艦船模型を作る
プラモデルの艦船模型製作を、わかりやすく解説していきます。この連載では、ハセガワから発売されている「1/350日本海軍 甲型駆逐艦 雪風 “天一号作戦”」を取り上げて、艦船模型の基礎工作から空中線張りや台座製作など中級の製作テクニックまでを紹介していきます。
- 第1回 組み立ての前に
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まずは艦船模型を組立てるのに使用する道具を確認しましょう。パーツのカット・整形にはニッパー、エッジニッパー、カッター(デザインナイフ)、ピンセット、ヤスリを使用します。
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- 軍艦
- 製作工程
- パーツ整形・調整
- テクニック
- ゲートの切断
- 第2回 船体の組み立て
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さっそく船体を組立・接着していきます。船体がずれない接着のコツやパーツのつけ忘れを防止するTipsを紹介します。
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- 軍艦
- 製作工程
- 組立・接着
- テクニック
- 流し込み用接着剤による接着
- 第3回 船体の継ぎ目処理をする
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船体の継ぎ目は、スポンジヤスリによる研磨でほとんど消すことができます。継ぎ目消しの基本テクニックを学びましょう。
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- 軍艦
- 製作工程
- 組立・接着
- テクニック
- 継ぎ目消し
- 第4回 船体に台座を取り付ける加工をする
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今回はキット付属の展示台ではなく、金属脚を使用した台座をオススメしたいと思います。船体を加工して金属脚を取り付ける方法を紹介します。
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- ジオラマ制作
- テクニック
- ケース・台座の製作
- 第5回 甲板の穴あけ加工
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甲板の穴あけ加工
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- 製作工程
- 組立・接着
- テクニック
- 合いの調整
- 第6回 甲板の接着と継ぎ目消し
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甲板を接着したあとの継ぎ目消しを行いますが、モールドを潰さないようマスキングテープを使ってパテによる整形を行います。
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- 軍艦
- 製作工程
- 組立・接着
- テクニック
- 継ぎ目消し
- 第7回 船体の外板継ぎ目を追加する
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よりリアルな仕上がりにするために船体に継ぎ目を追加しています。マスキングテープとサーフェーサーによる製作テクニックを紹介します。
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- 製作工程
- 塗装
- テクニック
- サーフェイサーによる下地処理
- 第8回 船底と甲板の塗装
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船底・甲板の塗装は大雑把に行って構いません。後でマスキングすればよいので、この段階では気にしなくてOKです。
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- 製作工程
- 塗装
- テクニック
- ラッカー系塗料による塗装
- 第9回 確実にエッチング手すりを接着する方法
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エッチングパーツの手すりは接着に苦労します。そこで今回は長いエッチングパーツを簡単に接着する方法をご紹介します。
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- カスタマイズ・改造
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- エッチングパーツ
- 第10回 艦橋の改造
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既存のエッチングパーツを流用して、艦橋の窓枠のディテールアップを行います。
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- 第11回 マストの改造
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マストのパーツを一部真鍮線に変更して、強度を確保するディテールアップを行います。これにより空中線を張るテンションにも耐えられるようになります。
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- 金属素材の利用
- 第12回 煙突の改造
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上から見下ろす機会の多い艦船模型において、駆逐艦の煙突は構造物の中でも目を引くポイントになる部分ですのでしっかりと手を加えていきます。
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- 金属素材の利用
- 第13回 煙突の塗装とマスキング
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煙突の工作も終わったので先に煙突の上部を塗装・マスキングして、軍艦色塗装前の段階にしておきましょう。
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- 戦車・軍用車両
- 製作工程
- 塗装
- テクニック
- マスキング
- 第14回 艦首・艦尾の旗竿を真鍮線に置き換える
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空中線のテンションに耐えられるようにするため、艦首・艦尾の旗竿に真鍮線を使用して、よりシャープさと剛性をつけます。
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- 金属素材の利用
- 第15回 主砲砲身を真鍮製に改造する
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主砲の砲身を真鍮製に改造することで、さらなるディテールアップを図ります。
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- カスタマイズ・改造
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- 金属素材の利用
- 第16回 軍艦色の塗装
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下地塗装で全体に暗めの色を敷き、上からムラを出して数回に分けて明るい色を重ねることにより、塗装面に情報量を加えていく方式を説明します。
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- ラッカー系塗料による塗装
- 第17回 空中線を張る(基本編)
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旗索の工作を行い、空中線を張っていきます。ここではナイロンテグスを使用した空中線の張り方を説明します。
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- 空中線・アンテナ線張り
- 第18回 空中線を張る(応用編)
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今回は後部マストから前部マストへと繋がる空中線と、そこから各構造物へ伸びる空中線を張っていきます。ここが今回の雪風製作でいちばん難しいところになります。
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- 第19回 船体側面(舷側)の汚し塗装
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船体の側面に軍艦色の退色(色あせ)表現を追加します。平筆を使って色を塗っていた後、エナメル溶剤を含ませたティッシュで拭き取っていきます。
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- 第20回 船底部分の汚し塗装
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今度は喫水線から下の船底の汚しに入ります。今回の汚し塗装には絵画用の油絵の具を使い、塩に浸かって色が褪せた感じの船底の退色表現を行います。
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- 第21回 台座・ケースを製作し、船体を組み合わせて完成させる
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空中線の追加、船体のウェザリング塗装も終わったので、残りは台座を製作・接着して雪風を完成させます。
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