吹き付けたサーフェイサー表面の起伏が大きくなく、適度なザラつき感が得られることです。

水研ぎをして仕上げよう

RCハマー

シャシー裏のハッチなどは、通常の鋼板が使われているため、表面をザラつかせる必要はありません。そのためサンドペーパーで水研ぎをしてサーフェイサのみを削り落とします。こうすることで、パーツの部位による質感の違いを再現できます。

溶きパテを塗ろう

RCハマー

もうひとつの質感表現手法が、溶きパテを塗る方法です。これはもっともポピュラーで、ラッカー系うすめ液でパテを溶き、それをパーツに塗るだけです。パテを溶くときの目安は、普通の塗料と同じくらいの粘度にすれば十分です。あとは薄くパーツに塗るのですが、少し乾き始めてもそのまま筆を動かしてください。すると、乾き始めたパテの表面が荒れて、とてもザラザラした感じになります。今回の作例では、砲身の付け根部分にこの処理を施しました。

公開日 2013/03/22


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