タミヤ「1/35 MMシリーズNo.164 ドイツ重戦車キングタイガー(ヘンシェル砲塔)」を作る
プラモデルの戦車模型製作を、わかりやすく解説していきます。この連載では、タミヤから発売されている「1/35 MMシリーズNo.164 ドイツ重戦車キングタイガー(ヘンシェル砲塔)」を取り上げて、戦車模型製作の魅力をお伝えします。
- カテゴリ
- プラモデル
- 製作工程
- 組立・接着
- テクニック
- 流し込み用接着剤による接着
パーツを準備しよう
パーツの下地が仕上がったら、車体に取り付けるパーツの一部を接着します。その前に、下地処理を施したパーツをはめ合わせ、ちゃんとはめ込めるか確認してください。下地処理によってパーツ表面が若干大きくなっているため、うまくはめ込めない場合があるからです。そんなときは、干渉する部分の下地をサンドペーパーで削り落としましょう。
車体標準部品を接着しよう
キットには小さく細かいパーツが多数入っていますが、それらは車体標準部品と装備品の2種類に分けられます。今回の作例は332号車ですから、塗装は「3色迷彩」になるのですが、脱着される汎用装備品は“迷彩塗装後に装着された”と考えた方が自然なので、まずは車体標準部品だけを接着します。小さなパーツはピンセットを使い、流し込み系の接着剤を使うといいでしょう。ただし、説明書の「4:排気管の取り付け」で、排気管とカバー(A3×2、A4×2、A6×2、C29、C30)を接着するよう指示されていますが、これらのパーツは最終工程の「ウェザリング」を施すまでは接着しません。C29とC30のみ、はめ込んで仮止めしておきます。
“現物合わせ”での接着
付属の分割キャタピラパーツは、砲塔側面に取り付けます。説明書にも記載されていますが、このパーツは自重によって“垂れ下がった状態”になります。そこで砲塔を用意し、実際にパーツを取り付けた状態で“キャタピラだけ”を接着します。このような方法を「現物合わせ」と呼びます。
公開日 2013/03/22
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